ウーブン・シティ
トヨタ自動車が静岡県裾野市に建設している実験都市
ウーブン・シティ(英語: Woven City)は、静岡県裾野市にあるトヨタ自動車による実験都市。
ウーブンシティ | |
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情報 | |
開発用地 | トヨタ自動車東日本 東富士工場跡地 |
住所 |
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現状 | 完成 |
建設期間 | 2021年2月23日 |
開業 | 2025年9月25日 |
用途 | 実験都市 |
関係者 | |
建築家 | ビャルケ・インゲルス |
所有者 | トヨタ自動車 |
事業主体 | ウーブン・バイ・トヨタ |
技術的詳細 | |
開発面積 | 294,000m2 |
人口 | 2,000人 |
ウェブサイト | |
公式サイト |
概要
編集2020年末をもって閉鎖されたトヨタ自動車東日本(旧・関東自動車工業)東富士工場の跡地に建設されている実験都市である。敷地面積は29万4000平方メートルで、2021年2月23日着工し、2025年9月25日に第1期エリア(4万7000平方メートル)が開業した[1]。
自動運転車やロボット、住宅など、モノや人がインターネットでつながり、集めたデータを活用して最適なサービスを提供する「ヒト中心の街」「実証実験の街」「未完成の街」「Woven City」をめざす[2][3]。
最初は子育て世帯から高齢者まで、トヨタ社員を中心に360人程度が入居し、将来的には2,000人規模になる予定。事業の主体になるのはウーブン・バイ・トヨタ、都市設計はデンマーク出身の建築家ビャルケ・インゲルスが手掛ける[4]。
名称
編集woven(weaveの過去分詞)は「織り込まれた、計画を練られた」の意。トヨタグループの祖業が織機の製造(豊田自動織機)であることにちなんでいる[5]。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “トヨタの実証都市「ウーブン・シティ」始動…豊田章男会長「未来のためのテストコース」”. 読売新聞 (2025年9月25日). 2025年9月26日閲覧。
- ^ “トヨタの未来都市「ウーブン」が着工、入居は4年以内に”. 朝日新聞デジタル. (2021年2月23日). オリジナルの2021年2月24日時点におけるアーカイブ。 2021年2月24日閲覧。
- ^ “トヨタ、「Woven City」地鎮祭を実施”. トヨタ. (2021年2月23日). オリジナルの2021年2月24日時点におけるアーカイブ。 2021年2月23日閲覧。
- ^ “トヨタの未来都市、2月23日着工「ウーブン・シティ」10の疑問”. 日経クロステック. (2021年2月21日). オリジナルの2021年2月24日時点におけるアーカイブ。 2021年2月21日閲覧。
- ^ “<1分で解説>トヨタ未来都市「ウーブン・シティ」開業 住民は?”. 毎日新聞. 2025年9月26日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- ウーブン・シティ (WovenCity.GL) - Facebook
- Woven City - YouTubeチャンネル
座標: 北緯35度13分13.3秒 東経138度54分43.9秒 / 北緯35.220361度 東経138.912194度