尾道市立長江小学校
広島県尾道市にある小学校
尾道市立長江小学校(おのみちしりつ ながえしょうがっこう)は、広島県尾道市長江にあった公立小学校。
尾道市立長江小学校 | |
---|---|
![]() かつての校舎 | |
![]() | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 尾道市 |
設立年月日 | 1908年4月 |
閉校年月日 | 2025年3月31日 |
共学・別学 | 男女共学 |
学校コード | B134210001189 |
所在地 |
〒722-0046 広島県尾道市長江二丁目8番12号[1] |
外部リンク | 公式サイト |
![]() ![]() |
1981年より双三郡布野村(三次市立布野小学校)との交流事業を行っていた。
他の市立小学校2校との統合による尾道市立尾道みなと小学校(新設)への再編に伴い、2025年3月限りで閉校となった。
歴史
編集移転統合の経緯
編集尾道市では2019年11月、中心部にある本校および尾道市立土堂小学校・尾道市立久保小学校を、校舎の耐震補強の困難さや土砂災害の危険性などを理由に2020年度(2021年3月)をもって閉校し、久保小学校敷地に統合した新しい小学校を2023年に開校する計画を立てた[4][5]。閉校から統合後の新しい小学校の開校までは尾道市立栗原小学校と尾道市立山波小学校に旧3校の児童を通学させる方針だったが[4]、保護者などからの批判が相次ぎ[6]、近くに仮設校舎を建設して統合まで対応することとなった[7]。これにより、本校は2021年4月より尾道市立長江中学校敷地内の仮設校舎に移転した[2]。2022年11月、尾道市教育委員会は小学校3校に加え、長江中学校・尾道市立久保中学校も対象に加えた小中一貫校を2025年4月に開校する方針を示し、小学校は長江中学校の敷地に校舎が設置されることとなった[7]。学校の統合に関する議案は2023年9月20日の市議会で可決成立した[8]。統合先の学校名は、2024年1月に開校準備委員会で「尾道みなと小学校」に案が絞られ[9]、同年3月19日の尾道市議会で学校設置条例改正案が可決されて正式に決定した[10]。
脚注
編集- ^ 仮設校舎移転前の住所。2021年度から閉校までは長江三丁目10-4にある長江中学校敷地内にあった。
- ^ a b ごあいさつ - 尾道市立長江小学校(2021年4月1日)2023年2月10日閲覧。
- ^ “統合の尾道市土堂・長江・久保小学校で最後の卒業式”. 中国新聞. (2025年3月17日) 2025年3月18日閲覧。
- ^ a b “広島)尾道市の3小学校、21年春に閉校 23年春統合”. 朝日新聞. (2019年11月9日) 2023年2月9日閲覧。
- ^ “3小学校統合 レトロ校舎、解体へ 尾道市「耐震化は困難」/広島”. 毎日新聞. (2019年11月6日) 2023年2月9日閲覧。
- ^ “3小統廃合計画 児童転校見直し、市長「ありうる」尾道/広島”. 毎日新聞. (2019年11月22日) 2023年2月9日閲覧。
- ^ a b “尾道市中心部 小学校3校と中学校2校が統合 一貫校へ”. NHK広島放送局. (2022年11月22日) 2023年2月9日閲覧。
- ^ “尾道市中心部の5小中学校、統合再編決まる 市議会が関連議案を可決”. 中国新聞. (2023年9月20日) 2024年8月25日閲覧。
- ^ 久保・長江中学校区に係る小中一貫教育校 開校準備委員会だより No.5 (PDF) - 久保・長江中学校区に係る小中一貫教育校開校準備委員会(2024年1月24日)2024年8月24日閲覧。
- ^ “「尾道みなと小」「尾道みなと中」名称決まる 市議会が議案可決、制服と体操服の支給も”. 中国新聞. (2024年3月19日) 2024年8月24日閲覧。