フェノールスルホンフタレイン

フェノールスルホンフタレイン英語: phenolsulfonphthalein, PSP)とは色素の一種で、水溶液が中性では黄色、アルカリ性では赤色に変化することから、pH指示薬として用いられる化合物。別名としてフェノールレッド (phenol red) とも呼ばれる赤色の固体。 人体に於いて分解されず、そのほぼ全てが尿に混ざり排出されることから腎機能検査に用いられる。

フェノールスルホンフタレイン
Phenol red
Phenol red
Phenol red
Phenol red
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEBI
ChEMBL
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.005.100 ウィキデータを編集
UNII
性質
C19H14O5S
モル質量 354.38 g·mol−1
外観 赤色結晶
薬理学
V04CH03 (WHO)
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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フェノールレッド
pHによる色の変化
6.6以下 8.0以上

参考文献

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  • Merck Index 14th ed., 7247.

関連項目

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