深沢一夫

日本の脚本家 (1933-)

深沢 一夫(ふかざわ かずお、1933年12月27日[1] - )は、日本シナリオ作家作家神奈川県横浜市生まれ。本名、原 和男[1]

横浜で「深沢一夫演劇教室」を開く。

経歴

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旧制中学校を2年で中退。くつ屋店員、人形劇団員などをへて、『週刊朝日ミュージカル脚本募集に「アイヌ恋歌」が入選し、作家生活に入る。

人形劇団・人形座に脚本を提供した『春楡(チキサニ)の上に太陽』はアイヌの民族叙事詩「ユーカラ」を題材とした人形劇で1959年に初演。

高畑勲の『太陽の王子 ホルスの大冒険』(1968、『春楡(チキサニ)の上に太陽』を元に作られた)、『母をたずねて三千里』(1976)などのシナリオで知られる。

脚本

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テレビドラマ

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テレビアニメ

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劇場アニメ

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著書

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  • 『この壁をつきぬける ドキュメント・日本の労働災害』東邦出版社 1975
  • 『藤木生存権訴訟 11年の歩みと戦後民主主義』汐文社 1979 同時代叢書
  • はだしのゲン 児童文学版』中沢啓治原作 汐文社 1980
  • 『遺品は語る』森下一徹写真 汐文社、1982
  • 『太陽の王子ホルスの大冒険 名作シナリオ』朝日ソノラマ 1982 アニメ文庫
  • 『今死をみつめる子らの周辺』汐文社 1983 同時代叢書
  • 『きい君今年もがんばったね』1983 汐文社・ジュニアノンフィクション
  • 『ミチコとクミ ヒロシマの二人』1986 汐文社ノンフィクションライブラリー

脚注

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  1. ^ a b 『放送作家年鑑 1985』日本放送作家協会、1985年、会員名簿54頁。

参考

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  • 『藤木生存権訴訟』著者略歴

外部リンク

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