利用者:薔薇騎士団/sandbox2

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には、黒介幘の上から通天冠を被り、その上に平冕を重ねる冕冠、俗にいう「平天冠」があった[1]。皇帝の平天冠は、12旒で玉は白色、長さは肩と同じくらいであった。冠の側面には、玉でできた耳栓「玉瑱」が垂下した。

天監7年(508年)、武帝(蕭衍)は『周礼』にあった六冕の最上位の「大裘冕(だいきゅうべん)」を再興した[1]。裘は羊の毛皮のことであるが、再興された大裘冕の礼服は上衣が黒の絹布、下衣の裳は紅色で、いずれも文様や刺繍がなく、冕冠は旒のないものであった。

  1. ^ a b   魏徵「卷11」(中国語)『隋書』。ウィキソースより閲覧。