半田孝淳
日本の僧 (1917-2015)
半田 孝淳（はんだ こうじゅん、1917年9月21日 - 2015年12月14日[1][2][3]）は、日本の天台宗の僧侶。第256世天台座主、全日本仏教会会長などを歴任。
来歴
編集長野県小県郡別所村[4]（現 上田市別所温泉）の常楽寺（北向観音本坊）に住職半田孝海の長男として生まれる。旧制上田中学（長野県上田高等学校）を経て、1941年大正大学文学部宗教学科卒業[4][5]。翌年から応召し、陸軍中尉で終戦を迎えた。1947年別所村議会議員を経て[4]、1949年常楽寺副住職に就任[4]。同年から47年間にわたり保護司を務めた[4]。1961年、常楽寺住職に就任[4]。1971年から1988年まで調停委員を務めた。2004年、曼殊院門跡門主[5]。2007年、第256世天台座主に就任[4]。2012年、全日本仏教会会長に就任[4]。
2015年12月14日、遷化[4]。
表彰
編集家族
編集著作リスト
編集共著
編集脚注
編集- ^ “天台座主の半田孝淳さん死去 「天台宗きっての国際派」”. 朝日新聞 (2015年12月14日). 2015年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年8月29日閲覧。
- ^ “半田孝淳氏が死去 天台宗の第256世座主”. 日本経済新聞 (2015年12月14日). 2025年8月29日閲覧。
- ^ “半田孝淳天台座主が死去”. 中外日報 (2015年12月14日). 2015年12月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年8月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l “上田市公葬（故 半田孝淳氏）”. 上田市ホームページ (2020年4月14日). 2025年8月29日閲覧。
- ^ a b “天台宗第二百五十六世天台半田孝淳天台座主”. 別所温泉観光協会公式ホームページ. 2025年8月29日閲覧。
- ^ “清水谷孝尚氏（聖観音宗総本山金龍山浅草寺第27世貫首）”. 中外日報 (2014年10月31日). 2015年1月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年8月29日閲覧。
参考文献
編集- 『SBCラジオ 人生の達人たち』（信越放送、2003年）
- 『新版 古寺巡礼京都〈10〉曼殊院』（赤瀬川原平との共著、淡交社、2007年）
外部リンク
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