磯部清吉
磯部 清吉(いそべ せいきち、1872年6月7日(明治5年5月2日)[1] - 1952年(昭和27年)5月26日[2])は、日本の政治家。衆議院議員(3期)。

経歴
編集京都府出身[2]。京都帝国大学を卒業。酒造業を営む。平屋村村会議・同村長、北桑田郡議、京都府議、同参事会員、同郡部会議長[2]、所得税調査委員、宅地価調査委員、地方森林会議員、京都府農会長、同養蚕組合、同畜産組合各連合会会長、須知銀行取締役となる[2]。
1928年(昭和3年)の第16回衆議院議員総選挙において京都2区(当時)から立憲政友会公認で立候補して初当選[3]。以来連続3回当選した。1930年の第17回衆議院議員総選挙で再選[4]。1932年の第18回衆議院議員総選挙で三選[5]。1936年の第19回衆議院議員総選挙には出馬しなかった。1952年死去。
その他
編集磯部は道路改修に努め、「道路の守」と呼ばれた。また、巨椋池の干拓事業、京都 - 舞鶴間の道路整備事業にも尽力。犬養毅元首相と親しく、芦田均元首相に兄と慕われていた。
脚注
編集参考文献
編集- 日本国政調査会編『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』国政出版室、1977年。
- 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。