大須公園
名古屋市中区の公園
大須公園(おおすこうえん)は、愛知県名古屋市中区大須3丁目にある公園。
大須公園 | |
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所在地 | |
座標 | 北緯35度09分34.4秒 東経136度54分9.4秒 / 北緯35.159556度 東経136.902611度座標: 北緯35度09分34.4秒 東経136度54分9.4秒 / 北緯35.159556度 東経136.902611度 |
面積 | 0.08ヘクタール |
開園 | 1955年4月18日 |
歴史
編集前史
編集1878年(明治11年)9月15日、後に大須公園ができる總見寺境内に名古屋博物館(後の公立名古屋博物館→愛知県博物館→愛知商品陳列館)が開設された[1][2]。
開園
編集1955年(昭和30年)4月18日、万松寺通北のロータリー交差点だった場所に大須公園が完成した[3]。新歌舞伎座(後の東洋劇場)の前である[3]。中央部には直径8メートル×深さ1メートルの池があり、噴水が設置されていた[3]。池にはコイやフナが放たれ、周囲にはベンチが設置された[3]。
1955年(昭和30年)11月27日、岩井通(現・大須通)から大須公園に至る信長公通の開通式が行われ、桑原幹根愛知県知事、小林橘川名古屋市長らが列席した[4]。
現代の動向
編集2000年(平成12年)6月4日、大須公園で毎週日曜日に大道芸人などが演目を披露する「サンデー大道芸」が初開催された[5]。後に会場はふれあい広場に移され、2001年(平成13年)6月3日には1周年記念ライブが催された[6]。2周年を迎えた2002年(平成14年)6月時点では「プロへの登竜門」と称されるほどになっている[7]。
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噴水
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ニシキゴイ
脚注
編集- ^ 西川輝昭「愛知教育博物館関係史料の紹介と解説(その1)」『名古屋大学博物館報告』第21巻、2005年、173-182頁。
- ^ 県美術館で展覧会「幻の愛知県博物館」140年前の大須にあった「博物館」 サカエ経済新聞、2023年6月29日
- ^ a b c d 「緑と水のオアシス 大須新歌舞伎座前にお目見え」『名古屋タイムズ』1955年4月18日
- ^ 「市長のハサミで『信長公通』開通」『名古屋タイムズ』1955年11月28日
- ^ 「大須の街に芸人が来る サンデー大道芸 初日は1人だけ『でもこれから』」『中日新聞』2000年6月5日
- ^ 「『サンデー大道芸』大須盛り上げ1年 ライブ、出し物で祝う」『中日新聞』2001年6月4日
- ^ 「サンデー大道芸 大須で2周年 似合う街に100組以上 プロへの"登竜門"に」『中日新聞』2002年6月3日
外部リンク
編集- 大須公園 名市大工学部岡村研究室