至聖三者大門教会(しせいさんしゃだいもんきょうかい、ウクライナ語: Троїцька надбрамна церква)は、ウクライナ首都キーウにおける洞窟大修道院に属する教会。大修道院の大門の上に位置していることから、大門教会と呼ばれる。

至聖三者大門教会
教会の西側ファサード
地図
所在地 キーウ
 ウクライナ
教派 ウクライナ正教会
歴史
創設日 1108年 (1108)
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沿革

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初期

ニコライ・スビャトシャロシア語版[1]によって、1106年から1108年にかけて建立された。

1240年モンゴルのルーシ侵攻に際して、キーウもモンゴル軍による破壊を受け、大修道院の生神女就寝大聖堂が破壊されると、大修道院の主要な教会となった。18世紀初めにコサック頭領イヴァン・マゼーパの援助金により復元され、ウクライナ・バロック様式に建てかえられた。

ソビエト連邦期

1957年から1958年にかけて教会の内外において本格的な復元作業が行われた。

建築について

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参考文献

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外部リンク

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脚注

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  1. ^ チェルニーヒウ公でキエフ大公であったスヴャトスラウ2世の孫・ニコライ。1106年11月17日に剃髪して修道士ニコライ・スビャトシャとなった。36年間修道士として暮らし、大修道院に病院も設立した。

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