iPhone SE (第2世代)
iPhone SE 第2世代(アイフォーン エスイー )は、アップルが開発・販売しているiPhoneの第13世代目のモデルである。
開発者 | アップル |
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種別 | スマートフォン |
キャッチコピー |
英語: Just the right amount of everything. 日本語: 手にしたくなるものを手にしやすく |
世代 | 第13世代 |
販売開始日 | 2020年4月24日 |
先代機 |
iPhone XS/XS Max iPhone XR |
関連機種 |
iPhone 11 Pro/Pro Max |
サイズ |
縦 138.4mm 横 67.3mm 厚さ 7.3mm |
重量 | 148g |
OS | iOS 13(初期搭載)→iOS 13.4 |
SoC | Apple A13 Bionic |
CPU | 6コア |
GPU | Apple A13 GPU(アップル独自設計 4コア) |
メインメモリ | 3 GB LPDDR4X RAM |
ストレージ | 64, 128, 256 GB |
メモリーカード | なし |
バッテリー | 1821 mAh |
背面カメラ | シングル12MPカメラ(広角), F1.8(広角), 最大5倍のデジタルズーム, 4K60fpsビデオ撮影(HDR対応), 1080p240fpsスローモーションビデオ撮影(HDR非対応) |
前面カメラ | 7MPカメラ, F2.2, True Depthカメラ, 1080p60fpsビデオ撮影(HDRは解像度に関係なく30fpsまで対応), スローモーション撮影非対応, ポートレートモード |
ディスプレイ |
4.7インチ 1792×828ピクセル 326 ppi Retinaディスプレイ |
サウンド | ステレオスピーカー |
接続 | Lightning |
ウェブサイト |
www |
iPhone SE(第1世代)の後継機にあたる。
概要
2020年4月16日木曜日にAppleのWebサイト上で発表された[1]。
iPhone8とiPhone11シリーズのA13Bionicチップを組み合わせたモデル。基本的な仕様はiPhone8と同じだがCPUはA13Bionicである。2016年3月31日に発売されたiPhoneSE(第1世代)と同様、旧モデルをベースに最新のチップを組み合わせている。
iPhone11シリーズとの違いは、カメラがシングルレンズ(広角)、RAMが3GB[2]、フロントカメラが7MP、ディスプレイはLiquidRetinaディスプレイではなくRetinaHDディスプレイ、ホームボタンがある、顔認証非搭載で指紋認証であることなど[3]。
仕様
ハードウェア
iPhone 11シリーズと同じA13 Bionicチップを搭載。
重量は148g、寸法は138.4×67.3×7.3mm(縦×横×厚さ)であり、iPhone 8と同等である[4]。
Haptic Touchを搭載し、ポートレートモード[5]やQi規格のワイヤレス充電、ApplePayによる店舗での決済も利用できる[6]。
急速充電をサポートしており、18W充電器などの急速充電に対応した充電器を利用することで30分で50%充電できる[7]。
そしてWi-Fi6とデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)も搭載している[7]。
防水等級はIP67で、水深1メートルで最大30分間利用できる[8]。
なおFace IDは搭載しておらず、Touch IDを採用している。
ソフトウェア
iPhone SEはiOS 13がプリインストールされて出荷されている。
デザイン
基本的なデザインはiPhone 8とほぼ同じだが、iPhone11と同様にAppleのロゴが中央に移動している[9]。
カラーはホワイト、ブラック、(PRODUCT)RED[10]で、ホワイトモデルでも前面がブラックになっている。
ホームボタンやTouchIDも搭載し、ケースにも一部互換性がある[11]。
同梱物
- iPhone
- EarPods with Lightning Connector
- Lightning - USBケーブル
- 5W USB電源アダプタ
なおiPhone 11 Pro/Pro Maxに付属している18Wの電源アダプタは付属していない[12]。
COVID-19による影響
COVID-19の感染拡大防止のため、Softbank、NTTドコモ、KDDI(au)の3社は発売延期を発表した[13][14][15]。
国内のAppleStoreも無期限で全店舗休業しており、実店舗での購入は家電量販店のみ可能となった[16]。
またAppleは、2020年9月までに購入されたiPhone SE (PRODUCT)REDの売り上げをCOVID-19対策基金に寄付すると発表した[17]。
脚注
- ^ “iPhone SE、人気のデザインがパワフルな新しいスマートフォンとして登場”. Apple Newsroom (2020年4月15日). 2020年4月19日閲覧。
- ^ “iPhone SE(第2世代)は3GBのRAM、1,821mAhのバッテリーを搭載か”. iPhone Mania (2020年4月16日). 2020年4月19日閲覧。
- ^ “iPhone SE - 仕様”. Apple(日本). 2020年4月19日閲覧。
- ^ 山崎健太郎 (2020年4月16日). “新iPhone SE登場、44,800円から。iPhone“8”サイズで“11”並のスペック”. Impress Watch. 株式会社インプレス. 2020年4月19日閲覧。
- ^ 鈴木誠 (2020年4月16日). “"ポートレートモード"対応の小型モデル、第2世代「iPhone SE」 耐水・防塵とQiワイヤレス充電に新対応 税別4万4,800円から”. デジカメ Watch. 株式会社インプレス. 2020年4月19日閲覧。
- ^ “Apple Pay 2020!メリット・デメリット・使い方・仕組み・日本対応まとめ”. The Goal (2020年4月17日). 2020年4月19日閲覧。
- ^ a b “「iPhone SE (2020)」と「iPhone 8」の違い”. フォトスク (2020年4月17日). 2020年4月19日閲覧。
- ^ “どっちを買う?新しい「iPhone SE」と「iPhone 11」の違いを比較”. mobilelaby.com (2020年4月16日). 2020年4月19日閲覧。
- ^ 白根 雅彦 (2020年4月16日). “[iPhone駆け込み寺 新しい「iPhone SE」、旧モデルのユーザーは買い替えをどうすべき?]”. ケータイ Watch. 株式会社インプレス. 2020年4月19日閲覧。
- ^ “iPhone SE 2(2020年新型)の色を比較。人気色・おすすめカラーは何色?カラーの選び方。iPhone SE(第2世代) - iggy.tokyo”. www.iggy.tokyo (2020年4月19日). 2020年4月19日閲覧。
- ^ “【更新】iPhone SE(第2世代)純正ケース、iPhone7/8と一部互換性あり”. iPhone Mania (2020年4月16日). 2020年4月19日閲覧。
- ^ “iPhone SEを購入”. Apple(日本). 2020年4月19日閲覧。
- ^ “第2世代の「iPhone SE」の発売延期について”. ソフトバンク (2020年4月19日). 2020年4月20日閲覧。
- ^ “(お知らせ)iPhone SE発売日の延期について”. NTTドコモ (2020年4月19日). 2020年4月20日閲覧。
- ^ “au、新しいiPhone SEを発売(更新)”. KDDI (2020年4月19日). 2020年4月20日閲覧。
- ^ 臼田勤哉 (2020年3月14日). “アップルストア、新型コロナ対策で閉店。3月27日まで中国以外の全世界”. Impress Watch. 株式会社インプレス. 2020年4月19日閲覧。
- ^ Kiyoshi Tane (2020年4月16日). “新iPhone SEも。アップルが(PRODUCT)RED製品の一部収益を新型コロナ対策基金に寄付 - Engadget 日本版”. Engadget JP. 2020年4月19日閲覧。
外部リンク
先代 iPhone XS/iPhone XS Max/iPhone XR |
iPhone SE 第13世代 同職:iPhone 11/iPhone 11 Pro/iPhone 11 Pro Max |
次代 |