小炒肉(シャオチャオロウ)は、湖南料理の一種[1]豚バラ肉の青唐辛子炒めである[1][2]。湖南料理の中で辛い料理を代表する料理の1つ[2]であり、湖南料理の定番料理の1つである[3]辣椒炒肉(ラージャオチャオロウ)とも呼ばれる[1][4]

小炒肉の例(北京

中華料理において単に「肉」と書いた場合は豚肉を指すため、牛肉を使用した場合は小炒牛肉(シャオチャオニウロウ)と呼ばれる[1]

この料理の主役は、料理名にもなっている豚肉ではなく、青生唐辛子である[1]。味付けは醤油豆豉などでシンプルに行う[4]

「鮮辣」と呼ばれる強烈な辛さの料理であるが、ほんのりと甘い余韻も残る[1]

出典

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  1. ^ a b c d e f 激辛省を制覇する5ルートはこれだ!湖南料理の歩き方 in 李厨 高田馬場”. 80c. p. 1 (2023年9月29日). 2025年3月9日閲覧。
  2. ^ a b 謝辰「湖南の「香辣」」『聴く中国語中国大接近 理解を深めるリスニング』三修社、2023年、133頁。ISBN 978-4384060782 
  3. ^ 「湖南省」『地図でスッと頭に入る中国』昭文社、2024年、94頁。ISBN 978-4398147820 
  4. ^ a b 「湖南料理」『W33 アジアのグルメ図鑑』地球の歩き方、2025年、38頁。ISBN 978-4059226833 

関連項目

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外部リンク

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