佐藤観樹

佐藤 観樹（さとう かんじゅ、1942年1月29日 - ）は、元衆議院議員。

父は佐藤観次郎、サトカンの愛称で呼ばれる。当選回数は11回、民主党内では横路派に属していた。早稲田大学政経学部卒。文藝春秋新社社員を経て1969年に初当選。1993年には日本社会党の副委員長に就任。同年に成立した細川内閣では自治大臣と国家公安委員長を兼務する。1996年には発足した社会民主党で幹事長という要職に就任するも同年、旧民主党に鞍替えする。党内においては民主党両院議員総会長や民主党愛知県連代表といった要職に就いた。

2004年には秘書給与詐取疑惑が持ち上がった。秘書給与計約1700万円をだまし取ったとされる。民主党を除籍になり議員も辞職。妻らと共に詐欺容疑で逮捕された。同年9月9日の名古屋地裁は実刑判決を言い渡した。

著書に『体験的地方分権－自治大臣の263日』(ISBN 4324044082) がある。

関連項目

外部リンク

• http://www.satokan.com/ 佐藤観樹事務所（2004年3月11日現在閉鎖中）

• http://web.archive.org/web/20030628062936/http://www.satokan.com/index.html 佐藤観樹事務所（2003年6月時点のページ）