レイモンド・ムラタラ
レイモンド・ムラタラ(Raymond Muratalla、1997年1月15日 - )は、アメリカ合衆国のプロボクサー。カリフォルニア州ウェストコビーナ出身。現IBF世界ライト級王者。
| 基本情報 | |
|---|---|
| 通称 | Danger(脅威) |
| 階級 | ライト級 |
| 身長 | 173cm |
| リーチ | 183cm |
| 国籍 |
|
| 誕生日 | 1997年1月15日(28歳) |
| 出身地 | カリフォルニア州ウェストコビーナ |
| スタイル | オーソドックス |
| プロボクシング戦績 | |
| 総試合数 | 23 |
| 勝ち | 23 |
| KO勝ち | 17 |
| 敗け | 0 |
来歴
編集プロ時代
編集2016年9月16日、ティフアナのプラザ・デ・トロス・カリエンテでプロデビュー戦を行い、初回2分51秒TKO勝ち。
2023年5月20日、ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナでジェレミア・ナカティラとNABF北米・WBOグローバルライト級王座決定戦を行い、2回2分48秒TKO勝ちを収め両王座を獲得した[1]。
2024年7月13日、ネバダ州ラスベガスのパームス内パール・シアターで元IBF世界スーパーフェザー級王者のテヴィン・ファーマーとNABF北米ライト級タイトルマッチ及びNABO北米同級王座決定戦を行い、10回3-0(97-92、96-93、95-94)の判定勝ちを収めNABF王座2度目の防衛に成功、NABO王座を獲得した[2][3]。
2025年5月10日、カリフォルニア州サンディエゴのペチャンガ・アリーナでエマヌエル・ナバレッテ対チャーリー・スアレスの前座でIBF世界ライト級王者ワシル・ロマチェンコの不活動に伴いIBF世界同級2位のザウル・アブドゥラエフとIBF世界同級暫定王座決定戦を行い、12回3-0(119-109×2、118-110)判定勝ちを収め王座獲得に成功した[4]。
2025年6月9日、IBFはIBF世界ライト級王者ワシル・ロマチェンコの現役引退による王座返上に伴い暫定王者のムラタラを同日付で暫定王座から正規王座に昇格させた[5]。
2025年10月23日、IBF世界ライト級王者のムラタラと同級1位のアンディ・クルスとの間で行われる指名戦の入札が行われ、ムラタラとプロモート契約を結ぶボブ・アラムのトップランクが提示した55万ドル(約8390万円)を抑え、クルスとプロモート契約を結ぶマッチ・ルーム・ボクシングのエディ・ハーンが88万8888ドル(約1億3560万円)で落札を許した。
戦績
編集- プロボクシング:23戦 23勝 (17KO) 無敗
| 戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2016年9月16日 | ☆ | 1R 2:51 | TKO | ヘスス・サンドバル | アメリカ合衆国 | プロデビュー戦 |
| 2 | 2016年11月18日 | ☆ | 1R 2:04 | TKO | ホルヘ・ルイス・ロペス | メキシコ | |
| 3 | 2017年5月11日 | ☆ | 3R 2:55 | KO | ハビエル・メラス | メキシコ | |
| 4 | 2018年5月17日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | ベンジャミン・ダ・クーニャ | ポルトガル | |
| 5 | 2018年8月10日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | ギヨーム・ロレンゾ | フランス | |
| 6 | 2019年1月18日 | ☆ | 2R 1:37 | KO | ニコラス・アティリオ・ベラスケス | アルゼンチン | |
| 7 | 2019年4月20日 | ☆ | 3R 2:58 | KO | ホセ・セン・トレス | メキシコ | |
| 8 | 2019年6月28日 | ☆ | 1R 終了 | TKO | アグスティン・マウラス | アメリカ合衆国 | |
| 9 | 2019年11月2日 | ☆ | 5R 0:51 | KO | アルヌルフォ・ベセラ | アメリカ合衆国 | |
| 10 | 2020年8月29日 | ☆ | 7R 2:24 | TKO | セサル・アラン・バレンスエラ・サタライ | メキシコ | |
| 11 | 2020年11月14日 | ☆ | 3R 2:40 | TKO | ルイス・ポロソ | エクアドル | |
| 12 | 2021年5月22日 | ☆ | 5R 1:40 | TKO | ホセ・ガレゴス | アメリカ合衆国 | |
| 13 | 2021年11月20日 | ☆ | 5R 2:20 | TKO | エリアス・ダミアン・アラウホ | アルゼンチン | |
| 14 | 2022年4月30日 | ☆ | 3R 2:27 | KO | ジェレミー・ヒル | アメリカ合衆国 | |
| 15 | 2022年7月15日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | ハイル・バルティエラ | メキシコ | |
| 16 | 2022年11月12日 | ☆ | 6R 2:23 | TKO | ミゲル・コントレラス | アメリカ合衆国 | |
| 17 | 2023年3月25日 | ☆ | 9R 2:40 | KO | ウンベルト・ガリンド | アメリカ合衆国 | |
| 18 | 2023年5月20日 | ☆ | 2R 2:48 | TKO | ジェレミア・ナカティラ | ナミビア | NABF北米・WBOグローバルライト級王座決定戦 |
| 19 | 2023年11月4日 | ☆ | 8R 1:45 | TKO | ディエゴ・トーレス・ヌニェス | メキシコ | NABF防衛1・WBOグローバル防衛1 |
| 20 | 2024年3月29日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | ゾリサニ・ヌドンゲニ | 南アフリカ共和国 | |
| 21 | 2024年7月13日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | テヴィン・ファーマー | アメリカ合衆国 | NABO北米ライト級王座決定戦 NABF防衛2 |
| 22 | 2024年11月2日 | ☆ | 2R 1:45 | TKO | ヘスス・アントニオ・ペレス・カンポス | メキシコ | |
| 23 | 2025年5月10日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | ザウル・アブドゥラエフ | ロシア | IBF世界ライト級暫定王座決定戦→正規王座に認定 |
| 24 | 2026年1月24日 | アンディ・クルス | アメリカ合衆国 | IBF世界ライト級タイトルマッチ 試合前 | |||
| テンプレート | |||||||
獲得タイトル
編集脚注
編集- ^ “Raymond Muratalla Staggers, Stops Jeremia Nakathila In 2nd Round On Haney-Loma Card”. Boxing Scene.com (2023年5月21日). 2023年5月22日閲覧。
- ^ “ライト級上位ムラタリャ、元王者ファーマー押し切る WBO王者ベリンチク挑戦を希望”. Boxing News(ボクシングニュース) (2024年7月14日). 2024年7月14日閲覧。
- ^ “Raymond Muratalla defeats Tevin Farmer over 10 rounds”. Boxing NEWS Online (2024年7月14日). 2024年7月15日閲覧。
- ^ “Raymond Muratalla waits for Vasiliy Lomachenko after claiming interim belt”. Boxing Scene.com (2025年5月10日). 2025年5月11日閲覧。
- ^ “IBF officially upgrades Raymond Muratalla to lightweight champion”. badlefthook.com (2025年6月9日). 2025年6月10日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- レイモンド・ムラタラ (@ray_muratalla1) - Instagram
- レイモンド・ムラタラの戦績 - BoxRec
| 暫定王座決定戦 対戦者 ザウル・アブドゥラエフ |
IBF世界ライト級暫定王者 2025年5月10日 - 2025年6月9日 |
次暫定王者 正規認定により消滅 |
| 空位 前タイトル保持者 ワシル・ロマチェンコ |
IBF世界ライト級王者 2025年6月9日 - 現在 |
次王者 N/A |