「青春ブタ野郎シリーズ」の版間の差分

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| タイトル= 青春ブタ野郎シリーズ
|画像= Seishun Buta Yarou logo.png
|説明= 主にシリーズ第1弾から第5弾までを[[原作]]とした[[テレビアニメ]]『'''青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない'''』の[[ロゴタイプ|ロゴ]]
| ジャンル= [[青春]]、[[サイエンス・フィクション|SF]]、[[ファンタジー]]、[[恋愛]]
}}
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| イラスト = [[溝口ケージ]]
| 出版社 = [[KADOKAWA]]
| レーベル = [[電撃文庫]](アスキーメディアワークス)
| 開始 = 2014年4月
| 終了 =
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| ウィキポータル= [[Portal:文学|文学]]・[[Portal:漫画|漫画]]・[[Portal:アニメ|アニメ]]
}}
'''青春ブタ野郎シリーズ'''(せいしゅんブタやろうシリーズ)は、[[鴨志田一]]による[[日本]]の[[ライトノベル小説]][[シリーズ (作品)|シリーズ]]。[[イラストレーション|イラスト]]は[[溝口ケージ]]{{Efn2|前作『[[さくら荘のペットな彼女]]』からの引き続き。}}。[[略語|略称]]は「'''青ブタ'''」(あおぶた)<ref>{{Cite press release|和書|title=渋スクフィギュア、TVアニメ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』より、江ノ島電鉄の通る踏切の前に立つ桜島麻衣が1/7スケールフィギュアになって6月24日に発売決定!|publisher=株式会社CyberZ|date=2021-06-17|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000913.000006792.html|accessdate=2021-06-18|work=PR TIMES}}</ref>。
 
[[2014年]][[4月]]から[[KADOKAWA]]の[[電撃文庫]] より既刊13巻(2023年7月現在)が刊行されている。2023年5月時点でシリーズ累計部数は250万部を突破している<ref>{{Cite journal|和書|date = 2023-05-26|title=青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない|journal =月刊コミックアライブ|volume=2023年7月号|publisher = KADOKAWA|page=243|asin=B0C3ZW2W3F}}</ref>。『[[このライトノベルがすごい!|このライトノベルがすごい!]]』文庫部門では2020年版で5位を獲得している{{Sfnp|このラノ2020|2019|p=34}}。
 
== あらすじ ==
=== 第1『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』 ===
高校2年生の'''梓川咲太'''は同じ高校の先輩であり、女優として有名な'''桜島麻衣'''が[[バニーガール]]姿で図書館にいるのを目撃する。だが咲太以外の図書館の利用客には彼女の姿が認識できていない。これは都市伝説として知られる'''[[#思春期症候群|思春期症候群]]'''の一種であり、彼女が女優業を休業し、学校でも孤立して空気のような存在を演じていたためと咲太は考える。
 
この状態を解消するには、本来麻衣がやりたがっている女優の仕事を再開すればいいと咲太は麻衣に言うが、麻衣を認識できない人間はどんどん増えていき、咲太さえも麻衣のことを忘れてしまう。だが、麻衣の存在を思い出した咲太は校庭から校舎の全生徒に向かって、大声で麻衣が好きだと告白をしたことで、全校生徒が麻衣の存在を再び認識できるようになった。やがて咲太は麻衣と交際を始め、麻衣の芸能界復帰も決まる。
 
=== 第2『青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない』 ===
麻衣と交際を始めた翌日、タイムスリップしたように日付が昨日に戻り、咲太以外の皆はそれに気づかない。だが高校の後輩・'''古賀朋絵'''だけは咲太と同じく、世界が同じ日を繰り返していることに気づいていたことがわかる。朋絵は自分の友人関係を守るため先輩から告白されることを回避しようとして、それが成功するまで同じ日を繰り返すという思春期症候群を起こしていた。告白回避のため、咲太と朋絵は嘘の恋人関係を演じることになるが、朋絵は次第に咲太に対して本当に恋心を抱く。本心では別れたくない朋絵が再び思春期症候群を発症して、嘘の恋人を演じる最後の日が繰り返される。だが朋絵が咲太に本気の告白をして振られることで、時間は麻衣と交際を始める前日に戻り、思春期症候群は解決した。
 
=== 第3『青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない』 ===
咲太は、友人である'''双葉理央'''がふたりに増えるという思春期症候群を発症していることを知る。理央の数少ない友人である咲太と'''国見佑真'''にはふたりとも彼女ができ、理央はひとりになってしまうという不安から、誰かにかまってほしくてSNSに官能的な自撮りをあげており、その理央と、そんなことを許さない理央の二つの存在に分裂したのだった。咲太、佑真と海岸で遊んで夜を明かし、自分が孤独ではないと知った片方の理央だったが、その理央がいれば自分はいらないと考えたもう片方の理央は失踪してしまう。しかし、必死で自分を探しに来た咲太の言葉に気持ちを変えられた理央は、もうひとりの自分と気持ちを同じにすることで、ひとつの存在に戻った。
 
=== 第4『青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない』 ===
二学期の初日、咲太は麻衣および'''豊浜のどか'''に出会う。のどかは麻衣の異母妹である売り出し中アイドルだが、麻衣とのどかの外見が入れ替わる現象が起こっていた。しばらく麻衣はのどかとして、のどかは麻衣として生活をすることになるが、その中でふたりは大喧嘩をしてしまう。のどかは、麻衣として自分が経験したCM撮影や、麻衣がのどかとして行ったライブでの様子を経験して、自分と麻衣との実力差を痛感し、自暴自棄になる。そんなのどかに、咲太は麻衣の“宝物”を見せる。それは幼い頃から大切に保管されていた、のどかから麻衣宛ての何通もの手紙だった。そして麻衣との仲直りを経て、自分は麻衣のようにならなくてもいいことをのどかが悟った瞬間、思春期症候群は解決し、ふたりの体は元に戻った。
 
=== 第5『青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない』 ===
咲太の妹・'''梓川かえで'''は自分の引きこもりと不登校を解消するため、最終的に「学校に行く」という項目がある「今年の目標」を咲太に掲げ、麻衣やのどかの協力も得て、電話や外出などの練習を始める。その後麻衣たちは、2年前以前の記憶がかえでにないことを知る。2年前、咲太の妹・'''梓川花楓'''はいじめが原因で[[解離性障害]]と思春期症候群を発症、それまでの記憶を消去して花楓の中に新たな人格を形成していた。一方で、学校にいこうとするもストレスによる体調不良と思春期症候群に苦しめられていたかえでだが、咲太により夜の学校に連れて行かれて「今年の目標」を達成する。だが、翌朝目を覚ましたのは“花楓”だった。かえでを失ったどうしようもない気持ちを叫ぶ咲太の前に現れたのは'''牧之原翔子'''。彼女は2年前、花楓をいじめや思春期症候群から救えず自責の念に駆られていた咲太の前に現れ、彼の心を救った少女だった。
 
=== 第6『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』 ===
世界には、咲太の恩人で初恋相手である、現在は大学生の'''牧之原翔子'''(以下、便宜上「'''翔子さん'''」とする)と、重い心臓病を抱える'''中学生の牧之原翔子'''(以下、便宜上「'''翔子ちゃん'''」とする)のふたりが存在している。やがて翔子さんの正体が“咲太の心臓を移植して延命した未来の翔子ちゃん”であることが発覚。翔子さんは、12月24日に麻衣とのデート先に向かう咲太が交通事故に巻き込まれて死に、その咲太の心臓を移植することで翔子ちゃんが生き延びたと明かすが、翔子さんは咲太に事故に遭わないよう警告し、麻衣に咲太を任せる。しかし翔子ちゃんの容態は悪く、一刻も早く心臓のドナーが現れないと危険な状態だった。自分が犠牲となり翔子ちゃんを助けるか、それとも咲太に生きていてほしいと懇願する麻衣の願いをかなえるかわりに翔子ちゃんを見殺しにするかという二者択一に咲太は葛藤するが、結局咲太は交通事故現場になるはずの場所へと向かう。だが突っ込んでくる車から咲太を助けて身代わりになった麻衣が、代わりに死んでしまう。
 
=== 第7『青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない』 ===
麻衣の死がショックで、数日間咲太は抜け殻のような状態になっていたが、そこにまたも翔子さんが現れた。この翔子さんは、麻衣の心臓を移植されて延命した翔子ちゃんが成長した姿だった。翔子さんは“咲太と麻衣が幸せになる未来”を獲得するため、咲太が過去に戻る手助けをする。事故の起こる日に戻った咲太は、麻衣に会いに行く。麻衣は既に、咲太は翔子ちゃんを見捨てられるわけがないと見抜き、自分の命をかけてでも咲太を助ける覚悟を決めていた。だが咲太は、自分のことは自分で解決すると麻衣を説得。それから、交通事故に遭おうとしていた過去の自分を自分で突き飛ばし、未来を変えた。だが結果として翔子ちゃんの心臓のドナーは現れず、彼女は危篤の状態となる。咲太は麻衣に、やはりどうにかして翔子ちゃんを助けたいという願望を伝える。その結果歴史が変わり、麻衣が出演した映画の影響で、心臓のドナーが大幅に増えた世界になる。そこで咲太と麻衣は、別の第三者から心臓移植を受けて元気になった翔子ちゃんと出会う。
 
=== 第8『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』 ===
花楓は改めて不登校を解消しようと努力し、さらに中学校卒業後は咲太と同じ峰ヶ原高校に通いたいと言い出す。だが花楓は、ストレスとそれに伴う思春期症候群のため体調を崩し、峰ヶ原高校の入学試験を受けられなくなってしまう。咲太は落ち込む花楓に対し、兄と同じ峰ヶ原高校に通うことが“かえで”の願いだったとしても、花楓が我慢してまで峰ヶ原高校に通う必要はないと諭す。また咲太は、のどかの所属するアイドルグループ「スイートバレット」メンバーの広川卯月が[[高等学校通信教育|通信制高校]]に通っていることを知ったため、のどかに頼んで、花楓と卯月の対面をセッティングしてもらった。花楓は、卯月が全日制の高校に馴染めなくて不登校になったこと、通信制高校のことなどを色々と教えてもらう。その後定員割れのため、花楓は峰ヶ原高校に合格になったという知らせが入るが、花楓は峰ヶ原高校ではなく自分で行きたい学校を決めると宣言する。
 
=== 第9『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』 ===
咲太と、家族の記憶が戻った花楓は、“かえで”が記憶を失って以後長らく会っていなかった母と再会する。その翌日、咲太はかつて麻衣が体験したような、母や花楓を含め誰にも認識されない状態になっていた。咲太がかえで(花楓)とふたりで生活する上で母のことを考えないようにしていたことが、この現象を引き起こしたと思われた。その後、麻衣そっくりだが小学生くらいの少女が現れる。その少女だけは咲太を認識しており、少女に導かれるうちに、気づくと咲太は違う場所、違う世界にいた。そこは咲太、花楓と父、母が皆健康に4人で暮らしており、花楓のいじめ問題は解決し普通に中学に登校。咲太は理央たちと友人のままで、麻衣とも交際しているという理想の世界だった。だがこの世界は「居心地がよすぎる」と、咲太は元の世界に戻る決心をする。咲太は再び麻衣そっくりの少女に導かれ、元の世界に戻った。元の世界ではやはり誰も咲太を認識しなかったが、仕事で山梨県に行っていた麻衣が1日早く帰ってきて、咲太のことを見つけてくれた。麻衣に励まされた咲太は、改めて母と対面に行く。すると母が咲太に気がつき、他の皆にも認識される状態に戻った。
 
=== 第10『青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない』 ===
咲太たちは大学生になり、約半年が過ぎていた。そんな中、咲太と同じ大学に通う'''広川卯月'''の様子が突然変わった。いつもマイペースで天然、テンションが高い彼女が、突如自分が周囲にどう思われているかを察し、「空気を読んで」自分を周囲に合わせるようになった。また卯月の人気上昇によりソロデビューやスイートバレットからの卒業が囁かれるようになる。そんな中で卯月は咲太に「スイートバレットで武道館を目指す」という目標の達成が難しいと感じるようになった胸中を吐露する。その週末のスイートバレットのライブ中、突然卯月の声が出なくなる。かろうじてその日のライブを乗り切った皆だったが、ライブは翌日にも控えていた。卯月抜きで行われることになったそのライブを見に訪れた咲太は、観客の中に卯月を発見。彼女はもう声が出せるようになっていることを見抜いて話しかける。武道館を目指して楽天的に皆を引っ張っていた卯月だったが、自分の中に、報われない努力をするメンバーを嘲る心があったことに気づいて罪悪感を抱き、ステージに上がることを躊躇する。だが降雨と機材トラブルに見舞われながらも舞台に立つメンバーを見た卯月は、咲太に背中を押されステージへと上がった。彼女はステージにて、ソロデビューすることと同時に、スイートバレットも卒業せず武道館を目指すと宣言した。翌日咲太は大学にて、退学届を提出したという卯月と会い、「卒業おめでとう」と言って送り出す。直後咲太は、季節外れのサンタクロースに扮しているが、咲太以外の誰にも認識されていない女性を目撃して、話しかけられる。彼女は'''霧島透子'''と名乗った。
 
=== 第11『青春ブタ野郎はナイチンゲールの夢を見ない』 ===
咲太は中学時代の同級生で、今は同じ大学に通う'''赤城郁実'''が、予知能力があるかのように危険を察知して子供を助ける光景を目撃した。その後咲太は、見た夢の内容をSNSに投稿すると正夢になるという噂を聞く。郁実はその情報をもとに、人々を危険から回避させるという人助けを行っていた。さらに郁実の身体に起こった奇妙な現象を見た咲太は「今の郁実は、かつて自分(咲太)が(9巻にて)別の可能性の世界に迷い込んだときに出会った、峰ヶ原高校に通っていた郁実」だと気づく。郁実は、人のためになりたいと願った自分になれずに嫌になって逃げ出したいと思った結果、この世界の本来の郁美と入れ替わり、今まで生活してきたことを話す。それから郁実は、咲太に同窓会に行くよう誘導してから姿を消した。咲太がそのまま中学の同窓会会場に行くと、そこにも郁実がいた。咲太が郁実に話しかけると、1時間ほど前から会場にいた郁実の存在に誰も気づいていなかったため、会場の皆が驚愕する。そのことや、同窓会参加者もSNSでの予知夢を体験していたことなどを指摘し、思春期症候群は実在すると郁実は宣言。そして、中学時代に咲太や花楓の思春期症候群について信じず、咲太を排斥していた自分たちを批判した。だが咲太はおどけ、今の現象は郁実と示し合わせてのサプライズだったと言って立ち去る。翌日咲太と麻衣の前に、本来のこの世界の住人である、昨日の同窓会会場にいた郁実がやってきた。郁実は咲太と麻衣に、別の世界の咲太からの、この世界の咲太と麻衣に向けての謎の警告文を見せた。
 
=== 第12『青春ブタ野郎はマイスチューデントの夢を見ない』 ===
「霧島透子を探せ」「麻衣さんが危ない」という警告文を見せられた咲太は、とりあえず透子に会うことにする。だが透子の考えはよくわからず、ただ思春期症候群を皆に「プレゼント」していると主張している彼女の影響で、間接的に麻衣に何かがあるのかもしれないと思われただけだった。そんな中、咲太が講師のバイトをしている塾の生徒である'''姫路紗良'''が、自分なら透子の考えを読んで問題を解決できるかもしれないと咲太に語る。紗良は、自分が好きだった相手の考えが、自分や周囲の認識と違っており失恋したという経験を経た結果、他人の考えがわかるという思春期症候群の状態になっていた。紗良はこの状態を維持したいと思っていたのと同時に、咲太の考えを読んで自分に振り向かせることを考えていた。だが麻衣はそんな紗良を挑発するように、自分と咲太の絆を見せつけ、なぜ自分が咲太と付き合っているのか語る。紗良が麻衣に勝てないと悟った瞬間、紗良の思春期症候群は解消された。だが同時に、透子の考えを知るすべも失われてしまう。
 
=== 第13『青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない』 ===
咲太を含めた多くの人が非常にリアルな夢を見て、その一部は正夢となった。さらに朋絵は「一日警察署長のイベントで事故が起こり、麻衣が重傷を負う」という夢を見たと言ってきて、本当に麻衣に一日警察署長の仕事が入る。迫る危険を回避するには、透子の思春期症候群を解消するのが確実だと咲太は考える。透子の本名は'''岩見沢寧々'''と言い、咲太の学友である福山拓海の恋人だったということがわかった。しかし、寧々が人々に認識されなくなるのと共に拓海も寧々の存在を忘れており、思い出すことができない。また寧々は、岩見沢寧々としてネットに公開した動画が、ネットで有名なミュージックビデオ投稿歌手である「霧島透子に似ている」と噂された後、他の人から認識されなくなって彼女自ら“霧島透子”を名乗るようになったことがわかったが、彼女は岩見沢寧々としての自分を忘れ、最初から自分が霧島透子であったかのように振る舞い出した。だが、咲太の行動と訴えによって拓海は寧々のことを思い出し、拓海の言葉が寧々に届いて、寧々は自分を取り戻す。ところが寧々は「霧島透子は他にもいる」と言う。咲太が一日警察署長のイベントが行われている場所に駆けつけると、そこには咲太以外の人には認識されない、大量のサンタクロース姿の男女で溢れかえっていた。その混雑により本当に事故が起こるが、咲太は負傷しつつもどうにか麻衣を守る。それと同時に、サンタ姿の人々は咲太以外の人にも認識されるようになったが、そのサンタ達は皆一様に、自分は霧島透子だと思い込んでいたという。
 
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== アニメ ==
{{公開前の映画|date=2023年7月|section=1}}
原作小説第1弾『'''青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない'''』から第6弾『'''青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない'''』の序盤までを原作とした[[テレビアニメ]]『'''青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない'''』が[[2018年]][[10月]]より[[12月]]まで[[東京メトロポリタンテレビジョン|TOKYO MX]]ほかにて放送された<ref name="dengekionline20180310">{{Cite web|url=http://dengekionline.com/elem/000/001/692/1692640/|title=『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』TVアニメ化決定。石川界人さん、瀬戸麻沙美さん、久保ユリカさんが出演|work=電撃オンライン|publisher=[[KADOKAWA]]|date=2018-03-10|accessdate=2018-03-10}}</ref>{{R|onair}}。
 
原作小説第6弾『'''青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない'''』7弾『'''青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない'''』を原作とした[[アニメーション映画]]『'''青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない'''』が[[2019年]][[6月15日]]に[[アニプレックス]]の配給により全国31スクリーン規模で公開された<ref name="animate20190209">{{Cite news|url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1549695560|title=『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』劇場公開日は2019年6月15日に決定! 牧之原翔子(CV:水瀬いのり)のスペシャルビジュアルも公開|newspaper=[[アニメイトタイムズ]]|date=2019-02-09|accessdate=2019-02-09}}</ref>。公開前のプロモーションとして[[西武ドーム|メットライフドーム]]のバッターズサークル後方に広告を掲載している<ref>{{Cite web|title=西武ドーム、青ブタの映画広告をええところに掲載してるね。ネギくんにオススメされたけど、まだ観れてない(ーー;)ただ、湘南好きとしてはそのうち観るつもり… |url=https://twitter.com/possibility8997/status/1138770160947306497/photo/1 |website=@possibility8997 |date=2019-06-12 |accessdate=2019-06-12 |language=ja |last=やまげ}}</ref>。公開日から第四週目まで週ごとに別の来場者特典が配布された{{R|:0}}。また、公開された15日、16日の二日間の動員数が約6万6000人で、興行収入が約1億円を記録した<ref>{{Cite web|title=青春ブタ野郎:劇場版が初週興収1億円 6万6000人動員で好スタート|url=https://mantan-web.jp/article/20190617dog00m200059000c.html|website=MANTANWEB(まんたんウェブ)|accessdate=2019-06-21|language=ja-JP}}</ref>。予想を超える人気から、公開日から劇場グッズが品薄になり、7月初旬から増産分が順次販売され<ref>{{Cite web|title=TVアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」公式サイト|url=https://ao-buta.com/news/?id=50957|website=TVアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」公式サイト|accessdate=2019-06-21|language=ja|publisher=}}</ref>、同年7月から9月にかけて順次、全国での拡大上映が決定した<ref>{{Cite web|title=TVアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」公式サイト|url=https://ao-buta.com/news/?id=51052|website=TVアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」公式サイト|accessdate=2019-07-03|language=ja|publisher=}}</ref>。全国で合計95館にて公開され<ref>{{Cite web|title=「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」|url=https://ao-buta.com/m_theater/end.html|website=「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」|accessdate=2019-11-06|language=ja|publisher=}}</ref>、10月17日に最後の上映が終了し累計興行収入は5億1000万円となった<ref>{{Cite web|title=「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」石川界人(梓川咲太役)×鴨志田一(原作者)×増井壮一(監督)座談会 - コミックナタリー 特集・インタビュー|url=https://natalie.mu/comic/pp/ao-buta03|website=コミックナタリー|accessdate=2019-11-25|language=ja|first=Natasha|last=Inc}}</ref><ref>『キネマ旬報 2020年3月下旬特別号』p.49</ref>。また、7月初旬から販売開始された増産分も品薄状態になり、ANIPLEX+にて、一部数量限定で劇場グッズの事後販売が実施された<ref>{{Cite web|title=TVアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」公式サイト|url=https://ao-buta.com/news/?id=51109|website=TVアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」公式サイト|accessdate=2019-07-09|language=ja|publisher=}}</ref>。
 
原作第8・9巻を原作とした新作アニメーションの制作決定が2022年9月に発表され<ref>{{Cite web|title=「青春ブタ野郎」シリーズの新作アニメ制作決定、“高校生編”完結の物語|url=https://natalie.mu/comic/news/494993|website=コミックナタリー|accessdate=20225-09-25|language=ja|publisher=}}</ref>、12月3日にはそれらが『'''青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない'''』『'''青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない'''』としてそれぞれ劇場公開されると発表された<ref>{{Cite web|title=「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」「青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない」新作アニメーションが劇場公開決定!|url=https://ao-buta.com/news/?id=62033|website=アニメ『青春ブタ野郎』シリーズ公式サイト|accessdate=2022-12-03|language=ja|publisher=}}</ref>。『おでかけシスター』は2023年6月23日に公開<ref>{{Cite news|title=「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」6月23日公開!本ポスター&予告も|url=https://natalie.mu/comic/news/518270|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2023-03-26|accessdate=2023-03-26}}</ref>、『ランドセルガール』は同年12月1日に公開予定{{R|:3}}。