海老彰子

日本のピアニスト (1953-)

海老 彰子えび あきこAkiko Ebi1953年昭和28年>7月7日 - )は、日本大阪府出身[1]クラシック音楽ピアニスト東京藝術大学卒業。フランス政府給費を得て単身渡仏。パリ国立音楽院をプルミエ・プリ(首席)卒業後、大学院課程に相当する研究科を修了。フランスパリを拠点に活動している[2]
第8回、第9回浜松国際ピアノコンクール審査委員長。ロン=ティボー国際コンクール審査員。第17回、第18回、第19回ショパン国際ピアノコンクール審査員。元日本大学芸術学部大学院教授。元東京芸術大学ピアノ科客員教授。日本ショパン協会会長。横浜市招待国際ピアノ演奏会企画委員長[3]

えび あきこ
海老 彰子
生誕 (1953-07-07) 1953年7月7日(72歳)
出身地 日本の旗 日本大阪府
学歴 東京藝術大学パリ国立音楽院
ジャンル クラシック音楽
職業 ピアニスト
担当楽器 ピアノ
事務所 ジャパンアーツ
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主な受賞歴

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レパートリー

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バロック音楽から近代音楽現代音楽まで幅広い。特にラヴェルドビュッシーをはじめとするフランス音楽を好んで弾いている[7]。邦人作曲家では、武満徹大江光など。

主なディスコグラフィー

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  • 『ショパン・前奏曲集と即興曲集』(1989年)
  • 『ショパン・エチュード集』(1990年)
  • 『ショパン・ノクターン集 第1巻』(1999年)
  • 『ショパン・ノクターン集 第2巻』(1999年)
  • 『海老彰子/ロマンティック・ピアノ・コレクション』(1991年)
  • 『大江 光の音楽』(1992年)
  • 『大江 光 ふたたび』(1994年[注釈 2]
  • 高橋裕 - ピアノ・コンチェルト」 (1995年・ライヴ録音)
  • 『もう一度 大江 光』(2005年)
  • 『フランクとピエルネ・ピアノ五重奏曲集』(2001年)
  • 『ヴェーベルン・ピアノ五重奏曲』(2002年)
  • 『フュメ・ピアノ作品集』 (2003年)
  • 「ショパン・前奏曲集と即興曲集」 (2011年/1838年制作エラール社のピアノによる再録音)
  • 「ショパン・ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11」(2015年/1849年制作エラール社のピアノによるライヴ録音)
  • 「ラヴェル・ピアノ作品集(2015年)」

脚注

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注釈

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  1. ^ 姉の海老裕子と共に姉妹出場した。
  2. ^ 大江光の作品を収めた2枚のCDは、いずれも日本ゴールドディスク大賞を受賞して話題となり作曲家、演奏家ともに脚光を浴びた。NHKをはじめとするテレビ各局が製作したドキュメンタリー番組でたびたび放映され、音楽専門誌以外でも取り上げられた。

出典

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  1. ^ 吉澤ヴィルヘルム『ピアニストガイド』青弓社、印刷所・製本所厚徳所、2006年2月10日、75ページ、ISBN 4-7872-7208-X
  2. ^ 88 notes pour piano solo, ジャン=ピエール・ティオレ, Neva Editions, 2015, 53. ISBN 978 2 3505 5192 0
  3. ^ 海老彰子 プロフィール”. japanarts.co.jp. ジャパンアーツ (2025年3月1日). 2025年10月12日閲覧。
  4. ^ 第7回 日本ゴールドディスク大賞”. golddisc.jp. RIAJ (1993年). 2025年10月10日閲覧。
  5. ^ 第9回 日本ゴールドディスク大賞”. golddisc.jp. RIAJ (1996年). 2025年10月10日閲覧。
  6. ^ 令和六年度文化庁長官表彰名簿” (PDF). 文化庁 (2024年12月10日). 2025年10月11日閲覧。
  7. ^ PROFILE 海老 彰子”. kawai-kmf.com. kawai-kmf.com. 2021年10月19日閲覧。

外部リンク

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音楽配信

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インタビュー等

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