イオンモール苫小牧
イオンモール苫小牧(イオンモールとまこまい)は、北海道苫小牧市柳町に所在するイオン北海道運営の郊外型・モール型ショッピングセンターである。
| イオンモール苫小牧 ÆON MALL TOMAKOMAI | |
|---|---|
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| 地図 | |
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| 店舗概要 | |
| 所在地 |
〒053-0053 北海道苫小牧市柳町3丁目1-20 |
| 座標 | 北緯42度39分23秒 東経141度38分31秒 / 北緯42.65639度 東経141.64194度座標: 北緯42度39分23秒 東経141度38分31秒 / 北緯42.65639度 東経141.64194度 |
| 開業日 | 2005年(平成17年)4月28日 |
| 施設所有者 | 三菱UFJ信託銀行[1] |
| 施設管理者 | イオン北海道[2] |
| 設計者 | 戸田建設[3] |
| 敷地面積 | 139,751 m²[2] |
| 延床面積 | 71,308 m²[2] |
| 商業施設面積 | 48,194 m²[4] |
| 中核店舗 | イオン苫小牧店 |
| 店舗数 | ÆONと約120の専門店 |
| 営業時間 |
08:00 - 23:00(食品売場) 09:00 - 22:00(直営その他)09:00 - 21:00(専門店街・フードコート) 11:00-22:00(レストラン街) ※一部売場・専門店では異なる。 |
| 駐車台数 | 3,600台 |
| 駐輪台数 | 400台 |
| 最寄駅 | 苫小牧駅、沼ノ端駅 |
| 最寄バス停 | イオンモール苫小牧 |
| 最寄IC |
苫小牧中央IC 沼ノ端西IC |
| 外部リンク | イオンモール苫小牧 |
| ディノスシネマズ苫小牧 Dinos Cinemas Tomakomai | |
|---|---|
| 情報 | |
| 旧名称 | ディノスシネマ7苫小牧[5] |
| 開館 | 2005年4月23日 |
| 開館公演 | 『コンスタンティン』(フランシス・ローレンス監督)他 |
| 収容人員 | (7スクリーン合計)1,049人 |
| 設備 | Dolby Digital・DLP |
| 用途 | 映画上映 |
| 運営 | 佐々木総合管理株式会社 |
| 所在地 |
〒053-0053 北海道苫小牧市柳町3丁目1-20 |
| 最寄駅 | 下記参照 |
| 外部リンク | ディノスシネマズ苫小牧 |
概要
編集イオングループの商業施設では北海道内最大の店舗面積になっており[6][7]、総合スーパー「イオン苫小牧店」を核店舗、メガスポーツ(旧スポーツオーソリティ)や複合アミューズメント施設を準核店舗として対極に配置しており、専門店が間を繋いでいる[8]。沿道にはロードサイド店舗が立地しており、イオンの出店は苫小牧市東部への商業施設進出や沼ノ端地区の人口増加に拍車をかけた[9][10]。一方、苫小牧駅前の大型店や中心市街地には大きな影響を及ぼした[11][12][13][14][15]。
沿革
編集- 2004年(平成16年):着工[16]。
- 2005年(平成17年):「イオン苫小牧ショッピングセンター」としてオープン[17][18]。
- 2008年(平成20年):ジャスコ苫小牧店でレジ袋有料化開始[19]。日本国内6店舗目となる「エコストア」導入[20][21][22]。
- 2011年(平成23年):イオンへの店舗名変更に伴い、ジャスコ苫小牧店が「イオン苫小牧店」と改称[23]。ショッピングセンターの名称変更に伴い、「イオンモール苫小牧」と改称[24]。
- 2015年(平成27年):充電ステーション(充電スタンド)設置[25]。
- 2016年(平成28年):地域共通ポイント機能を活用した「とまチョップWAON」発行[26]。
フロアとテナント
編集フロア概要
編集核店舗のイオン苫小牧店、シネマコンプレックスのディノスシネマズ苫小牧と約120の専門店で構成される。
| 階 | フロア概要 |
|---|---|
| R階 | 屋上駐車場 |
| 2階 | 直営売場・専門店街・フードコート・シネコン |
| 1階 | 直営売場・専門店街・レストラン街・郵便局 |
サブ核店舗
編集ディノスシネマズ苫小牧
編集ディノスシネマズ苫小牧(ディノスシネマズとまこまい・Dinos Cinemas Tomakomai)は、イオンモール苫小牧2階に所在する、佐々木興業株式会社が運営するシネマコンプレックス(映画館)。
イオングランドオープン前の2005年4月23日に開業。開館当初は先述のスガイディノス苫小牧と同じスガイ・エンタテインメント(旧「須貝興行」)が運営していたが、その後運営会社がゲオディノス→SDエンターテイメントと商号変更され[32]、北海道胆振東部地震発生後の2018年12月にスガイディノスへと移管された[30][33]。
このシネコン開業を機に、同市中心部にあった苫小牧日劇とセントラル映劇の2サイト・4スクリーンが閉館し[33]、同市内の映画館はディノスシネマとシネマ・トーラス(ミニシアター)の2サイト・8スクリーンとなった。開館当初のディノスシネマは恵庭市にあった恵庭・東宝シネマ8との兼ね合いから東宝配給の映画が遅れて上映されることが多かったが、シネマ8閉館後の2015年6月以降は東宝配給作品のロードショー上映が可能となり、来館者も大幅に増えた[34]。
2020年4月から5月まで、新型コロナウイルス感染症流行に伴う緊急事態宣言により臨時休業を余儀なくされた[35]。再開後は『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』[36]『シン・エヴァンゲリオン劇場版』[37]等といったアニメ映画の大ヒットもあったが、先述のスガイディノスの民事再生に伴い、佐々木興業とGENDA GiGO Entertainmentが出資しているディノスシネマへと運営譲渡された[注 2]。ディノスシネマは2025年8月に親会社である佐々木総合管理(佐々木興業のグループ会社)へ吸収合併され、現在に至っている。
| SCREEN No. | 座席数 | 車椅子席 | 音響 |
|---|---|---|---|
| 1 | 144 | 2 | Dolby 7.1 |
| 2 | 144 | 2 | Dolby 5.1 |
| 3 | 101 | 2 | |
| 4 | 101 | 2 | |
| 5 | 95 | 1 | |
| 6 | 141 | 2 | Dolby 7.1 |
| 7 | 302 | 3 |
主なテナント
編集1階
編集- イオンモール苫小牧内郵便局 - 2018年3月20日開局[39]。
- 一休そば
- 大戸屋
- 小樽なると屋
- カプリチョーザ
- カルディコーヒーファーム
- QBハウス
- 餃子の王将
- 久世福商店
- クリーンライン カクサダ
- グローバルワーク
- サイゼリヤ
- サーティワンアイスクリーム
- スターバックス(カフェ)2009年から2017年まで、9年連続クリスマスブレンド(コーヒー豆)の売り上げ日本一を記録[40]
- ゼッテリア(旧ロッテリア、2025年11月10日改装オープン[41][42])
- Zoff
- とんかつ和幸
- ペテモ
- ビアードパパ
- ミスタードーナツ(フジタコーポレーション運営[43])
- ムラサキスポーツ
- メガスポーツ(旧スポーツオーソリティ)(スポーツ用品)
- もりもと
- モンベル
- ライトオン
- LAKOLE
- 柳月
- 六花亭
2階
編集- アスビー
- ヴィレッジヴァンガード
- ABC-MART SPORTS
- ケンタッキーフライドチキン
- サンキューマート
- Standard Products
- THREEPPY
- ダイソー
- 築地銀だこ
- ドトールコーヒー
- はなまるうどん
- ハニーズ
- マクドナルド
- 未来屋書店
- メガネのプリンス
- モーリーファンタジー
出店テナント全店の一覧・詳細情報は公式サイト「ショップガイド」「フロアガイド」を、営業時間およびATMを設置する金融機関の詳細は公式サイト「施設・サービスのご案内」を参照。
過去に入居していたテナント
編集アクセス
編集国道36号(明野南通)沿いに位置している。
- バス
北海道旅客鉄道(JR北海道)苫小牧駅から無料送迎バスを運行している[注 3][48]。
-
無料送迎バス(2011年10月)
- 自動車
- 鉄道
脚注
編集注釈
編集- ^ 跡地にはツルハドラッグ苫小牧住吉店が2006年11月にオープンしたが、苫小牧清水店への移転により2024年5月8日付で撤退している[29]。
- ^ 佐々木興業は「シネマサンシャイン」を冠したシネコンを本州・四国・九州地方に出店しているが、北海道及び東北地方には一つも出店した実績がなく、事実上の北海道初進出となった[30]。
- ^ 道南バスに運行を委託。
出典
編集- ^ “平成24年度 大規模小売店舗立地法 法第6条第2項(変更)届出の概要” (PDF). 経済産業省. 2017年7月5日閲覧。
- ^ a b c 『国内資産の取得及び貸借に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)イオンリート投資法人・イオン・リートマネジメント、2016年8月24日。2017年7月5日閲覧。
- ^ 『北海道福祉のまちづくりコンテストで優秀賞を受賞』(プレスリリース)戸田建設、2005年11月11日。2017年7月5日閲覧。
- ^ “2020年度末都道府県・市町村別SC一覧” (PDF). 日本ショッピングセンター協会. 2022年5月6日閲覧。
- ^ イオン開店間近(3) 2005.
- ^ “都道府県別・政令指定都市別・市町村別SC” (PDF). 日本ショッピングセンター協会. 2017年7月5日閲覧。
- ^ “三笠と苫小牧にイオン!”. 北海道ファンマガジン (2005年4月23日). 2017年7月5日閲覧。
- ^ “イオンモール苫小牧”. イオンリート投資法人. 2017年7月5日閲覧。
- ^ イオン開店間近(1) 2005.
- ^ イオン開店間近(4) 2005.
- ^ イオン開店間近(2) 2005.
- ^ “苫小牧市内の映画館2つ閉館へ”. 苫小牧民報 (苫小牧民報社). (2005年4月7日) 2015年4月23日閲覧。
- ^ “消えた百貨店 丸井今井苫小牧撤退”. 苫小牧民報 (苫小牧民報社). (2005年10月) 2014年11月7日閲覧。
{{cite news}}: CS1メンテナンス: 曖昧な日付のフォーマット (カテゴリ) - ^ “ダイエー苫小牧店が28年の歴史に幕”. 苫小牧民報 (苫小牧民報社). (2005年11月30日) 2014年11月7日閲覧。
- ^ “イトーヨーカドー苫小牧店閉店 最後の営業に列”. 苫小牧民報 (苫小牧民報社). (2010年1月11日) 2014年11月7日閲覧。
- ^ “イオン苫小牧ショッピングセンター着工”. 苫小牧民報 (苫小牧民報社). (2004年8月18日) 2015年4月23日閲覧。
- ^ “<流通流動>イオン苫小牧SC あすプレ開業*「巨艦」迎え客争奪戦*まるで一大商店街*スーパー、映画館、専門店街も充実”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2005年4月22日). 2017年7月5日閲覧。
- ^ “<流通流動>イオン苫小牧SCオープン*プレ開業 5日間に17万人*既存店 週末の販売2割減も/周辺店 集客相乗効果見えず”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2005年4月29日). 2017年7月5日閲覧。
- ^ “シリーズ環境創世 脱温暖化 -低炭素社会を目指して-(5)”. 苫小牧民報 (苫小牧民報社). (2008年6月6日) 2015年4月23日閲覧。
- ^ “アフリカ報道関係者がイオン苫小牧の設備を視察”. 室蘭民報 (室蘭民報社). (2008年7月8日) 2015年4月23日閲覧。
- ^ “苫小牧店・エコストア化の取組み” (PDF). イオン (2008年10月31日). 2015年4月23日閲覧。
- ^ “グループ環境最高責任者メッセージ” (PDF). イオン (2014年). 2015年4月23日閲覧。
- ^ 『「新生イオン」が誕生! 北海道の「ジャスコ」と「ポスフール」が『イオン』に生まれ変わります』(PDF)(プレスリリース)イオン北海道、2011年2月18日。2017年7月5日閲覧。
- ^ 『11月21日(月)モール型SC名を「イオンモール」に名称統一します』(PDF)(プレスリリース)イオン北海道、2011年10月27日。2017年7月5日閲覧。
- ^ 『イオン10店舗でEV充電ステーション20基設置』(PDF)(プレスリリース)イオン北海道、2015年7月30日。2017年7月5日閲覧。
- ^ 『苫小牧市の加盟店で「貯まる」「使える」とまチョップポイント 地域共通ポイントが付いた「とまチョップWAON」誕生! 8月2日(火)イオンモール苫小牧にて誕生記念イベント開催』(PDF)(プレスリリース)イオン北海道、2016年7月22日。2017年7月5日閲覧。
- ^ “GiGOイオンモール苫小牧”. tempo.gendagigo.jp. 2024年12月30日閲覧。
- ^ “GiGO BOWLイオンモール苫小牧”. tempo.gendagigo.jp. 2024年12月30日閲覧。
- ^ “【苫小牧市】住吉町のツルハの閉店日がわかりました。現在閉店セール開催中です。移転先のオープン情報も♪”. 号外NET. 本氣メディア株式会社 (2024年4月13日). 2024年6月1日閲覧。
- ^ a b c 『株式会社スガイディノスとの事業譲渡契約締結のお知らせ』(プレスリリース)株式会社GENDA、2022年7月25日。2024年6月1日閲覧。
- ^ GiGOイオンモール苫小牧 [@GiGO_Tomakomai] (23 September 2023). “本日9月23日(土)店名が…「GiGO イオンモール苫小牧」にリニューアルしました”. X(旧Twitter)より2024年6月1日閲覧.
- ^ SD ENTERTAINMENT COMPANY PROFILE 2015 (PDF) (SDエンターテイメント・2015年4月1日)2024年6月1日閲覧。
- ^ a b c “ディノスシネマズ苫小牧”. 港町キネマ通り (2024年4月). 2024年6月1日閲覧。
- ^ “ディノスシネマズ苫小牧 来館者大幅増 8月は2倍”. 苫小牧民報 (苫小牧民報社). (2015年8月) 2024年6月1日閲覧。
- ^ “【苫小牧市】緊急事態宣言の延長に伴い、さまざまな施設で休業の延長が決定されています。”. 号外NET. 本氣メディア株式会社 (2020年5月6日). 2024年6月1日閲覧。
- ^ “ディノスシネマズ苫小牧 人気漫画「鬼滅の刃」 異例の1日19回上映”. 苫小牧民報 (苫小牧民報社). (2020年10月19日) 2024年6月1日閲覧。
- ^ “「シン・エヴァ」大盛況 公開初日、ファン万感―ディノスシネマズ苫小牧”. 苫小牧民報 (苫小牧民報社). (2021年3月9日) 2024年6月1日閲覧。
- ^ “ディノスシネマズ苫小牧 施設案内”. シネマサンシャイン公式. 2024年6月1日閲覧。
- ^ “開局:イオンモール苫小牧内郵便局(北海道) - 日本郵便”. www.post.japanpost.jp. 2024年7月28日閲覧。
- ^ “10年連続売り上げ全国一目指す コーヒー豆「クリスマスブレンド」-スタバ・イオン苫小牧店”. 苫小牧民報 (2018年12月14日). 2018年12月23日閲覧。
- ^ “イオンモール苫小牧 | 特集・セール | Shop Information -新店・改装・閉店店舗のご案内-”. tomakomai.aeonmallhokkaido.com. 2025年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年11月4日閲覧。
- ^ 「イオンモール苫小牧店|店舗情報|ゼッテリア」『ゼッテリア|ZETTERIA』。オリジナルの2025年11月3日時点におけるアーカイブ。2025年11月4日閲覧。
- ^ “ミスタードーナツ”. 株式会社フジタコーポレーション. 2025年9月5日閲覧。
- ^ “国内74店舗目・北海道内4店舗目 タワーレコード苫小牧店 2005年4月28日(木)オープン決定!!”. 2025年9月5日閲覧。
- ^ “タワーレコード苫小牧店より閉店のお知らせ - TOWER RECORDS ONLINE”. tower.jp. 2025年7月16日閲覧。
- ^ “WEGO イオンモール苫小牧店オープンのご案内”. WEGO ONLINE STORE. 2025年9月5日閲覧。
- ^ “イオンモール苫小牧 | 特集・セール | Shop Information -新店・改装・閉店店舗のご案内-”. tomakomai.aeonmallhokkaido.com. 2025年9月5日閲覧。
- ^ “イオンモール苫小牧 | アクセス”. tomakomai.aeonmallhokkaido.com. 2025年4月5日閲覧。
参考文献
編集- “イオン開店間近 苫小牧最大のショッピングセンター(1)”. 苫小牧民報 (苫小牧民報社). (2005年4月4日). オリジナルの2016年7月4日時点におけるアーカイブ。 2017年7月5日閲覧。
- “イオン開店間近 苫小牧最大のショッピングセンター(2)”. 苫小牧民報 (苫小牧民報社). (2005年4月5日). オリジナルの2016年6月2日時点におけるアーカイブ。 2017年7月5日閲覧。
- “イオン開店間近 苫小牧最大のショッピングセンター(3)”. 苫小牧民報 (苫小牧民報社). (2005年4月6日). オリジナルの2016年7月4日時点におけるアーカイブ。 2017年7月5日閲覧。
- “イオン開店間近 苫小牧最大のショッピングセンター(4)”. 苫小牧民報 (苫小牧民報社). (2005年4月7日). オリジナルの2016年7月4日時点におけるアーカイブ。 2017年7月5日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- イオンモール苫小牧
- イオン苫小牧店
- ディノスシネマズ苫小牧 - シネマサンシャイン公式
- ディノスシネマズ苫小牧 (@DCtomakomai) - X
- ディノスシネマズ苫小牧 (@dinos_cinemas_tomakomai) - Instagram
- GiGO イオンモール苫小牧
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- GiGO BOWL イオンモール苫小牧
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