要約欄での履歴継承記述について

編集

こんにちは。記事改善のための積極的な作業をありがたく拝見しています。利用者下書きページ(やノートページ)を拝見して、「履歴継承(投稿者の著作権の帰属表示)について気がかりな点があり、一報いたします。

ウィキペディア上で記事ページなど他のページから内容を複製(コピペ)する際に必要な「履歴継承」記述は、ページ本文に書き込むのではなく 【要約欄において〈Wikipedia:ウィキペディア内でのコピー〉に沿った方式#推奨される帰属記載形式で記載する】 のが正統かつ確実です。ですので、できれば要約欄での履歴継承を徹底していただけると間違いがないと思います。要約欄に履歴継承記述が欠けていると(たとえ下書きページ本文内やノートページ本文内に継承記述があったとしても)“履歴不継承(履歴継承の不備)” として下書きページが削除されてしまう、もしくは完成した下書きを記事ページへ転記したのちに、履歴不継承と判断されて下書きページのみならず転記後の記事ページの版がすべて削除される危険があります。

私がノートページで実施した「ノート本文に転写元の記事名と版のリンクを書き込むことで履歴継承を補完する方式」がIdpx99さんに誤解を招いたのではないか…と危惧しています。あのやりかたは、あくまでも(ノートページの要約欄に履歴継承記述が欠けていた場合の)応急措置、あるいは弥縫策にすぎない と受け取っていただけるとうれしいです。

以下は補足です。 あの応急措置は、通常の記事ページとは異なり「投稿者の署名が常にページ本文に存在することで、投稿/編集の履歴が履歴ページ (変更履歴)とは独立に)保存されている(と見なされる)」というノートページの特性を利用した“トリック”に近いもの、と私自身は考えています。 すなわち、ノートページの履歴中に〈他のページからのコピペが実施されたが要約欄に履歴継承記述がなく履歴-不継承になっている版A〉、〈履歴継承記述がノートページの本文に書き込まれた版C〉、〈Cの直前の版B〉の3者が存在する場合において、履歴-不継承による著作権侵害が生じているは理論上、“版Aから版Bまで” であり、版C以降はノート本文内の履歴継承記述によって他のページからの履歴を適切に継承しており問題がない、という理屈にもとづきます。しかし、これはあくまでも個人の私見であり、実際にこの方式で削除を免れうるか、ウィキペディア日本語版のコミュニティが履歴継承の成立を認めるかは、確実ではありません。
一方、なぜこの応急措置が有効だと考えるのか? については、《利用者‐会話:Yumoriy#ノート:東京ディズニーランド/ログ/2006-07-12 について》での議論を参照してみてください。主題になっているのは、要約欄に転記時の履歴継承記述が存在しないノートページの過去ログサブページについて、履歴-不継承で作成されたページ(=履歴継承がなされていない転記ページ)だと考えて、〈即時削除の方針〉の「#全般6(ウィキペディア内のコピペによる作成)」の適用対象として〈Template:即時削除〉を貼り付けた事案です。このケースでは、当該の過去ログは管理者 (ウィキペディア)によっていったん即時削除されたものの、「署名が適切に付されている議論は履歴不継承にあたらない」との指摘があり、削除は取り消され当該過去ログは復帰されました。
この事案に鑑みると、(1) 投稿者署名(=著作者名と投稿日時)を適切に備えたノートページは、要約欄に履歴継承記述がない状態でコピペされても、ページ本文に書き込まれている署名によって著作権の帰属表示は達成される、と考えることができます。ということは、(2) 履歴継承は履歴ページに附属する要約欄ではなく当該ページの本文記述そのものによっても実現しうる、ということになります(これは〈Wikipedia:ウィキペディア内でのコピー〉、また〈Wikipedia:著作権〉に示された原則に照らして当然の帰結です)。だとすると、ここで (3) 上述したノートページの〈版A〉〈版B〉〈版C〉の例に立ち戻ってみると、履歴不継承になっている版Aおよび版Bを仮に版指定削除してみた場合、残る版Cはノート本文内の署名によって当該ノートへのすべての投稿の履歴を継承しており、かつ、他ページからのコピペ(転写・転記)部分についても同じくノート本文内に存在する履歴継承記述によって履歴の継承が達成されている、という結論になるはずです。先に述べた「応急措置(弥縫策)」が履歴継承として有効だと私が考えた理路は、上のとおりです。(ただし以上の私の議論は、「署名が適切に付されている」とはいかなる状態を指すのか? を考えてみると論理的に詰められていない穴があり、それが件の措置を応急措置、弥縫策にすぎないと見なす理由となっています。)

なお、すでに作成してしまった「要約欄での履歴継承がなされていない下書きページ」については、転写後の加筆者(著作者)はIdpx99さんお一人だけなので、次の手順で最新版を維持できます(履歴継承を成立させ、著作権侵害の状態を解消できる)

  1. 最新の下書きページのソース(ウィキテキスト)を、テキストファイルとしてローカル(自分の手元)に保存する。
  2. 下書きページを白紙化する(ページの中身を空にして保存する)。
  3. 白紙の下書きページに、底本としたい記事ページ(転写元ページ)のソースを(全文の場合はページ末尾のカテゴリタグ記述を取り除いて)コピペし、要約欄に履歴継承記述を『 「記事ページ名(のハイパーリンク=内部リンク」のXXXX-YY-ZZ xx:yy:zz (UTC)の版から転写 』と記載して保存する。(“転写”は“複製”や“複写”、“コピー”等々の表現でもOKです。ウィキペディア日本語版上ではカット・アンド・ペースト(内容の移動)と解釈される「転記」と明確に区別するのが大切だと思います。)
  4. 下書きページを、ローカルに保存しておいた最新版下書きのウィキテキストで上書き更新する。

この手順により、仮に履歴不継承を理由とする削除依頼が提起され削除の結論となっても、削除されるのは2の白紙化以前の版だけで済みます。(3以降の版は履歴継承が成立しており、ウィキペディアのライセンス(GFDL)上の問題がない。) --Yumoriy会話2025年8月22日 (金) 06:00 (UTC)返信

Yumoriy
ご指摘及びお気遣いあふれる丁寧なご解説を頂きまして、ありがとうございます。「履歴継承」及び要約蘭の書き方について、以前にご指導を頂いていましたのに、理解不足でした。要約するに「Idpx99はアホか」という事ですが、本当すぎて何の申し開きもありません。百科事典の編集とWikipediaの文法の両方に不慣れで、あちこち気を取られ過ぎていました。
さて、ご教授を頂きました「要約蘭で履歴継承を成立させる」手順に従って、Idpx99の利用者下書きページをアップデート致しました。これで一通りは、履歴不継承を指摘があっても、生き残る事を望みます。
補足として頂きました、他での履歴承継議論の例を拝見すると、確かに一度疑義がつくと、議論が非常に難しい事が理解できてきました。同時に現在当たり前に使用しているWikipedia は、そうした先人の素晴らしい議論の集積である事には、感謝する思いです。もちろんそもそものところで、議論を喚起しない、著作権に配慮した適切な記載が、基本中の基本です。と考えると、私が「はみだしっ子」のノートに、無分別に書き散らしていた改訂案のすべてに、少なくない数のフォローを入れて頂いていまして、そのお手間とお心遣いに、心から感謝を申し上げます。例え、当該ページの本文記述そのものによっても履歴継承が可能だとしても、情報が本文と要約蘭とバラバラでは、「履歴継承」を確認される方に、余計な面倒をかけてしまう事は、推察できます。
「分割提案の告知」は、もう少し細部の出典等を整理してから行ってみたいと考えています。今後、「Idpx99の利用者下書きページ → ノートページ → 本文改訂」 の段階で、また相当な注意が必要な事も、理解してきました。「分割提案」が否決された場合でも、本文改訂の提案を多く行っているため、それぞれに履歴承継が必要です。基本姿勢として、要約蘭に、何をしたか説明を書く事を、徹底します。重ね重ねですが、お忙しい中、多くのご指導を頂いていまして、心から感謝をしています。お陰様で、知らないまま突き進んで、ある時突然履歴不承継で全削除になりモチベーションを失うという悲劇の可能性が格段に低くなりました。--Idpx99会話2025年8月23日 (土) 09:42 (UTC)返信
  下書きページ「利用者:Idpx99/sandbox」の履歴を拝見しました。対応ありがとうございます! これで下書きページの2025-08-23 06:08:50 (UTC)の版-以降の版は、転写元記事ページからの履歴継承が完全な状態となり、著作権上の瑕疵は存在しないはずです。
上記履歴ページの現状と上でいただいた返信を拝読するに、現在のIdpx99さんの履歴継承の原則の理解に誤りはない ように感じます。ただ念のためですが、要約欄で履歴継承を実施した2025-08-23 07:01:46 (UTC)の版-以降の版では、履歴ページ(=“「利用者:Idpx99/sandbox」の変更履歴”ページ)そのものがすべての投稿履歴を継承している、すなわち履歴ページによって附随する主ページの(ここでは「利用者:Idpx99/sandboxページの、他ページからの履歴継承記述を含む“投稿者/著作権者の帰属表示”を実現しているので、要約欄にいちいち底本とした版を書き込む必要はありません(つまり、他ページの履歴からの履歴継承を要約欄で一度実施すればそれ以降は..の版からの転写版を加筆した草稿」といった記述は不要です)。これは記事ページやノートページでも同じ理屈になります。 また逆に言えば、ページ間をまたぐ転写では、「履歴ページが同一でない(同じ履歴ページを共有していない)ために、異なるページの履歴(著作権者の帰属表示)を継承する記述が要求される」、と言えます(すなわち、下書きページも記事ページもそのノートページも、同じ履歴ページを共有していませんからそれぞれの間での転写や転記には〈Wikipedia:ウィキペディア内でのコピー〉にもとづいた履歴継承記述が必要、ということになります)
あと、上でお知らせした履歴継承のやり直し手順で「2. 白紙化」を挟む必要があるかどうかは、じつは私自身よくわかっていません。白紙化せずに手順1から手順3に直接進んでも履歴継承は達成されるのでは…と思うのですが、いったん白紙化することで履歴の“断絶”が明確になり、疑義が出なくなると考えて対処手順に含めておきました。というわけで私も初心者にすぎず、ウィキペディアがよくわかってはいません…! 私の言うことは信じすぎずに、眉に唾を付けてご自身で慎重に調べながらお聞きいただければ幸いです。--Yumoriy会話) 2025年8月25日 (月) 13:45 (UTC) / 補筆--Yumoriy会話2025年8月27日 (水) 08:13 (UTC)返信
  あ! 下書きページ末尾に“カテゴリ記述”が付いていないでしょうか? 現在はIdpx99さんの利用者ページ(下書きページ「利用者:Idpx99/sandbox」)がほかの記事ページと並んでカテゴリ〈Category:4人組を主人公とした作品〉や〈Category:家出を扱った作品〉〈Category:1975年の漫画〉などに表示されてしまっています。カテゴリ記述を除去したほうがよいです。 利用者名前空間とカテゴリについては「Wikipedia:利用者ページ#利用者スペースでできないこと#カテゴリ、テンプレート、リダイレクト)」に「記事名前空間で使うことが想定されているカテゴリ(Category:1990年生など)に、利用者ページやサブページを入れないでください。これは、書きかけの記事であっても同様です。」と記載があり、利用者ページに記事ページのためのカテゴリを付与することは禁止されています。--Yumoriy会話2025年8月25日 (月) 14:03 (UTC)返信
Yumoriy
わざわざ下書きページの履歴確認のお手間を頂きまして、ありがとうございます!また、要約欄にいちいち底本とした版を書き込む必要はない旨wpのご指摘も、ありがとうございます。今後は履歴承継の問題を起こさないようにする事がベストですが、万が一の時でも、履歴が承継されている・・その繋がりが見える感覚を、自分で養うしかありませんね。
また“カテゴリ記述”のご指摘もありがとうございます。こちらも、Wikipedia:利用者ページを読んでいたはずですが、なぜか重要なできない事情報だけを見落としていました。奈落の底に落ちる気分ですが、お陰様でどなたかに怒られる前に、証拠隠滅?ができました。
まだ全体に、はみだしっ子の作品で使われた文学や音楽のを、出典が分かりやすいよう記載をアップデートしたく、もう少しいじる予定ですが、なんとかルール違反で削除される事なく、主記事のノートページで、更新及び分割の提案をできるよう進める事ができます。色々ご教授いただいていまして、もしご教授がなかった場合に今ごろどんなに悲惨だったかを想像するに、心から感謝しています!ありがとうございます!--Idpx99会話2025年8月26日 (火) 14:34 (UTC)返信
はい、転写した版の要約欄で一度履歴継承をしてしまえば、転写先ページではその後、履歴継承記述を繰り返さなくて大丈夫です。乱暴な言い方ですが、「履歴継承」という言葉を「(転写元ページに附属する)履歴ページを引き継ぐ」という意味なのだと考えてみると、イメージが掴みやすいかもしれません。すなわち投稿者=著作者を記録し表示する履歴ページが同一なら、そもそも継承記述をする必要がなく、一方で「別の履歴ページを備えたページ」から内容を転写・転記する場合には、転写元の履歴ページの情報を引き継ぐ旨の宣言が必要になるわけです。履歴継承記述は「転写した部分の著作者表示は(この履歴ページではなく)転写元の履歴ページにあるからそちらを見てね!」というメッセージなのです。(先の投稿中のわかりにくい部分を補筆してみました。疑問がありましたら遠慮なくお知らせください。)
下書きページのカテゴリ除去も拝見、〈Category:4人組を主人公とした作品〉〈Category:家出を扱った作品〉など各カテゴリページの“は”行の欄からIdpx99さんの下書きページが消えました! これで大丈夫、ぶじに“証拠隠滅”完了です。--Yumoriy会話2025年8月27日 (水) 08:55 (UTC)返信
Yumoriy
当方の不手際に、わざわざ各カテゴリーページでご確認の手間を頂きまして、ありがとうございました。お手数をおかけいたしました。
また、履歴継承について、「乱暴な言い方」もとい、「猫でもわかるバージョン」でご説明を頂きまして、ありがとうございます。ようやく、wikipediaの合理性がわかってきました。自分が何かを書く時に、人様が書いたWikipedia を参考にする時は、「参照元を明記してその事をお断り」する事は、先に書かれた方に対する礼儀でもありますね。その後の自己改訂は、その人の問題です。とにかくそうした礼儀の積み重ねで、百科事典として内容により多くの人の知見の厚みが加わっていく事がようやくイメージができてきました。
色々ご指導のお手間を頂いていまして、本当にありがとうございます。私もいずれ、pay it forward できるようになるのか!?まずははみだしっ子を仕上げます!--Idpx99会話2025年8月28日 (木) 11:44 (UTC)返信