Turing (企業)
Turing株式会社（チューリングかぶしきがいしゃ）は、Ponanzaを開発した山本一成と青木俊介が共同で創業した完全自動運転EVメーカーを目指す日本のスタートアップ[1]。完全自動運転を実現することを目標にしている[2]。EV生産を掲げており、2030年までに年間10000台の生産を実現することを予定していたが、2024年断念した[3]。
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | 非上場 |
| 本社所在地 |
 日本〒141-0032 東京都品川区大崎１丁目１１番２号 |
| 設立 | 2021年8月20日 |
| 業種 | 輸送用機器 |
| 法人番号 | 4010001220641 |
| 事業内容 | 完全自動運転システムの開発 |
| 代表者 | 山本一成（代表取締役CEO） |
| 資本金 | 3000万円 |
| 従業員数 | 95人 |
| 外部リンク |
tur |
2023年2月には東京アールアンドデーと提携し、自社初の車両生産拠点「Turing Kashiwa Nova Factory」を千葉県柏市に新設し、2025年中に製造・販売を予定する自動運転EV100台の生産拠点を確保した[4]。
沿革
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2021年8月20日に設立[5]。創業時、山本と青木がホワイトボードに社名候補を書き連ね、「テスラを超えるならそれにふさわしい名前を」という理由で青木が発案した「チューリング」を社名に冠することとなった[6]。
2022年10月12日に自動運転システムの更なる安全性・信頼性・耐久性に関する技術向上を目的とした、AI自動運転走行による国内初の北海道一周長距離走行実証を実施[7]した。
2023年1月にレクサスRX450hをベース車両とした、自社開発したAI自動運転機能を搭載する「THE FIRST TURING CAR」を販売した。販売するにあたり、チューリングオリジナルのエンブレムも制作[8]した。
2023年10月には日産リーフ（ZE1）をベースにしたコンセプトカー「Turing Machine Alpha」をJAPAN MOBILITY SHOW 2023にて公開した[9][10]。
施設
編集- 本社
- 2024年1月に組織拡大に伴い本社を増床し、ゲートシティ大崎に移転した[13]。
- 平和島ラボ
脚注
編集- ^ “- Business Insider Japan 将棋AIの天才が｢自動運転EVメーカー創業｣に挑む理由…｢売らないと売れない｣” (2022年7月27日). 2023年2月23日閲覧。
- ^ “Turing会社紹介資料” (英語). Speaker Deck. 2025年6月23日閲覧。
- ^ “自動運転技術のTuring、高すぎたテスラの壁 完成車量産断念の挫折”. 日本経済新聞 (2025年6月20日). 2025年6月23日閲覧。
- ^ 自動運転EV開発のチューリング、自社初の車両生産拠点「TURING Kashiwa Nova Factory」を千葉県柏市に新設2023年2月23日閲覧。
- ^ 会社概要2024年4月29日閲覧。
- ^ 未来のクルマ創る「ソフト屋」
- ^ チューリング社、AI自動運転走行による国内初の北海道一周長距離走行実証を実施2023年2月23日閲覧。
- ^ “チューリング、自社開発のAI自動運転機能を搭載した「THE 1st TURING CAR」を販売開始” (2023年1月20日). 2023年2月23日閲覧。
- ^ “180km/hだせるEVプロトタイプ制作・LLM実装、着実に駒を進めるチューリング…ジャパンモビリティショー2023”. Response (2023年10月26日). 2023年11月5日閲覧。
- ^ “自動運転EV開発のチューリング、初の自社開発コンセプトカー「Turing Machine Alpha」をJAPAN MOBILITY SHOW 2023で公開” (2023年11月1日). 2023年11月5日閲覧。
- ^ “Turing、半導体を自社開発 LLM向けで29年量産”. 日本経済新聞 (2023年12月28日). 2023年12月29日閲覧。
- ^ “自動運転EV開発のチューリング、組織拡大に伴い「ゲートシティ大崎」へ本社を増床移転”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1｜PR TIMES (2023年11月10日). 2023年11月12日閲覧。
- ^ “自動運転EV開発のチューリング、組織拡大に伴い「ゲートシティ大崎」へ本社を増床移転”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1｜PR TIMES (2023年11月10日). 2023年11月12日閲覧。