「Wikipedia:出典を明記する」の版間の差分

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m 参考文献: Help:ISBNのリンク」10 桁の ISBN が与えられている書籍については 10 桁の ISBN でリンクし、更に 13 桁の ISBN も併記されている書籍の場合には ISBN-13 として 13 桁の ISBN も表記してください
style / layout[脚注→脚注>注釈・出典]/ +[OCLCの追記を含む] / +要ページ番号(最大x5) / 推敲
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多くの人が編集するウィキペディアでは、本文中に注釈を入れる方式が推奨されています。
 
=== 本文中に注釈を挿入する ===
{{Shortcut|WP:INCITE}}
;手順
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}}
 
=== 個別参照法 ===
やや難しいですが、[[ハーバード方式]]など、一覧文献の個別参照法を利用すれば、正確性と一覧性が両立できます。これは、同一著者による異なる著書や、同一書籍中の異なる箇所を参照するときに便利です。
{{Main|[[Wikipedia:出典テンプレート#短縮脚注参照]]|[[/個別参照法]]}}
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}}
 
=== 記事に参考文献を記載する ===
{{Shortcut|WP:GENREF}}
;参考文献記載の注意点
79行目:
==== 項目間の区切り ====
* 項目間には原則として読点(、)を用い、全項目の末尾には句点(。)を記す。
* かぎ[[括弧#鉤括弧「」|鉤括弧「 」]]の前後では読点を用いず、全角空白( )を用いる<ref>{{Refnest|group=注|この全角空白を置く方式は河野による<ref>{{Harvnb|河野|1998|p=}} {{要ページ番号|date=2019年11月16日}}</ref>。澤田中村はかぎ括弧の前後を空けていない<ref>{{Harvnb|澤田|1977|p=}} {{要ページ番号|date=2019年11月16日}}</ref><ref>{{Harvnb|中村|1988|p=}} {{要ページ番号|date=2019年11月16日}}</ref>。}}
* 書名の[[括弧#二重鉤括弧『』|二重かぎ括弧『 』]]の後に巻数を記す場合と、論文名の一重かぎ括弧「 」と所収書名の二重かぎ括弧『 』を連記する場合は、半角空白を入れずにつなげて書く。
* 叢書名の全角[[括弧#山括弧〈〉|山括弧〈 〉]]は、発行所名につなげて書く。
 
==== 著者名 ====
88行目:
* 複数の著者が執筆している編纂物(アンソロジー)の場合は、「--編」と書き共同執筆者名は要らない。
* 編者が執筆者をかねている場合は「--編著」と記す。
* 監修者がいる場合は「--監修 --著」または「--監修 --編」と記す。
 
==== 書名 ====
* 単行本の名前、[[括弧#二重鉤括弧『』|二重かぎ括弧(『  』)]]で囲む。
* 雑誌論文、[[括弧#鉤括弧「」|一重かぎ括弧(「  」)]]で囲む。
* 論文が所収されている雑誌や書籍の名前は、二重かぎ括弧(『  』)とするで囲む
* 副題は、[[ダッシュ (記号)|ダッシュ(-)]][[コロン (記号)|コロン(:)]]で本題とつなげて上記の鉤括弧の中に書く<ref>{{Refnest|group=注|この方法は河野によるが<ref>{{Harvnb|河野|1998|p=}} {{要ページ番号|date=2019年11月16日}}</ref>、原著ではダッシュやコロンは半角ではなく全角で表されている。なお、中村は[[二倍ダッシュ]](二倍ダーシ)(――)としている<ref>{{Harvnb|中村|1988|p=}} {{要ページ番号|date=2019年11月16日}}</ref>。}}
 
==== 発行所名 ====
105行目:
* 月日まで分かる場合は、それを記す。
* ウェブサイトの場合、その文書が作成された、もしくは最後に更新された年月日を記載する。年月日が明記されていないなどでわからない場合は省略可能。また、更新年月日以外にも更新時分が書かれていた場合はそれを追加することも可能。
* 改訂版がある場合、典拠した版を表記すること。ウェブサイトの場合、閲覧日を記載するとよい<ref>{{Refnest|group=注|河野は『レポート・論文の書き方入門 第3版』(2002年)において、「アクセス日」を記述するとしており(107{{Sfn|河野|2002|pp=107-109頁)}}、ウェブサイトを出典として明記するために [[Template:Cite web]] を使用する場合、閲覧日は必須となる。</ref>}}
 
=== 書誌情報の実例(和書) ===
206行目:
 
最も簡単に記す方法は、(B)の128頁にあるように、新聞名と日付のみを記すことです。
* 『毎日新聞』2007年3月16日。<ref group="注">最後の句点は、(B)では終止符。</ref>
ここで新聞名をくくるのに二重かぎ括弧を用いました。この方式は(A)(B)(D)が採用しています。(C)ではかぎ括弧が用いられていませんが、新聞名の右にピリオドが置かれています(126頁)。また、「[[#書誌情報の書き方(和書)]]」にあるルール「かぎ括弧の前後では読点を用いず、全角空白( )を用いる」を踏襲していませんが、それは4冊のいずれもこのようなやり方を採用していないからです。
 
216行目:
 
最も簡単に記す方法で示した新聞名と日付に加え、見出し、記者名(この記事は署名入り)、および朝刊や版、面の表示を行うと、次のようになります。
* 高木昭午「想定外の臨界事故――停止・点検を支持」『毎日新聞』2007年3月16日付朝刊、第14版、第1面。<ref group="注">版、面の前の「第」は(A)では省略され、(D)では付されている。</ref>
 
著名人や文化人の寄稿を出典として使用する場合の書き方を2つだけ示します。
* 村千鶴子「だまされない!!」二次被害(2) 『毎日新聞』2007年3月16日。<ref group="注">「二次被害」の右にある「(2)」は、実際には丸数字。[[Wikipedia:表記ガイド#丸数字]]により、括弧つき数字で代用する。</ref>
* 村千鶴子「だまされない!!」二次被害(2) 『毎日新聞』2007年3月16日付朝刊、14版、13面、暮らし豊かに 役立つページ。
書評やインタビュー記事については、現段階では例を示しません。
237行目:
 
===名無しリンクを避ける===
ウェブ上で発表された文献を出典や参照先として用いる際には、リンクおよび URL だけでなく、記事名・公表者名・公開日などの情報も記載してください。外部リンクはリンク切れとなったり執筆時と異なるページへ転送される確率が非常に高く<ref>{{cite journal Sfn|和書|author=佐藤翔|author2=吉田光男|author3=安蒜孝政|author4=逸村裕| title=日本語版Wikipediaらの外部リンクの特徴とリンク切れの発生状況| journal=情報知識学会誌| volume=21 |issue=2 |pages=157-162 |publisher=[[情報知識学会]] |date=2011 |doip=10.2964/jsik.21_06 }}</ref>、仮にリンク切れしてしまった場合でもこうした情報があることが、のちのウィキペディア読者や編集者が文献を追跡する助けとなります。書誌情報は[[Help:脚注|脚注機能]]を利用して記述します。また各[[Wikipedia:出典テンプレート]]のurlパラメータを用いて記載することで、ある程度スタイルを統一することができます。
 
外部サイトへの名無しリンク(すなわち生のURL以外に情報が記されていないリンク)は、出典記載形式として使うべきではありません。創設期のWikipediaでは <code><nowiki>[https://mainichi.jp/select/wadai/news/20080415k0000e040021000c.html]</nowiki></code> ([https://mainichi.jp/select/wadai/news/20080415k0000e040021000c.html]と表示されます)のような名無しリンクを許していましたが、このリンク先は既に削除されています。もはやこの形式は勧められません。
329行目:
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Reflist}}
{{Reflist|group="注"}}
=== 出典 ===
{{Reflist|3}}
 
== 参考文献 ==
「書誌情報の書き方(新聞)」の節以外の箇所については次のとおり。
; 書籍
 
* <!--こうの-->{{Cite book |和書 |author=河野哲也 |authorlink=河野哲也 |date=1998-05 |title=レポート・論文の書き方入門 |edition=改訂版 |publisher=[[慶應義塾大学出版会]] |isbn=4-7664-0698-2 |oclc=233134243 |ref={{SfnRef|河野|1998}} }}ISBN-13: 978-4-7664-0698-6。
:* {{Cite book |和書 |author=澤田昭夫 |authorlink=沢田昭夫河野哲也 |date=19772002-0612-13 |title=レポート・論文の書き方入門 |publisheredition=[[講談社]]第3版 |seriespublisher=[[講談社慶應義塾大術文庫]]出版会 |isbn=4-067664-1581530969-8 |oclc=674977436 |ref={{SfnRef|河野|2002}} }}ISBN-13: 978-4-06157664-81530969-17
* {{Cite book |和書 |author=中村健一澤田昭夫 |authorlink=沢田昭夫 |date=19881977-06-0501 |title=論文執筆ルールブックの書き方 |publisher=[[日本エディタースクール#出版部講談社]] |日本エディタースクール出版部series=[[講談社学術文庫]] 153 |isbn=4-8888806-137158153-58 |oclc=24419422 |ref={{SfnRef|澤田|1977}} }}ISBN-13: 978-4-888880615-1378153-1。
* {{Cite book |和書 |author=中村健一 |date=1988-05-01 |title=論文執筆ルールブック |publisher=[[日本エディタースクール#出版部|日本エディタースクール出版部]] |isbn=4-88888-137-5 |oclc=673840126 |ref={{SfnRef|中村|1988}} }}ISBN 978-4-88888-137-1。
; 論文
* {{Cite journal |和書 |author=佐藤翔 |author2=吉田光男 |author3=安蒜孝政 |author4=逸村裕 |date=2011-06-25 |title=日本語版Wikipediaからの外部リンクの特徴とリンク切れの発生状況 |publisher=[[情報知識学会]] |journal=情報知識学会誌 |volume=21 |issue=2 |pages=157-162 |doi=10.2964/jsik.21_06 |ref={{SfnRef|佐藤ほか|2011}} }}
 
== 関連項目 ==