エア・ドロミティ
エア・ドロミティ (Air Dolomiti) はイタリアのヴェローナに本拠を置く、ルフトハンザグループの地域航空会社である。多くのルフトハンザの地域子会社は、ルフトハンザの名称と機体色で運航されているが、エア・ドロミティは独自性を維持している。
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設立 | 1989年 | |||
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ハブ空港 |
ミュンヘン国際空港 フランクフルト空港 ウィーン国際空港 | |||
マイレージサービス | Miles & More | |||
会員ラウンジ | Senator Lounge | |||
航空連合 | スターアライアンス (ルフトハンザドイツ航空の協賛会社として) | |||
保有機材数 | 17機 | |||
就航地 | 22都市 | |||
本拠地 | イタリア共和国ヴェネト州ヴェローナ | |||
外部リンク | http://www.airdolomiti.it/ |


歴史
編集- 1989年12月30日、欧州航空業界の自由化の動きを受け、Leali Steel Group によって設立された。
- 1999年1月、ルフトハンザドイツ航空が、26%の株式を取得。
- 1991年1月、トリエステ-ジェノヴァ間で運航を開始した。
- 1992年、ヴェローナ-ミュンヘン線で、国際線運航を開始した。
- 2003年4月、ルフトハンザグループの地域航空会社となる。
- 2014年7月からは、全日本空輸がフランクフルト=ヴェローナ線など6路線でコードシェアを開始した[1]。
- 2018年9月、ルフトハンザ シティラインから、中古のエンブラエル190/195型機12機を導入すると発表。
就航路線
編集国 | 都市 | 空港 | 備考 |
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ドイツ | フランクフルト | フランクフルト空港 | ハブ空港 |
ミュンヘン | ミュンヘン空港 | ハブ空港 | |
ベルリン | ベルリン空港 | ||
デュッセルドルフ | デュッセルドルフ空港 | ||
イタリア | ヴェローナ | ヴェローナ=ヴィッラフランカ空港 | 焦点空港 |
フィレンツェ | フィレンツェ空港 | 焦点空港 | |
ボローニャ | ボローニャ・ボルゴ・パニゴーレ空港 | ||
ミラノ | ミラノ・マルペンサ空港 | ||
ミラノ・リナーテ空港 | |||
ヴェネツィア | ヴェネツィア・テッセラ空港 | ||
トリノ | トリノ空港 | ||
トリエステ | トリエステ=ロンキ・デイ・レジョナーリ空港 | ||
オルビア | オルビア・コスタ・スメラルダ空港 | ||
アンコーナ | マルケ空港 | ||
ピサ | ピサ空港 | ||
パレルモ | ファルコーネ・ボルセリーノ国際空港 | ||
ジェノヴァ | ジェノヴァ=セストリ空港 | ||
フォルリ | フォルリ空港 | ||
クーネオ | クーネオ国際空港 | ||
バーリ | バーリ空港 | ||
カリャリ | カリャリ・エルマス空港 | ||
カターニア | カターニア=フォンターナロッサ空港 | ||
フランス | ビアリッツ | ビアリッツ=アングレット=バイヨンヌ空港 | 季節運航 |
ボルドー | ボルドー・メリニャック空港 | ||
フィガリ | フィガリ=シュド・コルス空港 | ||
ミュールーズ | ユーロエアポート・バーゼル=ミュールーズ空港 | ||
オーストリア | グラーツ | グラーツ空港 | |
リンツ | リンツ空港 | ||
クロアチア | リエカ | リエカ空港 | 季節運航 |
チェコ | プラハ | ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港 | 2025年10月26日より運航開始予定 |
デンマーク | ビルン | ビルン空港 | |
スイス | チューリッヒ | チューリッヒ空港 | |
イギリス | ロンドン | ロンドン・シティ空港 | |
バーミンガム | バーミンガム空港 | 2025年10月27日より運航開始予定 | |
オランダ | アムステルダム | アムステルダム・スキポール空港 | 2025年10月26日より運航開始予定 |
ルクセンブルク | ルクセンブルク=フィンデル空港 | 2025年10月27日より運航開始予定 | |
スロベニア | リュブリャナ | リュブリャナ空港 | 2025年10月27日より運航開始予定 |
機内サービス
編集機内誌はSpazio Italia MagazineとLufthansa Magazin(機内プログラム欄はない)である。
ビジネスクラスでは時間帯に合わせた食事または軽食、ワイン、ドリンクが提供される。エコノミークラスではペットボトルのミネラルウォーターとクッキーが提供されるほか、60分以上のフライトではサンドイッチやエスプレッソコーヒー、ティラミスなどの有料食事メニューを注文できる。[2]
ビジネスクラスとエコノミークラスのシート自体は同一のため、需要により座席数を変更できる。
保有機材
編集運航機材
編集エア・ドロミティの機材は以下の通りである。
機材 | 保有数 | 発注数 | 座席数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
エンブラエル190 | 9 | 0 | 108 | |
エンブラエル195 | 17 | 0 | 120 | うち1機はスターアライアンス特別塗装機
1機駐機中 |
計 | 17 | 0 |
退役済機材
編集-
ATR72-500
-
BAe 146
外部リンク
編集- Air Dolomiti(イタリア語/英語/ドイツ語版)
- Air Dolomiti official (@airdolomitispa) - Instagram
脚注
編集- ^ “エア ドロミティとのコードシェア開始について”. 2014年8月31日閲覧。
- ^ “Air Dolomiti inflight service”. 2022年12月13日閲覧。
- ^ “Air Dolomiti Fleet: guide to Embraer 195 aircrafts” (英語). www.airdolomiti.eu. 2019年10月5日閲覧。