関西ローカル
関西ローカル(かんさいろーかる)
- 近畿地方、関西地方特有のもの。
- 関西地方で放送されるローカル番組。正確には「関西ローカル番組」。以下で詳述する。
- 2ちゃんねる番組ch(西日本)板の人気スレッドの1つ。2006年7月現在で15000を超える数のスレッドが立っている。「関西ローカル番組スレッド」とも呼ばれ、さらに「関ロ」(かんろ)と略すこともある。名称の由来は、2.を実況するスレッドであることから。また、姉妹スレッドとしてアニメ番組のみを実況する「アニメ関西ローカル」がある。
関西ローカル番組スレ資料室
関西ローカル番組(かんさいろーかるばんぐみ)とは、在阪放送局が製作し近畿地方のみで放送されるローカル番組である。ただし、近畿地方以外でも放送される場合があり、そのような場合でも関西色、大阪色が強ければ広義の関西ローカル番組と呼ばれることが多い。
概要
在阪放送局は全国放送番組をいくつも抱えるなど、地方の放送局としては番組製作能力が高い。関西地方は古くから上方の演芸が盛んであり、現代においても吉本興業や松竹芸能があり、お笑い文化の地として自他共に認める存在である。このような背景から、在阪放送局では多くの番組を製作している。
主にコテコテとしたのが最大の特徴となっている。また最近では大阪の観光ガイド本など(JTBパブリッシングの「るるぶ情報版 大阪ベストセレクト(ISBN 4533062865)」や昭文社の「なるほど知図帳 大阪(ISBN 4398145273)」)にも関西ローカルのテレビ番組ガイドが紹介されている。
傾向
「お笑い」と「阪神タイガース」が大きな位置を占めている。
お笑い番組は日々放送されており、休日にはよく吉本新喜劇などが放送されている。またお笑い番組以外でもお笑い芸人が多数登場する。ここ数年は視聴率を重視した編成を組んでいることから、出演者の高齢化および企画のマンネリ化が進んでおり、若い視聴者層からは不満が出ているほか一部の関西出身タレントにもこうした編成のやり方に疑問を持つ人もいる。
野球では阪神タイガースが圧倒的人気をほこり、阪神を応援することは当然のこととみなされているし、阪神を引退した選手がコメンテーターとして登場することが多い。特に阪神戦の中継は、サンテレビを中心とする独立UHF局なら試合開始から試合終了まで行う。その他の民放ならキー局の巨人戦を入れ替えて阪神戦を放送するのはもちろん、例えビジターの場合でも、わざわざ大阪からアナウンサーや解説者を派遣して中継するほどの熱の入れようである。しかし極端なまでの偏向報道のために2004年に起こった近鉄とオリックスの合併問題などといった弊害も発生している。球界再編となった今でも在阪民放局がオリックス・バファローズを取り上げることは未だに少ない。その反面阪神(経営・球団)のバッシング報道がほとんど見受けられない。理由として阪神電鉄がバッシング報道に対して取材規制などを起こして、断固とした措置を執っているからである(最近では村上ファンドの[阪神電鉄]株問題では阪神電鉄側にも問題があったに関わらず一方的に村上ファンドを悪者扱いしていた)。
そのせいか、サッカーに関してはどちらかというと寄せ付けない傾向がある。関西で活躍するタレントやキャスター陣の中にサッカー嫌いの人間が多い。一部の民放では過去にサッカーW杯日本代表の生中継を阪神戦に差し替えて放送することがあり、サッカーは録画中継になることがある。このことに関しては視聴者からの不満が多く、時には激しい苦情が来ることもある。また関西にはJリーグのチームが4チームあるにもかかわらず、民放での放送はおろかNHKでの中継ですら滅多なことでは行われない(2005年のガンバ大阪優勝時には優勝決定試合の中継や特番が放送されている)。
本音が好まれる土地柄であり、本音を隠さない(ぶっちゃける)ような番組も多く製作される。全国放送と比べて放送対象地域が狭く非難を受けにくいことから、東京キー局では絶対放送できない過激な言論や暴露を目玉としている。この特徴を生かして、最近では芸能情報をメインとした番組も多くなっている。ただ度がひどい発言も頻発し、一部の視聴者から不評を買っている。
全国区のワイドショーが報道系に偏っていった近年は、関西ローカルの情報番組でも時事を取り扱う傾向が多くなっているが、あくまで在阪放送局は一介の地方局であり全国の話題に対する速報性が弱いことや、予算的な問題もあるため、全国区のようなVTRによるニュース検証の手法は(予め用意している特集企画や、18時台の関西ローカルニュースは別にしても)あまり用いられず、全ての情報をスタジオセットのモニターで表示して出演者がプレゼンし、それに対してパネラー達がトークするという手法を取り入れていることが多い(全国区のワイドショーもモニターを使ったプレゼン方式は見られるが、あくまで本題であるVTRの補足的な使われ方に過ぎないことが多い)。この手法が確立したのは「ちちんぷいぷい」で、裏番組の「ムーブ!」も追従している。
また、どちらかといえば、放送している局以外の他局のこと(特に視聴率に関する話題)も積極的に話題にすることが多く、局の垣根を越えた企画などがワイドショーなどで行われることが多い。また、イベントなどでNHKや各民放のアナウンサーが共演することもしばし見られる。
主な関西ローカル番組
この項目は最新・正確な番組情報を提供するものではありません。録画・録音・視聴・聴取などの際には放送局の公式Webサイトなどで確認してください。免責事項もあわせてご覧ください。※このテンプレートは過去の議論により既に廃止されており、現在は使用すべきではありません。詳細はWikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト 放送番組#番組警告テンプレートの廃止提案をご覧ください。 |
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ピンどん
○の番組は、一部系列局や関東の独立U局などでも放送される。
●の番組は、BSを通じての全国放送もある。
※の番組は、各府県別で番組内容が異なるので注意が必要。