アエルバ(学名:Aerva)はヒユ科に含まれる植物の一つ。

アエルバ
シルバーキャット(Aerva javanica
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
: ナデシコ目 Caryophyllales
: ヒユ科 Amaranthaceae
亜科 : アマランサス亜科 Amaranthoideae
: アエルバ属 Aerva
学名
Aerva
  • 本文参照

特徴

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樹高100㎝程度まで育つ低木。葉の付け根に付く花は白色で、アジアの南部 - 南西部に自生している。この花穂は、猫のしっぽと揶揄され、花期は10 - 12月である。日本では切り花で流通し、苗では流通することは少ない。花言葉には、「長続き」「持続」がある。これは、本種の花持ちの良さに由来している[1]。褪色しにくい性質を持つのでドライフラワーとしても利用される[2]

栽培方法

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本種は切り花で流通することが多く、根の付いた状態で流通する事は少ない[3]

名称について

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花の拡大

属名である Aerva は「アラビアの」を指すが、語源は不明である[4]

下位分類

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アエルバ属は6種が認められる。参考元はこちら

  • アエルバ・ジャヴァニカ

 (Aerva javanica

アエルバ属で最も著名な種。一般的にシルバーキャットと呼ばれるのは本種種小名は「ジャワ原産の」という意味がある。シルバーキャットの他にカポックブッシュとも呼ばれる[4]

  • アエルバ・ラナータ

 (Aerva lanata

種小名は「羊毛の様な」という意味。英名からポルパラとも呼ばれる[4]

  • アエルバ・ウィーティー

 (Aerva wightii

  • アエルバ・ヴィローサ

 (Aerva villosa

  • アエルバ・マダガスシカ

 (Aerva madagassica

  • アエルバ・ラディカンス

 (Aerva radicans

脚注

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  1. ^ 華のいわや (2023年3月20日). “「シルバーキャット」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説”. 華のいわや. 2025年1月29日閲覧。
  2. ^ 『銀色の植物 シルバーキャット 』”. 花のおはなし. 2025年1月29日閲覧。
  3. ^ asunaro-flower (2019年11月9日). “シルバーキャットの魅力!押し花とドライフラワーにもオススメな花!”. はなめも。~花屋のメモ帳~. 2025年1月29日閲覧。
  4. ^ a b c Aervaシルバーキャットsilver cat(アエルバ)”. kissdoroppu.web.fc2.com. 2025年1月29日閲覧。