三遊亭百生 (3代目)
三代目 三遊亭 百生(さんゆうてい ひゃくしょう、1969年5月8日 - )は、五代目圓楽一門会所属の落語家。本名、伊藤 宏紀[1]。独身。
三代目 三遊亭 百生 | |
![]() 三ツ組橘は、五代目圓楽一門の定紋である。 | |
本名 | 伊藤宏紀 |
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生年月日 | 1969年5月8日(56歳) |
出身地 | ![]() |
師匠 | 林家たい平 三遊亭好楽 |
名跡 | 1. 林家なみ平 (2009年) 2. 三遊亭たい (2009年 - 2013年) 3. 三遊亭 (2013年 - 2025年) 4. 三代目三遊亭百生 (2025年 - ) |
出囃子 | 勧進帳 |
活動期間 | 2009年 - |
所属 | 五代目圓楽一門会 |
公式サイト | 三遊亭鯛好 |
来歴
編集『テリーとたい平のってけラジオ』(ニッポン放送)を愛聴していた。落語家になりたくて、すでに40歳になっていたが放送局で出待ちをして林家たい平に弟子入りを志願した。なんとか入門を許され「林家なみ平」となったものの、落語協会の入門には年齢制限があることを受け、たい平から五代目円楽一門会に所属する三遊亭好楽を紹介された[2]。
2009年12月、40歳で三遊亭好楽に入門。好楽とたい平のふたりの名前を合わせ「三遊亭たい好」を名乗った。2013年2月、二ツ目に昇進し「三遊亭鯛好」に改名した[3]。
2025年10月より真打に昇進するとともに、「三代目三遊亭百生」を襲名した。同名跡の復活は二代目以来約61年ぶりとなる[4][5]。56歳での真打昇進は、昭和以降では立川らく朝(2015年に61歳で昇進)、柳家海舟(2015年に57歳で昇進)の次に高年齢での昇進である。『笑点』の真打披露口上で師匠好楽と共演し、「俺を抜いたら破門だからな」と言われた。
芸歴
編集出囃子
編集- ダーク(三遊亭鯛好)
- 勧進帳(三代目三遊亭百生)
人物
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b c “三遊亭 鯛好”. 両国寄席公式ウェブサイト. 2024年2月11日閲覧。
- ^ 三遊亭 鯛好 (22 January 2024). 神田連雀亭オンライン寄席2024年一月昼席( 2024年1月15日) (動画配信). 産経らくご.
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: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ) - ^ “人物履歴:三遊亭鯛好”. 文化デジタルライブラリー. 2024年2月11日閲覧。
- ^ 錦笑亭満堂『ウチの師匠がつまらない』PARCO出版、2024年、193頁。ISBN 978-4865064438。
- ^ “三遊亭鯛好”. X (formerly Twitter). 2025年2月2日閲覧。
- ^ 「神田松之丞 問わず語りの松之丞」2018年7月29日放送分にて。
- ^ 三遊亭鯛好(@taiko69radio) (2024年7月10日). “今年も民放連 ラジオ番組部門 九州・沖縄地区の審査員に選ばれ福岡に行って来ました。”. X. 2024年7月25日閲覧。
外部リンク
編集- 鯛好 改メ 三代目 三遊亭百生 (@taiko69radio) - X
- 三遊亭鯛好 - 五代目圓楽一門会