「日本大学医学部付属練馬光が丘病院」の版間の差分

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|英語名称=

|前身=練馬区医師会立光が丘総合病院

|標榜診療科= [[内科、小児]] <br/>[[循環器科、皮膚]] <br/>[[神経内科、外]] <br/>[[精神神経科、心臓血管外]] <br/>[[小児科、呼吸器]] <br/>[[外科、]] <br/>[[脳神経外科、]] <br/>[[整形外科、リハビリテーション]] <br/>[[産婦人科、]] <br/>[[皮膚科]] <br/>[[泌尿器科、産婦人科、]] <br/>[[耳鼻いんこう咽喉科、]] <br/>[[眼科、]] <br/>[[放射線科、]] <br/>[[麻酔科、神経内科、精神科、循環]] <br/>[[心血管]]・[[呼吸器外科]] <br/>[[リハビリテーション科]]

|許可病床数=344

|精神病床数=

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|地方公営企業法=

|開設年月日=1991年4月1日

|閉鎖年月日=2012年3月31日

|所在地郵便番号=179-0072

|所在地=東京都練馬区光が丘2-二丁目11-番1号

|位置={{ウィキ座標2段度分秒Coord|35|45|43|N|139|37|47|E}}

|電話=03-3979-3611

|二次医療圏=区西北部

|特記事項=

}}

'''日本大学医学部付属練馬光が丘病院'''（にほんだいがくいがくぶふぞくねりまひかりがおかびょういん）は、[[東京都]][[練馬区]][[光が丘 (練馬区)|光が丘]]にある存在した[[医療機関]]。[[学校法人日本大学]]が運営する[[病院]]であった。なお「付属」の表記は[[日本大学医学部附属板橋病院]]が「附属」であるのに対し、当院は「付属」である。

[[1986年]]11月に開設された'''練馬区医師会立光が丘総合病院'''が経営破綻したため、引き継ぎのため練馬区から誘致を受けた学校法人日本大学が日本大学[[医学部]]付属病院として[[1991年]][[4月1日]]に開設した<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.nerima-med.or.jp/ishikai/enkaku.php |title=練馬区医師会の沿革 |publisher=練馬区医師会 |accessdate=2020-1-19}} </ref>。土地と建物は練馬区医師会立光が丘総合病院のものを引き継いで使用し、{{要出典範囲|土地は練馬区から無償で、建物は有償貸付であった。|date=2020年1月}}

なお「付属」の表記は[[日本大学医学部附属板橋病院]]が「附属」であるのに対し、当院は「付属」である。

練馬区との見解の相違により、日本大学は[[2011年]][[7月15日]]に翌2012年3月をもって病院の運営から撤退することを発表した。同2012年[[3月31日]]をもって閉院したため、翌4月1日より地域医療振興協会が後を引き継ぐ形で、[[地域医療振興協会練馬光が丘病院]]として再出発した。

== 沿革 ==

練馬区の誘致を受けた学校法人日本大学が[[日本大学]][[医学部]]附設の病院として[[1991年]][[4月1日]]に開設している。土地は練馬区から無償で、建物は有償で貸付を受けている。

撤退の経緯についての詳細は、[[日本大学医学部付属練馬光が丘病院閉院問題]]を参照のこと。

もともとは'''練馬区医師会立光が丘総合病院'''（1986年11月開設）として運営されていた病院の経営が破綻したところを、日本大学が経営を引き継いだものである<ref>[http://a-beam.com/nerima-med/ishikai/enkaku.html 練馬区医師会沿革]</ref>。日本大学側は、「地域住民の医療機関に対する信頼の問題」<ref>後掲『日本大学病院力』254ページ</ref>と分析する。また医療施設はそのまま引継いだものの、当初は[[集中治療室]]が開設できなかったり、分娩費用が値上げされたりなどの問題があった。医療機器は性能の悪い旧式のものが譲渡されたり、あるいは引継の段階で紛失するなどがあったことが練馬区議会の議事録で確認できる。

== 診療科概要 ==

[[病床]]数342床（2011年12月時点）。[[2005年]]に[[順天堂大学医学部附属練馬病院]]が開業するまでは、練馬区で唯一の[[大学病院]]だった。[[災害拠点病院]]にも指定されていた。

* [[内科学|内科]]

* [[循環器学|循環器科]]

* [[小児科学|小児総合診療科]]

* [[皮膚科学|皮膚科]]

* [[外科学|外科]]

* [[心臓血管外科学|心血管]]・[[呼吸器外科学|呼吸器外科]]

* [[脳神経外科学|脳神経外科]]

* [[整形外科学|整形外科]]

* [[泌尿器科学|泌尿器科]]

* [[産婦人科学|産婦人科]]

* [[耳鼻咽喉科学|耳鼻咽喉科]]

* [[眼科学|眼科]]

* [[放射線医学|放射線科]]

* [[麻酔科学|麻酔科]]

* [[臨床検査科|臨床検査医学科]]

* [[神経学|神経内科]]

* [[精神医学|精神神経科]]

* [[リハビリテーション|リハビリテーション科]]

* [[病理科|病理部]]

[[救急指定病院]]であり、[[救急医療#二次救急医療|二次救急]][[医療機関]]として、[[救急医療#三次救急医療|三次救急]]医療機関である[[日本大学医学部附属板橋病院]]と[[電子カルテ]]のデータを共有するなど分担して[[地域医療]]を行ってきた。練馬区と近隣の区にとどまらず、[[東京都区部|東京23区]]西北部および[[多摩地域]]東部、隣接する[[埼玉県]]南部など広く周辺地域の救急患者を受け入れてきた。

== 医療機関指定等 ==

* 保険医療機関

近年不足している[[産科]]や[[小児科]]、特に小児科救急の比重が大きく、[[東京都立清瀬小児病院]]（2010年閉鎖）や旧[[志木市]]立市民病院（民間移譲、現：[[TMG宗岡中央病院]]）で対応していた小児救急・入院患児も受け入れ、小児科の休日夜間診療にも対応していた。また産科では24時間[[分娩]]対応でハイリスク[[出産]]にも対応できる体制があった。

* 労災保険指定医療機関

{{see also|日本大学医学部付属練馬光が丘病院閉院問題#問題点}}

* 指定自立支援医療機関（育成医療）

* 生活保護法指定医療機関

== 日本大学附属病院時代の診療科 ==

* 原子爆弾被害者一般疾病医療取扱医療機関

# [[内科学|内科]]

* 公害医療機関

# [[小児科学|小児総合診療科]]

* 母体保護法指定医の配置されている医療機関

# [[循環器学|循環器科]]

# [[皮膚科学|皮膚科]]

# [[外科学|外科]]

# [[心臓血管外科学|心血管]]・[[呼吸器外科学|呼吸器外科]]

# [[脳神経外科学|脳神経外科]]

# [[整形外科学|整形外科]]

# [[泌尿器科学|泌尿器科]]

# [[産婦人科学|産婦人科]]

# [[耳鼻咽喉科学|耳鼻咽喉科]]

# [[眼科学|眼科]]

# [[放射線医学|放射線科]]

# [[麻酔科学|麻酔科]]

# [[臨床検査科|臨床検査医学科]]

# [[神経学|神経内科]]

# [[精神医学|精神神経科]]

# [[リハビリテーション|リハビリテーション科]]

# [[病理科|病理部]]

== 医療機関の指定等 ==

* [[健康保険|保険]]医療機関

* [[救急指定病院|救急]]告示医療機関

* 休日・全夜間診療事業実施医療機関（内科系、小児科、外科系）

* [[労災保険]]指定医療機関

* 指定[[障害者自立支援法|自立支援]]医療機関（育成医療・[[自立支援医療 (精神通院医療)|精神通院医療]]）

* [[生活保護法]]指定医療機関

* [[被爆者|原子爆弾被害者]]一般疾病医療取扱医療機関

* [[公害]]医療機関

* [[母体保護法]]指定医の配置されている医療機関

* [[災害拠点病院]]

* [[臨床研修指定病院]]

* 臨床修練指定病院

* [[特定疾患]]治療研究事業委託医療機関

* 小児慢性特定疾患治療研究事業委託医療機関

* [[産科]]医療補償制度加入分娩機関

== 費用負担 ==

* 初診時に[[診療情報提供書|紹介状]]がない場合、保険外併用療養費が2,100円加算される。

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== 交通アクセス ==

* [[都営地下鉄大江戸線]][[光が丘駅]]下車徒歩4分。

* [[東武東上本線]][[成増駅]]南口・[[東京メトロ有楽町線]][[地下鉄成増駅]]より

** [[西武バス]][[西武バス練馬営業所#団地線|光32]]：日大練馬光が丘病院行で終点下車。

** 西武バス[[西武バス練馬営業所#団地線|光31・練高01・練高02]]：光が丘駅行・[[練馬高野台駅]]行・南田中車庫行で旭町南地区区民館下車、徒歩7分。

* 練馬区[[コミュニティバス]]「[[みどりバス]]」：[[みどりバス#保谷ルート|保谷ルート]]・[[みどりバス#氷川台ルート|氷川台ルート]]・[[みどりバス#北町ルート|北町ルート]]光が丘駅行で〔日大〕練馬光が丘病院下車。

* 西武バス[[西武バス練馬営業所#土支田循環線|光20-2]]・国際興業バス[[国際興業バス練馬営業所#光が丘駅 - 土支田循環線|光20-2]][[土支田]]循環線で日大練馬光が丘病院下車。

=== 路線バス参考文献 ===

* [[瀬在幸安]]監修・月刊「財界人」編集部編『日本大学病院力 WARM HEART』政経通信社、2004年。ISBN 978-4915306105

病院敷地内にバス停留所が設置されているが、これは当病院発着路線のみの停留所で、[[土支田]]循環線と練馬区コミュニティバス「[[みどりバス]]」保谷ルート・[[北町 (練馬区)|北町]]ルートは敷地外病院前区道の停留所となる。

;[[西武バス]]

*[[西武バス練馬営業所#光が丘団地線|光32]]：[[成増駅]]南口<small>行</small>

*練馬区コミュニティバス「みどりバス」保谷ルート：光が丘駅<small>行</small>・[[保谷駅]]前<small>行</small>

;[[国際興業バス]]

*[[国際興業バス練馬営業所#光が丘駅～練馬北町車庫線|光01-2]]：[[国際興業バス練馬営業所|練馬北町車庫]]<small>行</small>（[[平和台駅　(東京都)|平和台駅]]経由）

*光03-2：[[練馬区役所]]<small>行</small>（平和台駅・[[氷川台駅]]・[[桜台駅 (東京都)|桜台駅]]経由）

*練馬区コミュニティバス「みどりバス」[[氷川台]]ルート：練馬北町車庫<small>行</small>（[[練馬春日町駅]]東・氷川台駅経由）

*練馬区コミュニティバス「みどりバス」北町ルート：光が丘駅<small>行</small>・[[東武練馬駅]]入口<small>行</small>

;[[西武バス練馬営業所|西武バス]]・国際興業バス[[共同運行]]

*[[西武バス練馬営業所#土支田循環線|光20-2]]・[[国際興業バス練馬営業所#光が丘駅～土支田循環線|光202]]：土支田循環

== 脚注 ==

{{脚注ヘルプ}}

{{reflist|2}}

== 参考文献 ==

* 瀬在幸安監修・月刊「財界人」編集部編『日本大学病院力 WARM HEART』政経通信社、2004年

== 関連項目 ==

* [[日本大学医学部付属練馬総合光が丘病院閉院問題]]

* [[順天堂大学地域医学部附属療振興協会練馬光が丘病院]]

* [[日本大学]]

== 外部リンク ==

* [http://www.med.nihon-u.ac.jp/hospital/hikari/ 日本大学医学部付属練馬光が丘病院]

{{東京都災害拠点病院}}

{{学校法人日本大学の学校}}

{{DEFAULTSORT:にほんたいかくいかくふふそくねりまひかりかおかひよういん}}

[[Category:東京都災害拠点病院練馬区の歴史]]

[[Category:日本大学の歴史|いかくふふそくねりまひかりかおかひよういん]]

[[Category:日本の医療機関 (学校法人)]]

[[Category:日本の医療機関 (医育機関私立学校法人)|廃にほんたいかくいかくふふそくねりまひかりかおかひよういん]]

[[Category:東京都廃止された日本の医療機関 (医育機関)]]

[[Category:練馬東京都区部の医療機関 (廃止)]]

[[Category:戦後の東京]]

[[Category:1991年開業の施設]]

[[Category:2012年廃止の施設]]