森悠子

日本のヴァイオリニスト (1944-2025)

森 悠子(もり ゆうこ、Yuko Mori、1944年9月9日 - 2025年3月25日[注 1])は、日本クラシック音楽ヴァイオリニスト[2]。教育哲学者森昭の二女。

経歴

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大阪府高槻市生まれ。6歳からスズキ・メソードでヴァイオリンを始めた。高槻市立第一中学校在学中から相愛音楽教室に通い、1960年桐朋女子高等学校に入学、1963年桐朋学園大学に進んだ。桐朋では鷲見三郎齋藤秀雄に師事した。1967年に大学卒業後、齋藤の助手として子供のための音楽教室弦楽合奏の指導に当たった[3]

1970年チェコスロヴァキアへ留学[4]し、マリエ・ホロニョヴァに師事した後、フランスにも留学、ミシェル・オークレールに師事。1990年京都フランス音楽アカデミーを開校[5]、その音楽監督に就任した。

2025年3月25日、京都市上京区の自宅で亡くなったのを親族が見つけた。80歳没[1]。フランス音楽アカデミーは現在も存続している[6]

脚注

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注釈

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  1. ^ 発見された日[1]

出典

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  1. ^ a b バイオリニストの森悠子さん死去 長岡京室内アンサンブルを主宰|京都新聞デジタル 京都・滋賀のニュースサイト”. 京都新聞デジタル (2025年3月26日). 2025年3月26日閲覧。
  2. ^ 長岡京室内アンサンブル、「ポスト森悠子」へ新体制”. www.nikkei.com (2024年3月8日). 2025年5月16日閲覧。
  3. ^ 森悠子さん2015年インタビュー”. phoenixhall.jp. 2025年5月16日閲覧。
  4. ^ 森悠子プロフィール”. www.musiccem.org. 2025年5月16日閲覧。
  5. ^ 第34回京都フランス音楽アカデミー”. culture.institutfrancais.jp. 2025年5月16日閲覧。
  6. ^ 第34回京都フランス音楽アカデミー 受講生募集中”. kyoto-artbox.jp. 2025年5月16日閲覧。

外部リンク

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