清水綱吉

戦国時代の武将。後北条氏の家臣。伊豆郡代。伊豆清水氏2代

清水 綱吉(しみず つなよし)は、戦国時代武将後北条氏の家臣。

 
清水 綱吉
時代 戦国時代
生誕 不明
死没 不明
主君 北条氏綱氏康
氏族 伊豆清水氏
康英
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生涯

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清水家伊豆国加納郡を本領とする在地勢力で、北条早雲伊豆進出後に北条家の家臣となった。綱吉は氏綱から偏諱を受けていることから、北条家の家臣としては2代目と推測される[1]

笠原綱信と共に伊豆郡代・伊豆衆寄親を務めた[2]

天文6年(1537年)に北条家が駿河国河東地域に侵攻した際には、笠原綱信と共に遠江国相良庄へ進軍した(第一次河東一乱[3]

天文15年(1546年)までは綱吉と思われる人物の活動が確認されるが、同20年(1551年)からは嫡子・康英が当主となっており、伊豆郡代・伊豆衆寄親の役割を継承している[4]

脚注

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出典

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  1. ^ 黒田 2021, pp. 49–52.
  2. ^ 黒田 2021, pp. 23–29.
  3. ^ 黒田 2024, pp. 26–28.
  4. ^ 黒田 2021, pp. 98–101.

参考文献

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  • 黒田基樹『戦国関東覇権史 北条氏康の家臣団』KADOKAWA角川ソフィア文庫〉、2021年。ISBN 978-4-04-400668-6 
  • 黒田基樹『駿甲相三国同盟 今川、武田、北条、覇権の攻防』KADOKAWA〈角川新書〉、2024年。ISBN 978-4-04-082526-7