次亜塩素酸リチウム
次亜塩素酸リチウム(じあえんそさんリチウム、英: Lithium hypochlorite)はリチウムの次亜塩素酸塩で、化学式LiClOで表される無機化合物。プールの消毒剤や、化学反応の試薬として用いられる。
識別情報 | |
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ECHA InfoCard | 100.034.130 |
CompTox Dashboard (EPA)
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性質 | |
ClLiO | |
モル質量 | 58.39 g·mol−1 |
外観 | 刺激臭のある白色粉末[1] |
(可溶) | |
危険性 | |
労働安全衛生 (OHS/OSH): | |
主な危険性
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酸化性 |
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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安全性
編集ラットに投与した際の半数致死量は500 mg/kg[2]。水の消毒に用いることにより、有害な副生成物が発生しているとの論争がある。
脚注
編集- ^ 製品安全データシート(安全衛生情報センター)
- ^ Hoberman A. M., Deprospo J. R., Lochry E. A., Christian M. S. (1990). “Developmental toxicity study of orally administered lithium hypochlorite in rats”. Journal of the American College of Toxicology 9 (3): 367–379.