山科忠
元トヨタF1チーム代表、トヨタホーム社長
山科 忠(やましな ただし、1951年5月8日 - )は、日本の自動車技術者、実業家。千葉県出身[1]。早稲田大学大学院理工学研究科修了[2]。
山科 忠 | |
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生誕 |
1951年5月8日(74歳)![]() |
国籍 |
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雇用者 |
トヨタ自動車(1977 - 2014) トヨタホーム(2014 - 2019) |
略歴
編集1977年トヨタ自動車に入社。トヨタでは第2実験部部長、トヨタ・テクニカルセンターUSA社長などを歴任し、2003年にトヨタ本社に戻り常務となる[1]。
2006年に異動でモータースポーツ担当、トヨタ・モータースポーツ(TMG、後のトヨタ・ガズー・レーシング・ヨーロッパ)副会長となり、フォーミュラ1(F1)へ関わり始める。翌2007年にはTMG会長に昇格したほか、前任の冨田務からトヨタF1のチーム代表を引き継ぎ、トヨタのF1参戦の総指揮を執った。その間2008年にはトヨタ本社の専務取締役となる[1]。2009年一杯でトヨタがF1から撤退するも、山科はしばらくTMG会長の座にとどまり、トヨタ(TMG)が2012年よりFIA 世界耐久選手権(WEC)並びにル・マン24時間レースへ参戦するのを支えた[3]。
2014年4月、トヨタホーム社長に就任[2]。2019年6月に退任した[4]。またミサワホーム社外取締役[5]、東海理化監査役[6]なども務めた。
脚注
編集- ^ a b c 山科 忠 -トップマネージメント- - トヨタF1アーカイブ
- ^ a b トヨタホーム社長に山科氏 - 日本経済新聞・2014年2月26日
- ^ トヨタ自動車、2012年シーズンからFIA世界耐久選手権に参戦 - トヨタ自動車・2011年10月14日
- ^ 後藤裕司常務が新社長に トヨタホーム - 住宅新報Web・2019年3月28日
- ^ 人事異動及び機構改革のお知らせ - ミサワホーム・2019年5月9日
- ^ 役員一覧 - 東海理化