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歴史分野における中等教育用教科書の出典としての使用を禁じる項目を追加
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=== 偽の権威に注意 ===
権威の詐称に注意してください。議論している分野の専門知識があるのか確認してください。高い学位は、その学位の専門分野においてのみ権威を与えます。脚注が多数あるウェブサイトでも全く信頼できないかもしれません。まず自問すべきなのは「ウェブサイトに責任を持つ人々の資格証明や専門知識はどのようなものか」ということです。[[ワールド・ワイド・ウェブ]]上には誰でも好きなことを投稿できます。
専門知識を有することが検証可能な人物によるものを情報源としてください。より信頼できるのは、学術団体が関与しているものです。もっとも信頼できるのは、その分野の書き下ろし教科書です。こうした教科書の著者には、その科目について幅広く権威のある知識を持っていることが期待されるからです。一般的に、大学で使われる教科書は頻繁に改訂が行われ、権威を保ち続けようと努めます。
 
=== 特別な主張には特別な証拠が求められる ===
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またその分野の専門家が著した(できれば複数の手による)[[概説書]]を参照することも良い方法です。概説書の記述は出版時点での学界の動向を反映していると考えられるので、概説書自身が「信頼できる情報源」と看做せ、かつその参考文献に挙げられている文献はそれも参照すべき文献であると考えられます。
 
===== 歴史教科書の是非について =====
 
Wikipediaでは、歴史分野において学校教科書を使用することは推奨されません。出来得る限りより高度な出典を探すよう努めてください([[Wikipedia:信頼できる情報源#基本的な考え方|基本的な考え方]]を参照)。それでも、時には教科書を出典に用いたいこともあるでしょう。そういった場合は、次に示す事項に従ってください。
まず、使用する教科書は少なくとも大学で用いられるものでなければなりません。中等教育で用いられる教科書は基本的に歴史分野で求められる概説書としての品質を満たしているとは言えないからです。
次に、出典として使用する箇所は、導入部や概要などに限ってください。
また、その際には共有知の確認に用いるようにしなければなりません。 ただ、教科書自体の意見ないし、教科書における記述の歴史などを紹介したい場合などはその限りではありません。([[Wikipedia:信頼できる情報源#研究史・史学史という観点|研究史・史学史という観点]]を参照。)
 
==== 中立的な観点との兼ね合い ====