大阪府立大正白稜高等学校
大阪府立大正白稜高等学校(おおさかふりつ たいしょうはくりょう こうとうがっこう、英: Osaka Taisho Hakuryo Highschool)は、大阪府大阪市大正区にある公立の総合学科高校。
大阪府立大正白稜高等学校 | |
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![]() 大阪府立大正白稜高等学校(2018年11月撮影) | |
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国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 |
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併合学校 |
大阪府立泉尾高等学校 大阪府立大正高等学校 |
設立年月日 | 2018年4月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 単位制 |
設置学科 | 総合学科 |
学校コード | D127210001317 |
高校コード | 27329F |
所在地 |
〒551-0031 大阪府大阪市大正区泉尾3丁目19番50号 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
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概要
編集「大阪府立高等学校・大阪市立高等学校再編整備計画[1]」(2019年度から2023年度まで)に基づき、大正区にある大阪府立泉尾高等学校と大阪府立大正高等学校を統合する方針が打ち出され、2018年4月1日に開校した。校舎・敷地は従来の泉尾高等学校のものを転用している。
学校名は、大正区に位置していることから、所在地の地名であり前身校の大正高等学校の名称でもある「大正」と、もう一つの前身校の泉尾高等学校の校章のモチーフとなっていた「白百合」と「三稜」から泉尾高等学校同窓会の名称にもなっている「白稜」を組み合わせて命名された[2]。
全日制の総合学科で、「文理・アドバンス」、「ライフ・健康」、「地域・ビジネス」、「IT・クリエイティブ」の四つの系列がある。
1年生・2年生で「リーディングスキルプログラム」授業を実施。文章や資料・データを正確に読み取る力を伸ばし、「考え抜く力」を育成する[3]。
沿革
編集2018年、前身校の大正高等学校と泉尾高等学校を統合して開校した。
一方で開校2年目の2019年度から定員割れの状況が6年連続で続いたとして、大阪府教育委員会は2024年8月、同校を2026年度入試から募集停止する方針を発表した[4]。これに伴い、大正区から高校がなくなる[注釈 1]などとして募集停止撤回署名を集めるなどの反対運動が起きた[5][6]ものの、大阪府教育委員会は2024年11月、当初の計画案通り、同校の2026年度よりの募集停止を決定した[6]。これに伴い、最終学年が卒業する2028年3月に閉校する見通しになっている。
年表
編集交通
編集- JR西日本大阪環状線・Osaka Metro長堀鶴見緑地線大正駅 南西へ約1.2km(徒歩で約15分)
- 大阪環状線・Osaka Metro中央線 弁天町駅 南西へ約1.9km(徒歩で約25分)
- 大阪シティバス 「永楽橋筋」バス停より西へ約400m(徒歩で約4分)または「泉尾三丁目」バス停より東へ約200m(徒歩で約2分)
脚注
編集注釈
編集- ^ 2024年時点では大正区には大阪府立泉尾工業高等学校とあわせて2校あるが、泉尾工業高校も工業高校再編策で近い将来に統廃合の方針が決まっている。
出典
編集- ^ “大阪府立高等学校・大阪市立高等学校再編整備計画(2019年度 から 2023 年度)” (PDF). 大阪府教育委員会・大阪市教育委員会 (2021年1月18日). 2023年12月16日閲覧。
- ^ “議題3(委員会決裁事項(規則第3条第3号))統合整備により平成 30 年度に新たに開校する予定の高等学校の校名(仮称)について” (PDF). 大阪府教育委員会 (2017年7月21日). 2025年3月22日閲覧。
- ^ “大正白稜の教育 EDUCATION【リーディングスキル】大阪府立大正白稜高等学校”. 大阪府立大正白稜高等学校. 2020年11月5日閲覧。
- ^ “府立高2校 募集停止案…大正白稜・福泉 26年度入試から”. 読売新聞 (2024年8月27日). 2025年3月22日閲覧。
- ^ “大正白稜、福泉の募集停止案の撤回求める 高校を守る会が署名提出”. 朝日新聞 (2024年11月9日). 2025年3月22日閲覧。
- ^ a b “大阪府立高校、2校で募集停止を決定…定員割れ続く”. 読売新聞 (2024年11月12日). 2025年3月22日閲覧。
- ^ 大阪府. “きょういくニュース 第193号 6ページ”. 2018年9月11日閲覧。