ジーイエット

日本の東京都杉並区に本社を置く企業

ジーイエット株式会社: GYET CO.,LTD.)は、ジーンズを中心に販売するカジュアル衣料品の販売店「マックハウス」などを運営する日本の企業[1]。G Future Fund1号投資事業有限責任組合の連結子会社。

ジーイエット株式会社
GYET CO.,LTD.
本社が入居する新高円寺ツインビル
本社が入居する新高円寺ツインビル
種類 株式会社
市場情報 [1]
本社所在地 日本の旗 日本
166-0011
東京都杉並区梅里1丁目7番7号
新高円寺ツインビル
設立 1990年6月1日[2]
業種 小売業
法人番号 4011301006656 ウィキデータを編集
事業内容 衣料品ならびに雑貨商品の販売、投資事業
代表者
  • 代表取締役会長 児玉和宏
  • 代表取締役社長 石野孝司
資本金 1億円(2025年2月末日現在)
発行済株式総数 15,597,638株[3]
売上高 154億900万円
(2024年2月期)[3]
営業利益 △9億1000万円
(2024年2月期)[3]
経常利益 △8億5400万円
(2024年2月期)[3]
純利益 △11億5100万円
(2024年2月期)[3]
純資産 27億700万円
(2024年2月29日現在)[3]
総資産 83億7050万円
(2024年2月29日現在)[3]
従業員数 265名(2025年8月末日現在)
支店舗数 229店舗(2025年8月末日現在)
決算期 2月末日[3]
会計監査人 太陽有限責任監査法人[3]
主要株主 G Future Fund1号投資事業有限責任組合 60.78%
(2024年11月19日現在)
外部リンク biz-mac-house.jp ウィキデータを編集
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概要

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マックハウスのロゴ
 
マックハウススーパーストア湘南藤沢店

店舗屋号はレオとの合併もあって、「マックハウス」「マックハウスプラザ」以外に「アウトレットJ」などの7つから構成、店舗数も合併による効果もあってロードサイド店舗を中心として500店舗を越える。またセディナ(旧・オーエムシーカード)と提携し、「マックハウスカード」も発行している。

取り扱いブランドは「navy」(ネイビー)、「Dickies」(ディッキーズ)、「Norton」(ノートン)など。またプライベートブランドとして「リアルスタンダード」などがあり、低価格の商品も多数取り扱う。

2024年10月11日、トラストアップによる株式公開買付け(TOB)を受け入れることを発表。トラストアップによるTOBは、同社が結成したG Future Fund1号投資事業有限責任組合が実施し、親会社(当時)のチヨダはTOBに賛同した[4][5]。同年11月12日に株式公開買付けが成立、マックハウスは同年11月19日にG Future Fund1号投資事業有限責任組合の子会社となり、同日付でチヨダと資本関係がなくなった[6]。なお、東京証券取引所スタンダード市場上場は維持される。

2025年9月17日付で既存のアパレル事業に限定したイメージを一新し、企業の進化と多角的事業展開を的確に反映することを目的に、商号を「株式会社マックハウス」から「ジーイエット株式会社」に変更[7]

沿革

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  • 1990年平成2年)6月1日 - チヨダの100%出資子会社「株式会社マックハウス: MAC HOUSE CO.,LTD.)」として設立[2]
  • 1996年(平成8年) - 47都道府県全てに出店。
  • 1999年(平成11年)2月10日 - 株式を店頭公開[1]ジャスダック)。
  • 2000年(平成12年)10月 - チヨダと共同でレオへ株式公開買付けを行い、レオの筆頭株主となる[2]
  • 2001年(平成13年) - 米国ラッセル・ブランズの日本法人とスポーツカジュアルブランド「DISCUS」の国内販売独占契約を締結。
  • 2003年(平成15年) - ロゴを『MAC-HOUSE』から『Mac-House』に変更。
  • 2005年(平成17年) - レオを吸収合併。
  • 2024年令和6年)
    • 11月12日 - トラストアップが結成したG Future Fund1号投資事業有限責任組合による株式公開買付けが成立。
    • 11月19日 - G Future Fund1号投資事業有限責任組合の子会社となる。
  • 2025年(令和7年)9月17日 - 商号を「ジーイエット株式会社」に変更[7]

脚注

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  1. ^ a b c “福岡-大阪2部上場へ 寿屋”. 野田経済 1999年4月号 (野田経済研究所) (1999年4月).pp51
  2. ^ a b c 流通会社年鑑 2003年版, 日本経済新聞社, (2002-12-20), pp. 913 
  3. ^ a b c d e f g h i 2024年2月期有価証券報告書(EDINET)マックハウス
  4. ^ G-Future-Fund1号投資事業有限責任組合による当社株式に対する公開買付けに関する意見表明のお知らせ」『』(PDF)、マックハウス、2024年10月11日。2025年2月2日閲覧。
  5. ^ マックハウス<7603>、投資会社トラストアップによるTOBを受け入れ|親会社のチヨダ<8185>が全株式を応募へ」『M&A Online』2024年10月11日。2025年2月2日閲覧。
  6. ^ 当社株式に対する公開買付けの結果並びに親会社、主要株主及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ」『』(PDF)、マックハウス、2024年11月13日。2025年2月2日閲覧。
  7. ^ a b “商号変更及び定款一部変更に関するお知らせ.pdf” (PDF) (Press release). マックハウス. 2025年8月7日閲覧.

外部リンク

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