サミュエル・イルガ
サミュエル・イルガ(Samuel Yirga)は、ピーター・ガブリエルのリアル・ワールド・レコードに所属するエチオピアのミュージシャン[1]、作曲家。
サミュエル・イルガ Samuel Yirga | |
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生誕 |
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出身地 |
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ジャンル | さまざまなスタイルが融合したエチオピア音楽 |
職業 | ミュージシャン、作曲家、シンガーソングライター |
担当楽器 | ピアノ |
レーベル | リアル・ワールド・レコード |
概要
編集サミュエル・イルガは16歳でアディスアベバのヤレド音楽学校に入学した[2]。しかし、実験的な傾向と、クラシック音楽のカリキュラムに固執せず、エチオピアの伝統音楽および現代音楽を演奏することに固執したため、後に退学となった[2][3]。彼の音楽は、伝統的なアズマリ音楽、エチオピア・ジャズ、ダブ、レゲエ、ジャズ、ラテン音楽、そしてクラシック音楽を融合させている[2][3]。
デビュー・アルバムのタイトル『グーゾ』(Guzo)は「旅」を意味する[3]。フィーチャリング・ボーカリストには、キューバ・クレオール合唱団、イラク系イギリス人歌手メル・ガラ、ナイジェリア系イギリス人歌手ニコレットらが名を連ねている。Dubulah(ニック・ペイジ)がアルバムのプロデュースを担当した。楽器奏者には、エチオピア、ヨーロッパ、カリブ海地域の出身者たちが参加している。
サミュエル・イルガはダブ・コロッサス(Dub Colossus)と、エチオピアのファンク・バンド、ヌビアン・アーク(Nubian Arc)のメンバーも務めている[2]。
ディスコグラフィ
編集ソロ・アルバム
編集- The Habesha Sessions (2011年)
- 『グーゾ』 - Guzo (2012年、Real World)[4]
EP
編集- Hagere (2011年)
参加アルバム
編集- The Rough Guide to the Music of Ethiopia (2012年、World Music Network)
脚注
編集出典
編集- ^ “Samuel Yirga: Guzo – review”. The Guardian (2012年7月5日). 2015年6月2日閲覧。
- ^ a b c d “Samuel Yirga”. Real World Records. 2015年11月9日閲覧。
- ^ a b c Eyre, Banning (2012年11月21日). “Samuel Yirga: A Prodigy Reviving Ethiopian Jazz”. All Things Considered. NPR. 2015年11月9日閲覧。
- ^ “Guzo, by Samuel Yirga” (英語). Real World Records. 2022年7月11日閲覧。