ろくでなしBLUES

森田まさのりによる日本の漫画

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ろくでなしBLUES』(ろくでなしぶるーす)は森田まさのりによる少年漫画。またそれを原作にしたアニメ、実写映画。1988年から1997年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載された。コミック版は全42巻。文庫版は全25巻。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


概要

  • 東京都武蔵野市吉祥寺にある帝拳高校(建物のモデルは國學院大學久我山高等学校とされる)や井の頭公園周辺を主な舞台とした、ヤンキー達による学園ものである。
  • ギャグを所々に散りばめた短編と、他校の強敵とのバトルがメインの長編ストーリーの組み合わせによって構成されている。個性豊かなキャラクター達の織り成すストーリーは連載中から人気が高く、中でも吉祥寺の前田、渋谷の鬼塚、浅草の薬師寺、池袋の葛西の東京四天王編については、現在でもネット上では「誰が一番強いのか」と熱い議論が交わされている。
  • 不定期で番外編「ろくでなしぶるーちゅ」も連載されていた。登場キャラクターが全員2.5頭身のギャグ短編で、単行本も発刊されている。
  • 連載期間が1980年代後半から1990年代半ばにまたがっているため、作中に登場する高校生(特に女子高生)のファッションが、年を追うごとに劇的に変化している。特に後期になると、女子生徒のほとんどがミニスカートルーズソックスという風貌である。
  • 「何やってんだおまえ!」や、「そうぢゃねえ!」といった独特のセリフ表記も、キャラクターのポーズ・表情などが独特のリアクションであるのもこの作品の特徴の一つである。
  • 一部キャラの造形やサブタイトルのネーミング、ストーリーの演出等にTHE BLUE HEARTSの影響が見て取れる。
  • 1987年に掲載された読み切り短編『BACHI-ATARI ROCK』(短編集『BACHI-ATARI ROCK』に収録)が基になっている。

登場人物

登場人物はプロボクサー始めとする格闘家芸能人の名前を、高校は有名なボクシングジム名を由来にしている。

吉祥寺の高校生

帝拳高校

  • 前田太尊
    主人公。頭が悪く短気ですぐに怒るが、仲間を大切にし、信望も厚い帝拳高校の実質的な番長。初期はなんとなく癖毛のリーゼントに見えたが、だんだんとひさしが短くなっているのが分かる。涙もろく、下ネタに弱い一面もある。大阪府出身。実家は尚輪寺という。怒ると関西弁になる。プロボクサーを目指しており、ボクシングジムに通っている。目標はプロボクシング6階級制覇。千秋に好意を抱いている。東京四天王の一人。名前の由来はマイク・タイソン。得意技はアッパーカット、コークスクリューブローなどのボクシング技。その一方でバックドロップやローリングソバット、垂直落下式ブレーンバスターなどのプロレス技も得意としていたことから、前田日明もモデルの一つではないかと言われている。
  • 山下勝嗣
    太尊の中学時代からの親友。バイク屋の息子で、よく太尊にスクーターを貸しては壊されている。額が広く、それを指摘されると切れる。パンチパーマ。和美と付き合っており、後に結婚。名前の由来は山下泰裕三浦勝嗣
  • 沢村米示
    太尊の中学時代からの親友。成績はかなり優秀で、他高との抗争の時は、作戦を考えたり参謀的役割も果たす。鼻が大きく、それを指摘されると切れる。リーゼントヘアーにはこだわりを持っており、クシを常に携帯している。京都にさゆりという彼女がいる。名前の由来は沢村忠
  • 原田成吉
    高校生プロボクサー。網膜剥離で一度は引退するも、太尊と真冬に刺激されてプロとして復帰、後に日本チャンピオンとなる。太尊のライバル的存在。真冬に好意を抱いている。名前の由来はファイティング原田文成吉
  • 畑中優太郎
    帝拳高校ボクシング部主将。応援団との抗争の責任を取り、無期停学となっていた。太尊とはスパーリングで2度対戦。高校卒業後は辰東大ボクシング部に推薦入学、オリンピック出場を目指す。両親を事故で亡くし、妹なつみと二人で暮らしている。名前の由来は畑中清詞
  • 大橋英和
    ボクシング部所属。金髪。一年留年し、太尊と同期で卒業。涙もろいところがある。名前の由来は大橋秀行赤井英和
  • 武藤章圭
    応援団所属。数少ない角刈りキャラ。大橋とは犬猿の仲だったが、やがて親友となる。右目下に傷跡がある。大橋と同じく一年留年している。名前の由来は武藤敬司松井章圭
  • 輪島倍達
    元応援部部長。巨漢。長ランに腹巻、リーゼントにヒゲをはやした老け顔。度重なる留年で、高校在学中に成人を迎えてしまう。卒業式では在校生に向かい、将来は建築王となると答辞を行った。名前の由来は輪島功一大山倍達
  • 浜田
    ボクシング部部員。畑中が卒業した後は主将として活躍した。一流ホテルへの就職が決まっていたが、太尊と誠二を守るため沼田を殴ってしまい、卒業を目前にして退学となってしまう。その後はトラック運転手に。名前の由来は浜田剛史
  • 渡久地丈一郎
    通称ジョー。札幌享栄中学より転校してきた渡久地兄弟の兄。転入してきた当初は弟の誠二と共に策略を巡らせて前田から番長の座を奪おうと試みたが、太尊に倒された。名前の由来はピューマ渡久地辰吉丈一郎
  • 渡久地誠二
    丈一郎の弟。小柄で兄とはあまり似ておらず、喧嘩も余り強くない。よく人質にされる。ボクシング部に所属。名前の由来はピューマ渡久地と浅川誠二
  • 中田小兵二
    帝拳高校の番長(名目上)で、小兵二軍団の軍団長。作品一のへたれキャラだがどこか憎めない。ケンカの実力はない様に見えるが、渋谷楽翠学園の人間をたった一人で5人倒したこともあり、決して弱くはない。さらに運動神経もよくスポーツが全般的に得意であるが、派手なパフォーマンスを好み、そのセンスもいまいちなので周囲の人気は無い。親は金持ち。千秋に一方的に恋心を抱いており、太尊のライバルを自称しているが、実際は一度も本気で戦ったことはない。名前の由来は、元日本バンタム級王者で、後にキックボクシングにも挑戦した田中小兵太
  • 中島淳一
    写真部所属。長髪の鬱陶しい、典型的なオタク少年。淳二という弟がいる。修学旅行のときは酒を飲んではっちゃける姿を見せ、周囲の笑いをとっていた。容姿のモデルは宅八郎。名前の由来は、鬼塚勝也との二度に渡る死闘で有名な元日本ジュニア・バンタム級王者の中島俊一と思われる。
  • 中田三兵太
    小兵二の弟。野球部員。背が小さく童顔であるため、女生徒にモテている。実は太尊の幼少期と瓜二つである。
  • 小見山広成
    小兵二の連れで"小兵二軍団"の一人。名前の由来はジュニア・フライ級元世界ランカー小見山カツミと思われる。
  • 大友弘之
    小兵二の連れで"小兵二軍団の一人。名前の由来は元日本ライト級、元東洋太平洋ライト級チャンピオン大友巌と思われる。
  • 大場浩人
    通称ヒロト。太尊が3年の時に帝拳高校に入学。太尊を「殿」と仰ぎ尊敬する。赤毛。怯えると高い場所に上る。悪乗りしやすく加減を見失うところがあり、ときどき深刻な問題を引き起ここしている。
    名前の由来は大場政夫、外見上のモデルはTHE BLUE HEARTS(当時)の甲本ヒロト
  • 海老原昌利
    通称マーシー。中学時代不良グループの頭にタイマンを申し込むも、大勢で袋叩きにされた挙句、カッターナイフで額に傷を付けられる。その額の傷痕を隠すため常にバンダナを巻いている。前記の傷の出来事以来、人を信じず孤独な一匹狼的スタンスをとっていたが前田太尊と出会い、戦い、仲間になる。喧嘩はかなり強く、敵のNO.2と対戦することが多い。小兵二軍団の一員。名前の由来は海老原博幸、外見上のモデルはTHE BLUE HEARTSの真島昌利
  • 松村純之助
    ヒロトの相方。しかし、地味であまり目立たない。外見上のモデルはTHE BLUE HEARTSの河口純之助。名前の由来は元東洋太平洋フライ級チャンピオンの松村謙二と思われる。
  • 石松
    モヒカン頭の巨漢。喧嘩するときは怪力に物を言わせて相手を投げ飛ばす。マーシーの親友で一番の理解者。名前の由来はガッツ石松、外見上のモデルはTHE BLUE HEARTSの梶原徹也
  • 七瀬千秋
    太尊の同級生。太尊を一途に思っている。おとなしい性格。太尊と両思いだが、互いに奥手なため関係がなかなか進展しない。やさしい性格で色々な人から慕われている。
  • 今井和美
    太尊らの同級生で勝嗣の彼女。千秋の親友だが、活発で明るく千秋とは正反対の性格をしている。人の噂などを5000倍に誇張して広める(勝嗣談)ため、よく誤解を招く。
  • 真冬
    暴走族「ブラウン・シュガー」の元メンバー。三迫工業に通っている同学年に恋人がいたが交通事故で亡くす。以来自棄気味となって周囲に冷たく刺々しい態度をとり敬遠されていたが、原田成吉と出会い、次第に性格に変化が現れる。
  • 槙原ひなの
    生まれつき茶髪のショートカット。ヒロトが一方的に好意を抱いている。名前の由来は吉川ひなの

米倉商業高校

  • 島袋大
    米倉商業高等学校の番長。困っている人を見過ごせない人格者で、後輩の面倒見も良く人望は厚い。かつては柔道部のエースだったが、ある事件(後述)で留年してしまい、柔道を断念している。
    自動車を無免許運転していた前田ら3人の車が踏切内で立往生してしまい、電車が迫ってきた所に、同じく無免許運転の島袋がブレーキの壊れた車で後ろから追突して前田らの車を踏切内から押し出し、3人を救った事がきっかけで太尊らと知り合う。このときの行き違いから太尊とはしょっちゅう喧嘩する仲になったが、心の底から敵視しているわけではなく、いざという時は互いに助け合う親友でもある。
    名前の由来は島袋忠司
  • 八尋
    米倉商1年。ヒロト、マーシーと同学年。角海老中出身。一度は島袋から米商の番長の座を奪い取るものの、その後島袋の真の強さに感服し、舎弟として数々の戦いで活躍するようになる。名前の由来は八尋史朗
  • 佐藤霧子
    佐藤零の妹。中学時代に協栄高校の不良に絡まれている所を島袋に助けられたのをきっかけに米倉商業に入学、柔道部のマネージャーとなる(しかし島袋は、霧子を助けたために追試の時間に遅れ留年、柔道部を退部してしまう)。八尋とはクラスメート。

協栄高校

  • 赤城肇
    協栄高等学校の元番長。卒業後もOBとして、後輩達の様々な世話を焼いている。井の頭公園で評判のたこ焼き屋台を経営。無類の好き。元々はパンチパーマだったが、飲み比べで太尊に負けて以来スキンヘッドにしている。名前の由来は赤城武幸
  • 西沢
    協栄高等学校の生徒で、三迫中学校の卒業生。中学時代、タイマンを申し込んだ海老原を仲間と共に袋叩きにし、さらにはカッターで額に傷を付けた。海老原と八尋の一騎打ちを画策し漁夫の利を狙ったが、最終的には海老原に返り討ちにされた。海老原と八尋は、この時のタイマンをきっかけに結びつくことになる。

その他の高校生

渋谷楽翠学園

  • 鬼塚
    渋谷楽翠学園の番長。東京四天王の一人。暴力で学校を支配し、力で仲間に命令をしていた。味方であってもミスがあれば殴りつけ、敵と戦う仲間をまとめて2階から突き落としたりと無茶苦茶なことをしていた。大尊に敗れた後は仲間の信頼を得て、名実共に渋谷のリーダーに成長。ランチコートを愛用している。名前の由来は鬼塚勝也


  • 上山
    渋谷楽翠学園のNo2。輪島に匹敵する体格でボディ攻撃が通用しない。吉祥寺との抗争では渋谷で太尊、吉祥寺では米示、勝祠、ジョー、赤城、最後に輪島と戦った。抗争後は彼が頭になっている。極東との抗争にも鬼塚らと参戦。
  • 須原

浅草笹崎高校

  • 薬師寺
    浅草笹崎高校の番長。東京四天王の一人。空手を学んでおり足技が得意。仲間を大事にしており人望が厚い。かつては吉祥寺に住んでいたため千秋と仲が良く、中学時代に転校してからも密かに想いを寄せていた。千秋からはヤッくんと呼ばれている。太尊とは千秋をめぐる恋敵でもある。名前の由来は薬師寺保栄


  • 鶴田
  • 亀山

笹崎北高校

  • 六車


池袋正道館高校

  • 葛西
    池袋正道館高校の番長。東京四天王の一人。かつてのトラウマから、強さを示すことでしか仲間の信頼を得られないと考えており、強い人間を倒すことに執着している。東京四天王の一人に数えられるのが嫌で、自分が最強であることを示すために他の四天王に戦いを挑む。殴る蹴るといったオーソドックスな攻撃も得意であるが、ドロップキックやバックブリーカー、ラリアットなどのプロレス技も得意とする。太尊を含む四天王の三名に一度ずつ勝っているが、太尊にはその後リベンジを果たされている。名前の由来は葛西裕一
  • 坂本
  • 西島
    池袋正道館高校のNo2。蹴りで電話ボックスのガラスを割ってヒロトを捕らえた。井の頭公園では七井橋で海老原とタイマンをして追い込むが、後から来た八尋に不意打ちをくらい、二人に池に蹴り落とされた。葛西を信頼している。


  • リン
  • 牧山
  • 山中

極東高校

  • 辰吉保栄
    太尊の大阪時代のライバル。テコンドーの達人で、極東高校の番長。1度やられたら地獄の底から這い上がってでも20倍にして返すという執念の持ち主だが、義理を重んじる一面もある。名前の由来は辰吉丈一郎薬師寺保栄
  • 川島清志郎
    傷害事件で少年院に入っていた。退院後、極東高校に復学し、辰吉を倒して極東高校の番長になる。同級生を組織し、兄を殺した暴力団への復讐を企てていた。超人的な筋力を持ち、10円玉を片手で曲げることができる。名前の由来は川島郭志
  • 伍代
  • 梅津
  • 鷹橋
  • 畑山
  • 飯田
  • 吾郎
  • 九州男


横浜帝拳高校

  • 渡嘉敷
    横浜帝拳高校ボクシング部所属。元々は空手をしていたが、暴力事件を起こし、退学処分保留と引き換えにボクシング部入部を強制された。名前の由来は渡嘉敷勝男

横浜進光工業高校

  • 白井隆人
    通称サリー。横浜進光工業高校の番長。千秋を拉致し、綿密に練られた作戦で太尊を陥れようと画策。シバタジム所属のプロボクサー。名前の由来は白井義男と渡久地隆人(ピューマ渡久地の本名)      

教師

  • 近藤真彦
    帝拳高校ボクシング部顧問で、太尊達のクラス担任でもある。太った体にヒゲ面が特徴。通称マサさん。かつては日本屈指のアマレスラーで、オリンピック代表に三度選ばれるものの、様々な事情で結局一度も出場は叶わなかった。教師の鑑のような存在で、太尊をはじめとして様々な生徒に慕われている。後に美術教師の浅野陽子と職場結婚し、三つ子を儲ける。名前の由来は近藤真彦、モデルはマサ斎藤
  • 井岡
    帝拳高校の英語教師兼生活指導係。先の割れた竹刀を常に持ち歩いている。ハゲを隠すためにパンチパーマのカツラを被り、サングラスを常にかけているため、見た目はヤクザそのものである。女が苦手な3枚目キャラ。太尊ら問題児とよく殴り合いをしているが、男と男の勝負に教師と生徒の関係は無用とのことで、退学処分にはしない。初めは美術教師の浅野に惚れていたが、その浅野はマサさんとの結婚で退職。その後、浅野の後任として赴任してきた観月先生をめぐり、何度となく誠二と恋の鞘当てを行った。名前の由来は井岡弘樹
  • 竹原
    帝拳高校の体育教師。「高校生らしい頭髪ではない」との理由からヒロトや勝嗣等を強制的に丸刈りにしたりするなど横暴の限りを尽くしていたが、行き過ぎを咎められ学校から謹慎処分に。復帰後もあらゆる手を使い、太尊らを退学処分にしようと目論んだ。その後、実家の母が倒れたために休職。その事件が自分の教師としてのあり方を考え直すキッカケとなった。最終話ではヒロトの担任として登場。名前の由来は竹原慎二
  • 沼田
    進路指導教師。陰湿な性格で生徒に嫌われている。名前の由来は沼田義明
  • 藤竹
    保健教師。マサさんの学生時代のレスリングのライバル。原田成吉の保護者的存在。
  • 具志堅
    体育教師。幼児みたいな舌足らずな口調でしゃべる。いつも乱闘になる太尊たちのクラスの授業に頭を抱えているが、授業に罰ゲームなどを取り入れるなどして何気に太尊たちをうまくコントロールしている。モデルは具志堅用高
  • 浅野陽子
    美術担当の美人教師。数々の生徒・教師を魅了していたが、自分を本気で叱ってくれたマサさんに惚れ、やがて結婚、寿退職した。マサさんとの間に三つ子を設ける。名前の由来は浅野ゆう子
  • 観月真梨絵
    寿退職した浅野の後任として赴任してきた23歳の女性教師。童顔。学校のアイドル的存在。彼女をめぐり、井岡と誠二が激しく争った。名前の由来は観月ありさ

前田家

  • 前田富士雄
    太尊の8歳違いのホストとして生計を立てている。喧嘩はとても強いが、極度の近眼メガネコンタクトがないと何も見えず、的外れなものに襲い掛かったりする。腕相撲がとても強く24年間無敗らしい。外見はヤクザそのもの。名前の由来は尾崎富士雄
  • 前田用高
    太尊の1歳違いの。街中で六甲おろし口ずさむほどの阪神ファン。後頭部に特徴的なハゲがある。かつては常に父の後ろにくっ付いて歩く気弱な少年であったが、その後空手を始め、逞しく成長を遂げる。名前の由来は具志堅用高
  • 前田文尊
    太尊、富士雄、用高ので、尚輪寺住職。年齢に似合わない鋼の肉体の持ち主(握力90kg、パンチ力200キロ、指立て伏せ連続1000回で、親指だけだと60回)。太尊いわく『世界最強のおやじ』で、小さいころにお仕置きされたときは『ヘッドバッド3回のあとにパイルドライバーを食らってた』とのこと。最近では体力がやや衰えたようだが、藤竹いわく「150歳まで生きるだろう」。大の医者嫌い。かつての極東高校初代番長でもあり、辰吉たちの大先輩にあたる。
  • 前田茜
    太尊の従兄妹。ブレザー着ようとすっとジンマシン出んねん病に罹っている(本人談)ため、ブレザーの帝拳高校に転入しても長いスカートのスカーフ無しのセーラー服を着続けている。小兵二軍団の一員。

その他の登場人物

  • 佐藤零
    新日本木村大学柔道部員。島袋の柔道時代のライバル。通称レナード(さとうれい→シュガーレイ→レナード)。

映画化

アニメ

ろくでなしBLUES

ろくでなしBLUES 1993

実写

ろくでなしBLUES

ろくでなしBLUES'98