春風亭栄枝

春風亭 栄枝（しゅんぷうてい えいし ）は江戸噺家（落語）の名跡。当代は7代目。

7代目

7代目春風亭 栄枝（1938年9月16日-）は東京都豊島区出身の落語家。落語協会所属。本名は天津征（あまつ ただし）出囃子は吉原雀。趣味はロック、ポップミュージック。ジャズにも造詣が深い。

略歴

• 1957年3月 京華高等学校卒業。
• 1957年10月 8代目春風亭柳枝に入門。
• 1959年12月 師匠・柳枝の死去により、8代目林家正蔵（後の林家彦六）一門に移籍。林家枝二（えだじ）に改名。正蔵一門の3番弟子になる。立川談志（当時:柳家小ゑん）と交流があった。
• 1960年8月 二つ目昇進。
• 1973年3月 真打昇進。
• 1982年1月 師匠・彦六死去。
• 1982年2月 笑点の師匠彦六の追悼特集に、兄弟子橘家文蔵、弟弟子林家木久蔵、林家九蔵(現三遊亭好楽)出演。
• 1983年7月 7代目春風亭栄枝を襲名。

逸話

• 父親が学校の校長をしていたので、弟子入りに親を呼んで来いと言われた時に、師匠の前で父親が「落語家風情…」と言ってしまい、後で師匠に笑われたという。
• 彦六の怪談噺を怖がらない子供達を見て、寄席にハードロックのKISSを呼ぼうとした（未遂）。
• 若手の頃、花見の席でベイシティローラーズの『サタデーナイト』を延々とかけていたらしい。