塩見綾乃

日本の中距離走選手

塩見 綾乃(しおみ・あやの、1999年11月26日[1] - )は、日本陸上競技選手。専門は中距離走岩谷産業所属。

塩見 綾乃
Ayano SHIOMI
2022日本学生陸上個人選手権大会
800m決勝
(4月17日 レモンガススタジアム平塚)
選手情報
フルネーム しおみ あやの
ラテン文字 Ayano SHIOMI
国籍 日本の旗 日本
競技 陸上競技
種目 中距離走
大学 立命館大学
生年月日 (1999-11-26) 1999年11月26日(25歳)
出身地 日本の旗 日本
京都府京都市
身長 161.6cm
体重 45kg
200m 25秒16
400m 53秒93
800m 2分01秒01
1000m 2分39秒27
1500m 4分26秒72
2000m 6分36秒54
3000m 9分37秒92
獲得メダル
日本の旗 日本
陸上競技
アジア室内選手権
2023 アスタナ 800m
アジアジュニア陸上競技選手権大会
2018 岐阜 4×400m
2018 岐阜 800m
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人物

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京都府京都市出身。京都市立桂中学校京都文教高等学校立命館大学経済学部→岩谷産業

中学校時代は、2014年の第22回全国中学校駅伝大会女子の部にて優勝を飾り[2]、自身も最優秀選手に輝く。2015年の第33回皇后盃全国都道府県対抗女子駅伝競走大会では京都チームのメンバーとして第3区を走ったこともある[3]。また、2014年の全日本中学校陸上競技選手権では800m3位入賞を果たした。

京都文教高等学校進学後は800mを中心に中距離ランナーへの方向を見出す。2017年の高校3年の時の全国高等学校総合体育大会(山形県総合運動公園陸上競技場/山形県天童市)では女子800mで2分2秒57の高校新記録を樹立した[4]

2018年に立命館大学に入学し、体育会女子陸上競技部に所属。同年6月の第18回アジアジュニア陸上競技選手権大会では日本代表選手として女子800mに出場して銀メダルを獲得し、4×400mリレーでは金メダルを獲得した[5]。9月の第87回日本学生陸上競技対校選手権大会(インターカレッヂ)では女子800mにおいて2分5秒88のタイムで優勝[6]。また2018年アジア競技大会では日本代表選手に選出されて800m、4×400mリレーに出場し、共に5位入賞を果たした[7]

2019年4月、第23回アジア陸上競技選手権大会女子800mに日本代表選手として出場し、2分7秒70で6位に入賞[8]。5月11日、2019年IAAF世界リレー大会横浜国際総合競技場)では男女混合2×2×400mリレーに男子のクレイ・アーロン・竜波相洋高等学校)とのペアで出場し、銅メダルを獲得した[9][10]。2022年4月、岩谷産業陸上部に入部する。

2022年、第106回日本陸上競技選手権大会女子800mで優勝した[11]

2023年、アジア室内陸上競技選手権大会で銀メダルを獲得[12]。同年のアジア陸上競技選手権大会、およびアジア競技大会ではそれぞれ5位に入賞した。

2024年7月20日開催のホクレン・ディスタンスチャレンジ2024 第5戦 千歳大会において、塩見綾乃は女子800mで自己ベストとなる2分01秒93をマークし、日本歴代5位に入る好記録を記録した。この記録は、高校3年時のインターハイ(2017年)で出した2分02秒57の記録を7年ぶりに更新したものである[13]

2025年8月13日、スイスフリブールで世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・チャレンジャーのフリブール国際が行われ、女子800mで2分01秒01の日本歴代4位をマークして、総合4位に入った[14]

脚注

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  1. ^ ジャカルタ2018 アジア競技大会 日本代表内定選手 (PDF) 日本陸上競技連盟
  2. ^ 第22回全国中学校駅伝大会 (PDF) 日本陸上競技連盟
  3. ^ 2014年全日本中学校陸上競技選手権大会では800m3位入賞 明日の全国女子駅伝 桂中の2名が出場決定! 京都市立桂中学校 2015-1-10
  4. ^ 陸上女子800mで塩見が高校新 全国高校総体第5日 デイリースポーツ 2017-8-1
  5. ^ 第18回アジアジュニア陸上競技選手権大会 日本選手結果 (PDF) 日本陸上競技連盟
  6. ^ 第87回日本学生陸上競技対校選手権大会 (PDF) 日本学生陸上競技連合
  7. ^ アジア競技大会(ジャカルタ) 日本選手結果 (PDF) 日本陸上競技連盟
  8. ^ アジア陸上競技選手権大会(ジャカルタ) 日本選手結果 (PDF) 日本陸上競技連盟
  9. ^ IAAF WORLD RELAYS 2X2X400 METRES RELAY MIXED International Association of Athletics Federations
  10. ^ 非五輪種目も実施 塩見「初めてで怖さや不安もあったが…」/陸上 サンケイスポーツ 2019-05-11
  11. ^ リードを守り切った塩見綾乃が優勝!【女子800m】:第106回 日本陸上競技選手権大会”. 日本陸上競技連盟公式サイト. 2025年9月16日閲覧。
  12. ^ 【アジア室内陸上】日本代表選手紹介 女子編:意気込みコメントや3日間のリザルトも随時更新!”. 日本陸上競技連盟公式サイト. 2025年9月16日閲覧。
  13. ^ 月陸編集部 (2024年7月20日). “塩見綾乃800mで日本歴代5位の2分01秒93 高3以来7年ぶりの自己ベスト/ホクレンDC千歳”. 月陸Online. 月刊陸上競技. 2025年9月16日閲覧。
  14. ^ 800m塩見綾乃が日本歴代4位の2分01秒01! 女子やり投・村上碧海が優勝 森凪也は1500m自己新/WAコンチネンタルツアー”. 月陸Online. 月刊陸上競技 (2025年8月14日). 2025年9月16日閲覧。

外部リンク

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