チェコ国鉄
路線番号093
路線総延長25 km
軌間1435 mm
最高速度60 km/h

チェコ国鉄093号線、別名クラルピ・ナド・ヴルタヴォウ~クラドノ線(チェコ語;Železniční trať Kralupy nad Vltavou – Kladno)は、チェコ国鉄の鉄道線の名称である。

1855年、ブシチェフラド鉄道によって開業した。[1]

運行形態[2]

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快速「スピェシニー(Sp)」

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  • プラハ - クラドノ - オストロヴェツ ( - ドゥビー )
    大半がオストロヴェツ以南の運行で、2時間に1本の運行。全列車がクラドノから120号線のプラハに乗り入れる。東行は、平日のみ片道1本がドゥビーまで直通する。西行は、平日2本がドゥビー始発となる。093線内は各駅に停車する。
    過去の運行形態
    2019年以前は、東行がプラハ→クラドノ→オストロヴェツ、西行がクラルピ(休日はオストロヴェツ)→クラドノ→プラハの運行が大半であった。全列車が各駅に停車していた。
    2020年度以降、東行が平日1本のみドゥビーまで直通、西行は平日2本・休日1本がクラルピ発、平日2本がドゥビー始発となった。
    2023年度に、クラルピ発の列車が普通列車に置き換えられ、休止となった。
    2023年7月から2024年7月にかけて運休していた。[3]

普通

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全線通しの便と、クラドノ~オストロヴェツの区間運転の便がある。このうち多くが

  • プラハ - クラドノ - クラルピ
    1時間に1本の運行。一部はオストロヴェツ止まりで、オストロヴェツ以北は平日1-2時間に1本、休日2時間に1本の運行となる。クラルピ以南は120号線のプラハ方面に乗り入れる。大部分がヴラピツェを通過する。
    過去の運行形態
    2022年度以前は、東行がクラルピ行(半数弱はオストロヴェツ止まり)で、西行がオストロヴェツ始発であった。平日午後は半数がオストロヴェツで系統が分かれていて、乗換が必要となっていた。また全て各駅停車であった。
    2023年度より、西行の半数強がクラルピ始発となった。大部分がドゥビーとヴラピツェ通過、一部がドルジェトヴィツェ通過となった。
    2023年7月から2024年7月にかけて運休していた。
    2025年度より、ドゥビーは全列車停車となった。

  • クラドノ - オストロヴェツ
    平日2-4時間に1本、休日2時間に1本の運行。快速と合わせて1時間に1本の運行となる。クラドノで120号線のプラハ方面特急と接続する。
    過去の運行形態
    2022年度以前は、東行がオストロヴェツ行、西行がクラルピ始発で、いずれも2時間に1本の運行であった。また、平日午後には、クラルピ→オストロヴェツの列車も2時間に1本運行していた。
    2023年度より、西行もオストロヴェツ始発が中心となった。快速の増発に伴い、平日は2-4時間に1本の運行となった。西行のオストロヴェツ止まりは、前述のプラハ行の列車に置き換えられた。
    2023年7月から2024年7月にかけての間のみ、クラドノ - ブランディーセク間で運休し、ブランディーセク - クラルピ間に平日一時間に1本、休日2時間に1本全て各駅停車での運行となった[3]

駅一覧

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以下では、チェコ国鉄093号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。

  • 種別
    • Sp:快速
    • Os:普通
  • 停車駅
    • 印:全列車停車
    • 印:一部通過
    • 印:一部停車
    • |印:全列車通過
路線名 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ Sp Os 接続路線 所在地
093 クラドノ駅   0.0 120号線 中央ボヘミア州 クラドノ郡
クラドノ町駅 2.7 2.7  
クラドノ・オストロヴェツ駅 1.0 3.7  
クラドノ・シヴェルモフ駅 2.6 6.3  
クラドノ・ドゥビー駅 1.2 7.5  
クラドノ・ヴラピツェ駅 1.7 9.2    
ブランディーセク駅 2.7 11.9    
ドルジェトヴィツェ駅 2.2 14.1    
ザーコラニ駅 3.9 18.0  

ザーコラニ停留所から
121号線(ホスチヴィツェ方面、スラニー方面)

オトヴィヴィツェ駅 1.8 19.8     ムニェルニーク郡
クラルピ・ナド・ヴルタヴォウ・ミニツェ駅 2.8 22.6    
クラルピ・ナド・ヴルタヴォウ駅 2.5 25.1  

090号線(ウースチー方面)
091号線(プラハ方面)、092号線(ネラトヴィツェ方面)
110号線(ロウニ方面)、111号線(ヴェルヴァリ方面)

脚注

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