大島眞一
日本の裁判官、検察官
大島 眞一(おおしま しんいち、1958年9月11日 - )は、日本の弁護士であり、元裁判官。神戸大学大学院法学研究科教授、奈良地方裁判所所長等を経て、大阪高等裁判所部総括判事。
人物・経歴
編集兵庫県尼崎市出身。神戸大学法学部在学中の1983年に旧司法試験合格[1][2]。1984年に大学を卒業し、司法修習生となる。1986年裁判官任官[3]。大阪地方裁判所判事補、函館地方裁判所判事補[4]、最高裁判所事務総局家庭局付、郵政省電気通信局業務課課長補佐(検事)[4][3]、京都地方裁判所判事、神戸地方裁判所尼崎支部判事、大阪地方裁判所判事、大阪高等裁判所判事[4]、神戸大学大学院法学研究科教授[3]、大阪地方裁判所部総括判事、京都地方裁判所部総括判事、大阪家庭裁判所部総括判事等を経て、2017年徳島地方裁判所所長、徳島家庭裁判所所長。2018年奈良地方裁判所所長、奈良家庭裁判所所長[4][5]。2020年大阪高等裁判所部総括判事[6]。2023年9月11日をもって定年退官[7]。2023年11月弁護士登録(協和綜合法律事務所入所)[8]。
裁判
編集著書
編集- 『民事裁判実務の基礎 : 訴訟物・要件事実・事実認定 : 完全講義』民事法研究会 2009年
- 『民事裁判実務の基礎 : 完全講義(上・下)』民事法研究会 2013年
- 『完全講義民事裁判実務の基礎 発展編』民事法研究会 2016年
- 「重度後遺障害事案における将来の介護費用―一時金賠償から定期金賠償へ」判例タイムズ1169号73頁(2005)
- 「交通損害賠償訴訟における虚構性と精緻性」判例タイムズ1197号27頁(2006)
- 「ライプニッツ方式とホフマン方式」判例タイムズ1228号53頁(2007)
- 「交通事故における損害賠償の算定基準をめぐる問題―算定基準の意義と限界」ジュリスト1403号10頁(2010)
- 『ロースクール修了生20人の物語』(民事法研究会、2011)
- 『完全講義 民事裁判実務の基礎〔第2版〕(下巻)』(民事法研究会、2013)
- 『Q&A医療訴訟』(判例タイムズ社、2015)
- 『新版 完全講義 民事裁判実務の基礎[発展編]―要件事実・事実認定・演習問題―』(民事法研究会、2016)
- 『司法試験トップ合格者らが伝えておきたい勉強法と体験記』(新日本法規出版、2018)
- 『新版 完全講義 民事裁判実務の基礎[入門編]〔第2版〕―要件事実・事実認定・法曹倫理・保全執行―』(民事法研究会、2018)
- 『完全講義 民事裁判実務の基礎〔第3版〕(上巻)』(民事法研究会、2019)
- 『交通事故事件の実務―裁判官の視点―』著(新日本法規出版、2020年)
- 『続完全講義民事裁判実務の基礎―要件事実・事実認定・演習問題―』著(民事法研究会、2021年)
- 『完全講義法律実務基礎科目[民事]―司法試験予備試験過去問解説・参考答案―』著(民事法研究会、2021年)
- 『民法総則の基礎がため』著(新日本法規出版、2022年)
- 『完全講義民事裁判実務[基礎編]』(民事法研究会、2023)
- 『物権・担保物権の基礎がため』(新日本法規出版、2023)
- 「統計数値からみた民事裁判の概観」法律のひろば76巻5号53頁(2023)
- 「判決書の作成過程を考える」判例タイムズ1511号37頁(2023)
- 『民法総則-基礎から司法試験合格まで (最短習得民法シリーズ 1)』弘文堂(2025)
脚注
編集出典
編集- ^ a b 「徳島地方・家庭裁判所長になった大島眞一(おおしましんいち)さん」徳島新聞2017/9/28
- ^ 「徳島地裁・家裁:「事務支えたい」 大島所長が抱負 /徳島 - 」毎日新聞2017/09/21
- ^ a b c 『完全講義 民事裁判実務の基礎〈上巻〉』著者略歴 - Amazon.co.jp
- ^ a b c d 裁判官検索:大島眞一 - 法律情報サイト e-hoki
- ^ 「奈良地裁・家裁の新所長就任会見」NHK12月05日 16時35分
- ^ 人事 最高裁毎日新聞2020年1月11日 東京朝刊
- ^ “人事:人事 最高裁”. 毎日新聞. 2023年10月15日閲覧。
- ^ “大島眞一 | 協和綜合法律事務所”. 2024年10月28日閲覧。
- ^ 「32年の裁判官生活で最も印象に残った医療訴訟」日経メディカル2017/12/26
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