伊藤長正

日本の経済学者 (1918-)

伊藤 長正(いとう ちょうせい、1918年4月29日 - 没年不詳[1])は、日本の経済学者。

経歴

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東京出身。1942年東京帝国大学経済学部商業学科卒。短期現役海軍主計科士官(9期)を志願し、同年9月に海軍経理学校に入校[2]。1943年1月、海軍主計中尉に任官し経理学校を卒業[2]。1944年5月、主計大尉に進み終戦を迎えた[2]

その後、横浜国立大学助教授、上智大学経済学部教授を歴任。1975年「日本的経営の特質に関する研究」で上智大学経済学博士。90年定年、名誉教授[3]

著書

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翻訳

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  • ミーンズ『企業の価格決定力と公共性』北川勝己,高野清美共訳 ダイヤモンド社 1962
  • サミュエル・A.カルバート,ジョン・J.マクドナー『ビジネスマンの見えない戦争 組織で自分を活かすタクティクス』大坪檀共監訳 PHP研究所 1981
  • セオドア・W.シュルツ『「人間資本」の経済学』大坪檀共訳 日本経済新聞社 1985
  • ダニエル・ポープ『説得のビジネス 現代広告の誕生』大坪檀共監訳 電通 1986

論文

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脚注

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  1. ^ 名誉教授一覧:故人とあるが没年は不詳
  2. ^ a b c 『海軍主計科士官物語〈短現総覧〉』53、531頁。
  3. ^ 伊藤長正教授略歴・著述目録 (伊藤長正教授還暦記念号)上智経済論集 1978-03

参考文献

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  • 『海軍主計科士官物語〈短現総覧〉』浴恩出版会、1968年。