銀座コア
銀座コア(ぎんざコア)とは、日本の東京都中央区銀座五丁目にあった商業ビル。商号は株式会社ギンザコア。1971年11月3日に開店。2024年3月31日に閉店[1]。
銀座コア GINZA CORE | |
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店舗概要 | |
所在地 |
〒104-0061 東京都中央区銀座五丁目8番20号 |
開業日 | 1971年11月3日 |
閉業日 | 2024年3月31日 |
施設所有者 | 株式会社ギンザコア |
延床面積 | 16,559 m² |
商業施設面積 | 8,471 m² |
店舗数 | 80店 |
駐車台数 | 75台 |
最寄駅 | 銀座駅 |
外部リンク | 銀座コアホームページ |
概要
編集1969年(昭和44年)8月、銀座インペリアルビル株式会社として地元地権者11名の共同出資により、銀座インペリアルビル管理の全権委任を受けた受託管理会社として設立。1971年(昭和46年)「インペリアルビル」の名称はビル名公募により「銀座コア」にビル名を変更し11月3日にオープン。
2022年(令和4年)2月22日、ヒューリックはギンザコアの筆頭株主である松屋などの銀座コアの権利者と、銀座コア再開発の共同事業に関する基本協定を締結したと発表した。同協定では銀座コアを2024年までに営業終了し、跡地に地上12階、地下4階、延床面積23,736平方メートルの複合商業施設を建設するもので、2027年頃の竣工を目指すとしている[2]。
銀座コアは2024年3月31日までに全てのテナントが営業を終了し閉館[1]。建物は同年6月より解体工事が開始された[3]。跡地にヒューリックが建設するビルについては地上12階、地下2階、延床面積20,824平方メートルで、設計は久米設計、施工はフジタが担当し、2026年5月上旬に着工、2028年8月下旬竣工が予定されている[4]。
テナント
編集- 開業当初は松下電器(現:パナソニック)のショールーム、「テクニクス銀座ショールーム」(通称:テクギン)が設置されていたことでも知られており、同社提供のラジオ番組の公開録音も行われていた(文化放送:テクギン・サウンドスポット、FM東京:タモリ博士の自叙伝的ジャズ講座など)。80年代半ばには名称をパナメディア銀座と変更し、AV機器も展示していた。
- 1990年頃、松下電器が撤退し、その後ははファッションビルとなっていた。
- 2022年7月まで、広島テレビ放送の東京支社が入居していた。
ギャラリー
編集-
銀座コア入口(2008年5月11日撮影)
脚注
編集- ^ a b “閉館のお知らせ”. 株式会社ギンザコア. 2024年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年10月1日閲覧。
- ^ “ヒューリックが銀座コアビルを再開発へ、2027年頃竣工予定”. FASHIONSNAP (株式会社レコオーランド). (2022年2月22日) 2025年10月1日閲覧。
- ^ “【銀座コアビル解体】坪井工業で6月から/跡地では再開発検討”. 建設通信新聞DIGITAL (株式会社日刊建設通信新聞社). (2024年6月3日) 2025年10月1日閲覧。
- ^ “【銀座に2万㎡店舗】着工は26年5月/設計は久米、フジタの施工/ヒューリック”. 建設通信新聞DIGITAL (株式会社日刊建設通信新聞社). (2025年5月21日) 2025年10月1日閲覧。