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{{otheruses|無料チャンネル|有料チャンネル|BS10スターチャンネルプレミアム}}
{{Pathnav|ジャパネットホールディングス|ジャパネットブロードキャスティング|frame=1}}
{{otheruses|無料チャンネル|有料チャンネル|BS10スターチャンネル}}
{{混同|redirect=Japanext|x1=液晶ディスプレイメーカーの|JAPANNEXT}}
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{{日本の衛星放送チャンネル
| チャンネル名称 = BS10
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| 特記事項 = BSJapanext時代は物理チャンネルBS-23ch、論理チャンネルBS263chで放送<ref>[https://web.archive.org/web/20211217032844/https://www.apab.or.jp/2021-bs-band-reorganization-schedule.html 新しいBS放送局の開局とBS帯域再編の相談窓口について](2022.01.06、一般社団法人放送サービス高度化推進協会)</ref>。
}}
[[File:BSJapanext rogo.jpg|thumb|BSJapanext時代のロゴ]]
 
'''BS10'''(ビーエステン<ref>{{Cite web|url=https://www.bs10.jp/20241029_bs10/|title=「BS10(ビーエステン)」、開局日決定!〜2025年1月10日(金)スタート〜|accessdate=2025-04-07|publisher=BS10}}</ref>)は、[[2022年]]([[令和]]4年)[[3月27日]]から放送を開始した<ref>{{Cite web|和書|url=https://corporate.japanet.co.jp/newsrelease/20211222/|title=2022年3月27日(日)『BSJapanext』開局のお知らせ~日本全国と視聴者を”つなぎ”、リアルを伝える放送局へ~ |accessdate=2021-12-22|publisher=|date=2021-12-22|website=ジャパネットグループサイト}}</ref>[[日本における衛星放送#BSデジタル放送|BSデジタルテレビジョン放送局]]。[[ジャパネットホールディングス]]の子会社である[[ジャパネットブロードキャスティング]]が[[基幹放送事業者|衛星基幹放送事業者]]として運営する。
 
== 概要 ==
[[File:BSJapanext rogo.jpg|thumb|BSJapanext時代のロゴ]]
2019年([[令和]]元年)5月20日、[[総務省]]に対し「BS Japanet Next」の名称で[[日本における衛星放送#BSデジタル放送|BSデジタル放送]]の新規参入申請を行い<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu11_02000110.html|title=BS放送等に係る衛星基幹放送の業務の認定申請受付結果|accessdate=2021-10-30|publisher=総務省情報流通行政局衛星・地域放送課(2019年5月20日)}}</ref>、同年9月9日、総務省から認可された<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu11_02000112.html|title=BS放送に係る衛星基幹放送の業務の認定の電波監理審議会への諮問及び答申|accessdate=2021-10-30|publisher=総務省情報流通行政局 衛星・地域放送課(2019年9月9日)}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1206210.html|title=BSの新規4チャンネルを総務省が認定。吉本やディズニーなど放送開始へ|accessdate=2021-10-30|publisher=AV Watch(2019年9月9日)}}</ref>。
 
[[ジャパネットたかた]]は、2001年([[平成]]13年)3月24日から2021年(令和3年)3月31日まで通販[[専門チャンネル]]「[[ジャパネットたかた#ジャパネットチャンネルDX|ジャパネットチャンネルDX]]」を運営していたが、一旦終了させた上で別の新たなテレビ局として通販番組だけでなくアニメ・スポーツ・地域情報などの総合編成を行う{{Efn2|ジャパネットたかたと同業の通販専門チャンネルである[[ショップチャンネル]]と[[QVC]]は4K左旋BS放送でサイマル放送を行っているが、4K・2K右旋BS放送の場合は通販番組の総量規制が行われている<ref>{{Cite book |和書 |title=BS放送(HD・SD)に係る衛星基幹放送業務の認定申請マニュアル |date=2019-03-13 |publisher=総務省情報流通行政局衛星・地域放送課 |___location=東京 |url=https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/pdf/1910313_01.pdf |accessdate=2022-01-15 |pages=87-93 |chapter=放送法関係審査基準(平成23年6月29日総務省訓令第30号) }}</ref>。}}<ref name=":0">{{Cite web |和書 |url=https://www.japanet.co.jp/shopping/support/info41.html |title=ジャパネットチャンネルDX 番組配信終了のお知らせ |accessdate=2021-11-03 |publisher= |date=2021-01-25 |website=株式会社ジャパネットたかた}}</ref>。
 
2022年(令和4年)3月9日午前5時から「'''BSJapanext'''」(ビーエスジャパネクスト)のチャンネル名で、他のBS新チャンネル2局([[JCOM BS|BS松竹東急]]・[[BSよしもと]])と共に[[試験電波]]の放送を開始<ref>{{Cite web |和書 |title=BS新3チャンネルが試験電波発射開始。9日午前5時から |url=https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1393826.html |website=AV Watch |date=2022-03-09 |accessdate=2022-03-09}}</ref>、同年3月27日より放送を開始した。
 
同局は[[リモコンキーID]]の設定がなかったため、視聴の際は上下チャンネルボタンまたは[[電子番組ガイド|電子番組表(EPG)]] を使用したり、チャンネル番号「263」を入力するなどの方法で選局する必要があった<ref>受信機の設定メニューから手動で選局ボタンを変更でき、未使用のチャンネルまたは未契約の有料チャンネル〔2(NHKBS サブチャンネル)・3(旧・[[NHK BSプレミアム]])・9([[WOWOW|WOWOWプライム]])・10(スターチャンネル)等のボタンに設定する方法があった</ref>。
 
また、[[スマートフォン]]の専用[[アプリケーションソフトウェア|アプリケーション]]「つながるジャパネット」{{Efn2|2013年から存在する「ジャパネットアプリ」を開局に合わせてリニューアルしたアプリ。これまで通り商品の検索や購入ができるほか、番組の同時配信を視聴しながらコメントを投稿したり、各種番組の企画や景品に応募・参加することが可能である。このためアプリストアでのジャンルは従来通り「ショッピング」に属する。}}を通して、番組の[[サイマル放送#インターネットサイマル配信|同時配信]]を視聴することができる<ref>{{Cite web |和書 |title=BSデジタルで「BSよしもと」など3チャンネル放送開始 スマホ向けの動画配信も |url=https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2203/21/news026.html |website=ITmedia NEWS |accessdate=2022-03-27 |date=2022-03-21}}</ref>(権利関係の都合上、一部番組は未配信)。
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=== チャンネル移動と再編によるリニューアル ===
2024年(令和6年)6月1日、[[ジャパネットブロードキャスティング]]は[[東北新社]]から[[BS10スターチャンネルプレミアム|スター・チャンネル]]を買収した<ref>{{Cite web |url=https://ssl4.eir-parts.net/doc/2329/tdnet/2423236/00.pdf |title=連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ |access-date=2024-04-20 |date=2024-04-19 |website=株式会社東北新社}}</ref><ref>{{Cite web |title=ジャパネット、スターチャンネル買収 東北新社から6月 |url=https://www.jiji.com/jc/article?k=2024041901116 |website=時事通信 |date=2024-04-19 |access-date=2024-04-20}}</ref>。これにより、BSJapanextはスター・チャンネルとの間で事実上の兄弟チャンネルになるほか、ジャパネットブロードキャスティングは子会社による間接保有を含めてBSデジタル放送2チャンネル分を所有することになる。同年8月1日、株式会社ジャパネットブロードキャスティングが株式会社スター・チャンネルを吸収合併した<ref>{{Cite web |title=グループ会社統合のご案内 {{!}} 【スターチャンネル】映画・海外ドラマの放送・配信サービス |url=https://web.archive.org/web/20240805034522/https://www.star-ch.jp/topics/detail/736 |website=www.star-ch.jp |access-date=2024-08-05}}</ref>。
 
2024年(令和6年)8月22日、翌2025年(令和7年)1月からの再編として、BSJapanextとスターチャンネルと統合させた上、チャンネル名も「'''BS10'''」(ビーエステン)に改称することを発表した<ref>{{Cite web |title=BS、無料と有料を融合 ジャパネット、チャンネル刷新 |url=https://www.nikkei.com/article/DGKKZO82917770R20C24A8LX0000/ |website=日本経済新聞 |date=2024-08-22 |access-date=2024-08-22}}</ref><ref>{{Cite web |title=ジャパネットのBS局が「BS10」に移動 スターチャンネルと統合 |url=https://www.asahi.com/articles/ASS8P4CLNS8PUCVL02PM.html |website=朝日新聞 |date=2024-08-22 |access-date=2024-08-22}}</ref>。同年10月29日には、再編実施日を2025年(令和7年)1月10日とすることを発表した<ref name=":9" /><ref>{{Cite web |title=2025年1月に新しいBS放送局『BS10(ビーエステン)』誕生!|url=https://www.bsjapanext.co.jp/20240822_bs10/ |website=www.bsjapanext.jp |access-date=2024-08-22}}</ref>。BSJapanextとしての放送は2025年1月9日23時59分までになり、翌10日0時にBS263chは停波した<ref group="注">クロージングなどはなく日本民間放送連盟のCMが流れた後に停波した。</ref>。日付変更後に再編準備を開始し、7時より新体制へのカウントダウンに入り、15時30分の記者発表を挟み、19時の「はじめまして BS10です!開局記念 4時間生放送スペシャル!」から新生「BS10」としての放送を開始した<ref>{{Cite web |title=総合MC・国分太一! 『はじめまして BS10です!開局記念 4時間生放送スペシャル!』 1/10(金)よる7:00〜生放送!! |url=https://trendnewscaster.jp/entertainment/202501056278/ |website=TREND NEWS CASTER |date=2025-01-05 |access-date=2025-01-11 |language=ja}}</ref>。
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|水曜 19:00 - 22:30(生放送 ※延長あり)<br />水曜 0:00 - 3:30(再放送)
|[[襟川麻衣子]](実況) ほか
|Japanext CUPの後継大会。チャンネルの移動とチャンネル名の変更に伴い大会名も変わり全試合生放送になった。トーナメント方式からリーグ戦方式に変更。予選は8名ずつの4つのブロックに分かれて行われる。Mリーガーがジョーカーではなくなりブロック数に合わせてジョーカー枠が4名になった。それぞれの予選上位2名と予選3位同士の敗者復活戦での1位を合わせた9名で準決勝を行い上位4名が決勝進出。決勝は準決勝のポイントを半分持ち越して行う。予選と準決勝は1人あたり8半荘、敗者復活戦と決勝は4半荘行う。<br />賞金総額1000万円<ref name=":1" group="注">国内個人タイトル戦史上最高額</ref>(優勝賞金500万円<ref name=":1" group="注"/>、準優勝150万円、3位100万円、4位50万円、5~9位40万円)
|-
|野村雅夫のムービージョッキー
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|月曜 20:00 - 21:00<br />金曜 10:00 - 11:00(再放送)
|旅人:[[小田井涼平]]
|[[大江戸温泉物語]]またはゆこゆこが厳選するホテル、温泉宿をご紹介。<br />テーマ曲は、[[ザ・ドリフターズ]]の『[[いい湯だな]]』
|-
|THE仕事人 〜おとなの社会科見学〜
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|不定期
|[[榊原郁恵]]、[[野々村真]]、[[はいだしょうこ]]ほか
|船越・望月コンビに負けじと、超大人気芸能人が社会科見学に挑む。<br />第1弾は、郁恵・野々村コンビが日清食品を社会科見学<br />第2弾は、野々村・はいだコンビが[[ダイキン工業]]と[[エアウィーヴ]]を社会科見学
|-
|[[ナショナル ジオグラフィック (テレビチャンネル)|ナショナル ジオグラフィック]]傑作選
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|吉本新喜劇と西川貴教&オリックス・バファローズ<ref name=":8" />
|2024年1月28日 19:00 - 20:30
|BS松竹東急(現[[JCOM BS]])・[[BSよしもと]]との共同制作番組。共同制作局との関係上、[[在京テレビジョン放送局|在京民放テレビ局]]系動画配信サービスの「[[TVer]]」でも見逃し配信を実施<ref>{{Cite web |url=https://twitter.com/TVer_info/status/1751569005754945611 |title=TVer【公式】@TVer_infoのポスト |access-date=2024-01-31 |website=X(旧・Twitter) |date=2024-01-28}}</ref>。<br />出演:西川貴教、[[吉本新喜劇]]([[間寛平]]、[[辻本茂雄]]、[[吉田ヒロ]]、[[やなぎ浩二]]、[[平山昌雄]]、[[千葉公平]]、[[今別府直之]]、[[奥重敦史]]、[[信濃岳夫]]、[[新名徹郎]]、[[タックルながい。]]、[[レイチェル]]、[[大黒笑けいけい]]、住吉大和、[[前田まみ]]、[[いがわゆり蚊]]、[[谷川友梨]]、野崎塁)、[[オリックス・バファローズ]]の選手([[安達了一]]、[[阿部翔太]]、[[小木田敦也]])
|-
|ジャパネットたかたテレビショッピング30周年記念30時間生放送スペシャル!
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== エピソード ==
=== スタジオ ===
[[東京都]][[中央区 (東京都)|中央区]][[新川 (東京都中央区)|新川]]のジャパネットブロードキャスティング本社ビル内に以下の5つのスタジオを用意している<ref>[httphttps://www.dempa-times.co.jp/housoubroadcast/docs6158/1667262854_18664.html ジャパネットブロードキャスティング【技術担当者に聞く】徹底的に効率化かつフレキシブルな制作を実現].電波タイムズ(2022年10月31日)2023年2月28日閲覧。</ref>。コンパクトで運用性の高いスタジオサブであること、長時間勤務になりがちな制作現場の慣習を払拭することを目的に、[[パナソニック]]のIT/IPプラットフォームKAIROSとリモートカメラシステムを導入し、少人数での番組収録に対応したシステムを構築している<ref>[{{Cite web|和書|https://twitterconnect.panasonic.com/Dempatimes_PRjp-ja/statuscase-studies/1586889440680677380japanetbroadcasting|title=株式会社ジャパネットブロードキャスティング様 電波タイムズ・2022年10月31日発行の記事面を公開した画像を掲載したツイIT/IPプラットフォム“KAIROS”|website=パナソニック コネク]|accessdate=2025-10-16}}</ref>。「T」は東京の頭文字
*; '''T-1スタジオ'''
**: 汎用スタジオ。『[[パネルクイズ アタック25|パネルクイズ アタック25 NextNext(2025年3月まで)→BS10 パネルクイズ アタック25(2025年4月以降)]]』を中心に、各番組の収録や生放送に利用される。前身のBSJapanextの開局当初からセットは固定されている。フロア面積約231m<sup>2。</sup>
*; '''T-2スタジオ'''
**: 和風のセットが組まれたスタジオ。『[[西川貴教のバーチャル知事]]』や『おとなの嗜呑』等、多くの番組で使用されている。収録番組によって背景の小道具を替える、床を畳敷きにする、窓を障子に替えるなど、アレンジを加えられる場合が多い。同約57m<sup>2</sup>
*; '''T-3・T-4・T-5スタジオ'''
**: 様々なセットが組まれた複数のブースに分かれ、小規模な番組の収録に利用される(上記のT-1スタジオを利用する場合あり)。スタジオサブは共通。
: 開局半年頃からは徐々に収録をT-1/T-2スタジオに集約するようになり使用頻度が低下している。
* バラエティ番組は上記の各スタジオ、通販番組は[[長崎県]][[佐世保市]]の[[ジャパネットたかた]]本社のスタジオから放送<ref group="注">通販番組の一部はBS10のスタジオを間借りして収録される場合もある。</ref>。なお、番組送出などは東京のジャパネットブロードキャスティングが担当している<ref>{{Cite web|和書|title=【放送局員/中途採用】新放送局を支える送出マスター 株式会社ジャパネットホールディングス 新しいテレビ局を一から立ち上げ!BSチャンネル開局に向けて、放送技術スタッフを募集! |url=https://eizoshigoto.com/user/jobs/view/index/7483 |website=映像しごと.com |accessdate=2022-03-27 |archive-date=2022-06-25 |archive-url=https://web.archive.org/web/20220625105425/https://eizoshigoto.com/user/jobs/view/index/7483}}</ref>。
* 新川本社・スタジオは2021年2月末まで[[ショップチャンネル]]がスタジオを構えていたビルに入居している{{Efn2|公式な発表はないが、「ジャパネットブロードキャスティング、新社長就任(田道)のお知らせ」に写るビル外観<ref>[https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000147.000016651.html 株式会社ジャパネットホールディングス・2022年2月1日プレスリリース]</ref> と[[東芝ライテック]]が移転前のショップチャンネルにスタジオ用の照明器具を納品した時のビル外観<ref>[https://jirei.tlt.co.jp/index.cgi?mode=detail&kt=01_02_01&id=2125 東芝ライテック株式会社のホームページより]</ref> が入り口付近を除いて同一であることが明らかである。}}。