シルヴァプラーナ湖
シルヴァプラーナ湖(シルヴァプラーナこ、ドイツ語: Silvaplanersee、ロマンシュ語: Lej da Silvaplauna)は、スイス連邦グラウビュンデン州エンガディン地方にある湖。湖の名前はシルヴァプラーナ村に由来する。チャンプフェール湖とつながっている。付近には、州内最大のシルス湖がある。
| シルヴァプラーナ湖 Silvaplanersee Lej da Silvaplauna | |
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シルヴァプラーナの南西の岸から見た湖 | |
| 位置 |
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| 座標 | 北緯46度26分56秒 東経9度47分33秒 / 北緯46.44889度 東経9.79250度座標: 北緯46度26分56秒 東経9度47分33秒 / 北緯46.44889度 東経9.79250度 |
| 主な流入 | イン川 |
| 主な流出 | チャンプフェール湖 |
| 集水域面積 | 129 km² |
| 国 |
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| 延長 | 3.1 km |
| 最大幅 | 1.4 km |
| 面積 | 2.7 km2 |
| 平均水深 | 48 m |
| 最大水深 | 77 m |
| 水量 | 0.14 km3 |
| 滞留時間 | 250日 |
| 水面標高 | 1790.54 m |
| 主な沿岸自治体 | シルス・シルヴァプラーナ |

湖の北岸にキャンプ場がある。湖はスポーツに多用され、特に夏季のカイトサーフィンやウィンドサーフィン(ボードセーリング)の利用が多い[1]。冬季は湖面が一度凍結すると、クロスカントリースキーやハイキング、雪上でのカイトサーフィンが行われ、エンガディンスキーマラソンが毎年開催されている。稀に黒氷(black ice)が現れると、アイススケートを楽しむ人もいる。
フリードリヒ・ニーチェは『この人を見よ』(Ecce Homo)において、1881年8月にシルヴァプラーナ湖畔を散策中、永劫回帰の概念を初めて思い付いたと語っている。
脚注
編集- ^ るるぶ"エンガディンの小さな村々へ | Switzerland with wonderful nature"(2013年11月7日閲覧。)
外部リンク
編集ウィキメディア・コモンズには、シルヴァプラーナ湖に関するカテゴリがあります。
- オーバーエンガディンの谷の湖 in Romansh, German, French and Italian in the online Historical Dictionary of Switzerland.
- シルヴァプラーナ湖の水位