アロウズ・FA1
アロウズ・FA1は、アロウズが1978年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラカー。デザイナーはトニー・サウスゲート。
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| カテゴリー | F1 | ||||||||
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| コンストラクター |
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| デザイナー |
トニー・サウスゲート, デイヴ・ウォス | ||||||||
| 後継 | アロウズ・A1 | ||||||||
| 主要諸元 | |||||||||
| シャシー | アルミニウム製モノコック | ||||||||
| エンジン | フォード-コスワース DFV 3.0リッター, 470馬力, V8, NA, | ||||||||
| トランスミッション | ヒューランド製 FGA 400, 前進5速 + 後進1速 MT | ||||||||
| 重量 | 593kg | ||||||||
| 燃料 | ペトロフィナ, バルボリン | ||||||||
| タイヤ | グッドイヤー | ||||||||
| 主要成績 | |||||||||
| チーム | アロウズ・レーシングチーム | ||||||||
| ドライバー |
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| 初戦 |
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開発と経緯
編集1977年末、シャドウの主要メンバーであったアラン・リース、ジャッキー・オリバーらが新チーム「アロウズ」を結成した。ディヴ・ウォス、トニー・サウスゲートがシャドウ・DN9の図面を元にFA1を製作し、リカルド・パトレーゼがドライブを担当した。
パトレーゼはアメリカ西GP、モナコGPで6位、スウェーデンGPでは2位に入賞する。ロルフ・シュトメレンは第3戦の南アフリカGPから参戦するが、ポイントは獲得できず、イギリスGPでは予選落ち、ドイツGPでは失格という結果であった。
FA1はDN9に酷似していたため、シャドウはアロウズを提訴、これが認められたためFA1の使用が禁じられた。アロウズは第12戦オーストリアGPからA1を投入した。
F1における全成績
編集| 年 | チーム | エンジン | タイヤ | No | ドライバー | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | ポイント | 順位 |
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| 1978年 | アロウズ・FA1 | フォード コスワース DFV V8 |
G | ARG |
BRA |
RSA |
USW |
MON |
BEL |
ESP |
SWE |
FRA |
GBR |
GER |
AUT |
NED |
ITA |
USA |
CAN |
11[1] | 9位 | ||
| 35 | リカルド・パトレーゼ | 10 | Ret | 6 | 6 | Ret | Ret | 2 | 8 | Ret | 9 | ||||||||||||
| 36 | ロルフ・シュトメレン | 9 | 9 | Ret | Ret | 14 | 14 | 15 | DNQ | DSQ |