陸軍工兵学校

1919年 - 1945年に、千葉県松戸市にあった旧陸軍の学校

陸軍工兵学校(りくぐんこうへいがっこう)は、1919年 - 1945年大正8年 - 昭和20年)に、千葉県松戸市にあった旧陸軍学校である。

陸軍工兵学校(1925年大正14年)頃)
陸軍工兵学校正門(現在は松戸中央公園正門)

沿革

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歴代校長

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所在地・交通

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JR常磐線京成松戸線(旧・新京成線松戸駅から徒歩10分
イトーヨーカドー松戸店5階出入口を出てすぐ

跡地

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陸軍解体後の1945年(昭和20年)10月、東京都芝区(現・港区新芝町国電田町駅前にあった東京工業専門学校が移転してきた。学制改革を経て千葉大学工芸学部→工学部となるものの、1964年(昭和39年)に千葉市へ移転した。

千葉大学が国庫大蔵省関東財務局)に返還した土地の一部は、学校法人東京聖徳学園に払い下げられ、聖徳学園高等保育学校(現・聖徳大学幼児教育専門学校)を改組して聖徳学園短期大学を開学する。

1990年には同じ敷地内に4年制の聖徳大学が開学した。

残部は松戸市に払い下げられて松戸中央公園となり、正門及び哨戒舎が現在も公園内にそのまま残されている。他、松戸市立第一中学校千葉地方裁判所松戸支部千葉地方検察庁松戸支部などが移転してきた。

脚注

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  1. ^ a b 『官報』第2214号、大正8年12月19日。
  2. ^ 『官報』第3696号、大正13年12月16日。

参考文献

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  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。

関連項目

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外部リンク

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