湯布院駐屯地
大分県にある陸上自衛隊の駐屯地
湯布院駐屯地（ゆふいんちゅうとんち、JGSDF Camp Yufuin）は、大分県由布市湯布院町川上618-3に所在し、西部方面特科隊等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地。
| 湯布院駐屯地 | |
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 湯布院駐屯地に所在する西部方面特科隊の203mm自走榴弾砲の空砲射撃 | |
| 位置 | |
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| 所在地 | 大分県由布市湯布院町川上618-3 |
| 座標 | 北緯33度17分25秒 東経131度08分51秒 / 北緯33.29028度 東経131.14750度座標: 北緯33度17分25秒 東経131度08分51秒 / 北緯33.29028度 東経131.14750度 |
| 概要 | |
| 駐屯地司令 | 西部方面特科隊長 |
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| 開設年 | 1956年 |
最寄の演習場は、十文字原演習場と日出生台演習場。由布院温泉に位置するため、駐屯地の浴場は温泉である。駐屯地司令は、西部方面特科隊長が兼務。日出生台演習場の管理を行っている。
駐屯部隊
西部方面総監直轄部隊
- 西部方面特科隊
- 隊本部
- 本部中隊
- 第302観測中隊
- 第132特科大隊
- （第5施設団）
- （第2施設群）
- 第368施設中隊
- （第2施設群）
- （西部方面後方支援隊）
- 第101特科直接支援隊
- （第103施設直接支援大隊）
- （第1直接支援中隊）
- 湯布院派遣隊
- （第1直接支援中隊）
- （西部方面通信群）
- （第102基地システム通信大隊）
- （第304基地通信中隊）
- 湯布院派遣隊
- （第304基地通信中隊）
- （第102基地システム通信大隊）
- （西部方面会計隊）
- （第404会計隊）
- 湯布院派遣隊
- （第404会計隊）
- 湯布院駐屯地業務隊
陸上総隊直轄部隊
- （水陸機動団）
- 水陸機動団特科大隊
- （水陸機動団後方支援大隊）
- 特科直接支援小隊
- （水陸機動団通信中隊）
- 湯布院派遣隊
防衛大臣直轄部隊
- （警務隊）
- （西部方面警務隊）
- （第134地区警務隊）
- 湯布院派遣隊
- （第134地区警務隊）
- （西部方面警務隊）
沿革
- 1956年（昭和31年）1月26日：駐屯地開設[1]。開庁に際し、第4特車大隊（現：第4戦車大隊）が健軍駐屯地から、・第4偵察隊が曽根駐屯地から駐屯[2]。
- 1959年（昭和30年）：第314地区施設隊が竹松駐屯地より移駐[2]。
- 1961年（昭和36年）8月17日：第314地区施設隊、第5施設団隷下に。
- 1962年（昭和37年） ：第4対戦車隊（現：西部方面対舟艇対戦車隊）結成[3]。
- 1966年（昭和41年）4月：第4戦車大隊・第4対戦車隊が玖珠駐屯地に移駐し、第3特科群第111特科大隊が別府駐屯地より移駐[2]。
- 1977年（昭和52年）第3特科群の主力が別府駐屯地から移駐[2]。
- 1989年（平成元年）8月：第314地区施設隊を廃止し、第2施設群第344施設中隊新編。
- 時期不明：第111特科大隊・第128特科大隊を廃止。第132特科大隊を新編。
- 2003年（平成15年）3月27日：方面直轄の第3特科群を西部方面特科隊に改編、隷下に第5地対艦ミサイル連隊を編合。それに伴い、第312武器野整備中隊を第101特科直接支援隊に改編。第2施設群を機能別中隊に改編。第2施設群第344施設中隊を廃止し、第2施設群第368施設中隊新編[2]。
- 2018年（平成30年）3月27日：第112特科大隊・第101特科直接支援隊第1直接支援小隊を廃止し、水陸機動団隷下の水陸機動団特科大隊・水陸機動団後方支援大隊特科直接支援小隊を新編[4]。また、水陸機動団通信中隊湯布院派遣隊を新編。
最寄の幹線交通
展示装備
駐屯地内では駐屯部隊の退役装備が展示されており、74式戦車、203mm榴弾砲、75式130mm自走多連装ロケット弾発射機が展示されている。
脚注
- ^ 自衛隊法施行令の一部を改正する政令(昭和31年1月14日政令第1号)
- ^ a b c d e 駐屯地のあゆみ - 陸上自衛隊湯布院駐屯地
- ^ 西部方面対舟艇対戦車隊 - 第8師団 8師団の紹介
- ^ 陸自、水陸機動団の部隊を玖珠、湯布院に配置へ - 大分合同新聞 電子版『GATE』 (大分合同新聞9月24日付朝刊掲載、2016年11月7日閲覧)