松村龍二

松村 龍二（まつむら りゅうじ、1938年〈昭和13年〉2月25日 - 2025年〈令和7年〉9月19日）は、日本の政治家。自由民主党・清和政策研究会（町村派）所属の元参議院議員（3期）、国土交通副大臣、文部政務次官などを歴任した。

日本の政治家 松村 龍二 まつむら りゅうじ
生年月日	(1938-02-25) 1938年2月25日
出生地	日本 福井県福井市
没年月日	(2025-09-19) 2025年9月19日（87歳没）
死没地	日本 東京都
出身校	東京大学法学部
前職	国家公務員（警察庁）
所属政党	自由民主党（町村派）
称号	法学士 旭日重光章
参議院議員
選挙区	福井県選挙区
当選回数	3回
在任期間	1995年（平成7年）7月23日 - 2013年7月28日
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略歴・人物

福井県福井市生まれ。父親が中華民国で働いていた医師であったことから、太平洋戦争の終戦まで青島で育った。戦後、日本に戻り福井県勝山市に住む。1961年（昭和36年）東京大学法学部を卒業。

警察官僚として

その後、警察庁に入庁。キャリア（警察官僚）として、外務省や総理府、防衛庁に出向もしながら、1986年（昭和61年）から岐阜県警察本部長を、1990年（平成2年）から埼玉県警察本部長などを歴任。1991年（平成3年）に就任の九州管区警察局長を最後に退官した^[1]。

参議院議員として

1995年に自由民主党公認で第17回参議院議員通常選挙に出馬し初当選した。その後も第19回参議院議員通常選挙、第21回参議院議員通常選挙と当選した。

2013年の第23回参議院議員通常選挙には出馬せず引退^[2]。後継は滝波宏文。同年秋の叙勲で旭日重光章受章。

2025年9月19日、パーキンソン病で闘病の末、老衰のため東京都内の施設で死去。87歳没^[3]。

政歴

• 1995年7月23日　第17回参議院議員通常選挙に自由民主党公認で福井県選挙区に出馬し、民改連現職の古川太三郎破り初当選。
• 2001年7月29日　第19回参議院議員通常選挙に自民党公認で福井県選挙区に出馬し当選、二期目。
• 2007年7月29日　第21回参議院議員通常選挙に自民党公認で福井県選挙区に出馬し当選、三期目。

政策

警察官僚出身ということでストーカー規制法の議員立法化に励み規制法を実現した。

その他

• 家族：妻・二女

所属していた団体・議員連盟

• 神道政治連盟国会議員懇談会
• TPP交渉における国益を守り抜く会

脚注

[脚注の使い方]

1. ^ 国土交通副大臣
2. ^ 【参院選2013　福井】あす公示　立候補予定の４氏舌戦へ - 産経新聞2013年（平成25年）7月3日
3. ^ “元参議院議員の松村龍二氏（87）が死去 2012年に政界引退 パーキンソン病で闘病の末、老衰で”. 福井テレビ (2025年9月20日). 2025年9月20日閲覧。

外部リンク

• 国土交通副大臣 - ウェイバックマシン（2006年2月23日アーカイブ分） - 国土交通省の副大臣のページ。年譜が記載されている。

公職
先代 江﨑鐵磨・ 岩井國臣	国土交通副大臣 江﨑鐵磨と共同 2005年 - 2006年	次代 望月義夫 渡辺具能
議会
先代 浅野勝人	参議院懲罰委員長 2010年	次代 大石尚子
先代 武見敬三	参議院外交防衛委員長 2002年 - 2003年	次代 山本一太