宇留賀敬一

宇留賀 敬一 （うるが けいいち、1980年9月15日 - ）は、日本の経産官僚、地方公務員。前橋デザインコミッション〈MDC〉代表理事^[2]。群馬県副知事などを歴任^[3]。

日本の官僚 宇留賀 敬一 うるが けいいち
生年月日	1980年9月15日
出生地	長野県安曇野市〈旧穂高町〉
出身校	東京大学工学部電気電子情報工学科
前職	群馬県副知事 経済産業省政策企画委員 地域経済産業グループ The New Japan Islands Project 統括プロデューサー[1]
現職	前橋デザインコミッション〈MDC〉代表理事
称号	工学士（東京大学・2003年）
公式サイト	前橋デザインコミッション〈MDC〉
群馬県副知事
在任期間	2019年8月23日 - 2025年6月17日
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来歴

長野県安曇野市〈旧穂高町〉の出身〈父方は、前橋市の出身〉。2003年、東京大学工学部電気電子情報工学科を卒業^[4]。同年、経済産業省に入省。商務情報政策局に配属された。

2008年、舛添要一厚生労働大臣の補佐官として、年金記録問題の解決策の企画・立案や実行に携わる。2009年には、リーマン・ショック後の需要消失に苦しむ中小ものづくり政策に取り組んだ。2011年の東日本大震災後は、福島第一原子力発電所事故を受けた後の原子力政策を担当。

2014年、スタンフォード大学に留学。帰国後、内閣官房に出向し、地方創生の立ち上げに携わり、地方創生交付金の企画・運用をとりまとめ。経済産業省に戻った後は、省エネルギー・新エネルギー部、地域経済産業グループなどの筆頭補佐を歴任^[5][6][7]。SXSW2019には、The New Japan Islands Project統括プロデューサーとして出展。

2019年8月23日、群馬県の副知事に着任（全国の副知事で最年少38歳）。2023年8月8日、再任^[8]。2024年5月22日、経済産業省を退職^[9]。6月、任期を1年に限り再任^[10]。2025年6月17日、群馬県副知事を退任^[11]。

2025年6月30日、前橋デザインコミッション〈MDC〉代表理事に就任し、民主導のまちづくりに携わる〈曽祖父が明治から昭和にかけてあった前橋最大規模の製糸会社「交水社」^[12]の経営者であった〉^[13][14]。

略歴

• 1980年、長野県安曇野市〈旧穂高町〉の出身〈父方は、前橋市の出身〉
• 1999年、私立開成中学・高等学校を卒業：
• 2003年、東京大学工学部電気電子情報工学科を卒業^[4][5][6][7]
• 2003年４月、経済産業省に入省。商務情報政策局サービス政策課に配属
• 2005年6月、通商政策局経済連携課企画係長
• 2007年6月、商務情報政策局情報プロジェクト室課長補佐（総括）
• 2008年3月、厚生労働大臣補佐官〈年金記録問題の解決策の企画・実行〉
• 2009年6月、製造産業局素形材産業室課長補佐（総括）
• 2011年6月、資源エネルギー庁制度審議室課長補佐
• 2011年11月、資源エネルギー庁電力・ガス事業部原子力政策課課長補佐（戦略担当）
• 2013年6月、大臣官房秘書課課長補佐、採用チーム。スタンフォード大学留学
• 2014年7月、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部参事官補佐、内閣府地方創生推進事務局参事官補佐、経済産業省地域経済産業グループ立地環境整備課課長補佐（総括）
• 2016年8月、商務情報政策局ITイノベーション課課長補佐（総括）
• 2018年6月、資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部政策課（部全体総括補佐）。2018年8月、SXSW2019The New Japan Islands Project統括プロデューサー
• 2019年6月、地域経済産業グループ政策企画委員
• 2019年8月23日、群馬県の副知事に着任（全国の副知事で最年少38歳）。2023年8月8日、再任^[8]
• 2024年5月22日、経済産業省を退職^[9]。6月、任期を1年に限り再任^[10]。2025年6月17日、群馬県副知事を退任^[11]
• 6月30日、前橋デザインコミッション〈MDC〉代表理事に就任〈高祖父が明治から昭和にかけてあった前橋最大規模の製糸会社「交水社」^[12]の経営者であった〉^[13][14]。

関連項目

• 高崎シリコンバレー^[15]
• サウス・バイ・サウスウエスト
• 信越化学工業^[16][17][18]

脚注

[脚注の使い方]

1. ^ “「SXSW」にThe New Japan Islands が出展 統括ディレクターは落合陽一”. ニュースサイト「展示会とMICE」 (2020年2月28日). 2024年9月10日閲覧。
2. ^ “前橋デザインコミッション”. 国土交通省. 2025年7月18日閲覧。
3. ^ “群馬県副知事の担当する事務”. 群馬県 (2024年6月17日). 2024年9月7日閲覧。
4. ^ ^{a b} “東京大学工学部電子情報工学科・電気電子工学科”. 東京大学工学部電子情報工学科・電気電子工学科. 2024年9月7日閲覧。
5. ^ ^{a b} “職歴”. LinkedIn 日本. 2024年9月9日閲覧。
6. ^ ^{a b} “自己紹介”. LinkedIn 日本. 2024年9月7日閲覧。
7. ^ ^{a b} “宇留賀　敬一 (Keiichi Uruga)”. 2024年9月7日閲覧。
8. ^ ^{a b} “【8月8日】副知事の選任について（人事課）”. 群馬県 (2023年8月8日). 2024年9月7日閲覧。
9. ^ ^{a b} “副知事の選任について（人事課）”. 群馬県 (2024年6月24日). 2024年9月7日閲覧。
10. ^ ^{a b} “群馬県議会 前副知事再任案 任期を１年に限り賛成多数で同意”. 日本放送協会 (2024年6月7日). 2024年9月7日閲覧。
11. ^ ^{a b} “宇留賀副知事の退任について（人事課）”. 群馬県 (2025年6月16日). 2025年7月18日閲覧。
12. ^ ^{a b} “交水社沿革”. 群馬県立図書館. 2025年7月18日閲覧。
13. ^ ^{a b} “前橋から日本の元気産み出す宇留賀氏がMDC代表理事に”. 前橋新聞 me bu ku (2025年6月30日). 2025年7月18日閲覧。
14. ^ ^{a b} “Profile”. 前橋デザインコミッション. 2025年7月18日閲覧。
15. ^ “堤ヶ岡飛行場跡地の活用に関する知事・高崎市長合同記者会見（3月16日）”. 群馬県 (2023年3月16日). 2024年9月9日閲覧。
16. ^ “信越化学社長「半導体材料の一大拠点に」群馬に新工場”. 日本経済新聞社 (2024年4月11日). 2024年9月9日閲覧。
17. ^ “信越化学工業 伊勢崎市に新工場建設へ”. 日本放送協会 (2024年4月10日). 2024年9月9日閲覧。
18. ^ “信越化学、国内で新拠点を設営 半導体露光材料で第四の生産拠点”. 信越化学工業 (2024年4月9日). 2024年9月9日閲覧。

外部リンク

• 前橋まちづくり､法人代表理事に宇留賀前副知事　｢民主導｣自走を加速
• 【Vol.23】副知事ってどんなことしてるの？副知事ってどんな人？気になるあれこれを聞いてみる！【tsulunos fm】｜メディアプロモーション課｜群馬県 - YouTube

公職
先代 荻沢滋[1]	群馬県副知事 2019年 - 2025年	次代 大塚康裕[2]

1. ^ “群馬県副知事に就任・荻沢滋さん（５１）”. 産經新聞社. 2024年9月9日閲覧。
2. ^ “群馬県の大塚康裕副知事が就任　「デジタルで地域課題解決を」”. 日本経済新聞社 (2025年6月18日). 2025年7月18日閲覧。