大井宿
中山道の46番目の宿場
大井宿(おおいじゅく)は、中山道の46番目の宿場。美濃国恵那郡大井村(現・岐阜県恵那市)に存在した。

江戸方から、横町・本町・竪町・茶屋町・橋場と5町があった[1]。それぞれの町は6ヶ所の枡形によって区切られていた。
住民の多くは農商も兼ねていた。大井宿までは信州からの牛荷物も多く往来し賑やかであったという。
概略
編集満足和歌集にある岡田善政の大井宿
編集江戸幕府の旗本で笠松陣屋で美濃国の幕府領を管理していた美濃郡代の岡田善政が満足和歌集に大井宿のことを書き記している。
くみてしる 都の宿の あはれさは こゝも大ゐの 里のいさら井
最寄り駅
編集史跡・みどころ
編集- 上宿石仏群
- 高札場
- 本陣跡(岐阜県指定史跡[5])
- 中山道ひし屋資料館(大井村庄屋古山家)
- 宿役人の家(林家)
- 白木番所跡
- 中山道広重美術館
- 西行硯水公園
- 中山道明治天皇大井行在所(旅籠伊藤家)
- 大湫宿までの史跡・みどころ
指定文化財・天然記念物
編集岐阜県指定文化財
編集- (史跡) 大井宿本陣跡 門は当時のもの
参考文献
編集- 児玉幸多『中山道を歩く』中公文庫、1988年 ISBN 4122015561
隣の宿
編集外部リンク
編集関連項目
編集出典
編集座標: 北緯35度27分20.1秒 東経137度24分53.8秒 / 北緯35.455583度 東経137.414944度