大木裕之
日本の映像作家 (1964-)
大木 裕之(おおき ひろゆき、1964年[1]3月23日 - 2025年10月14日[2])は、日本の映像作家、現代美術家。
経歴
編集東京都東村山市に生まれる。桐朋高等学校、東京大学工学部建築学科卒業。イメージフォーラム付属映像研究所修了。
大学在学中より映画を制作し始め、現在まで数々の国際映画祭へ作品を出品。全国の美術館等にて個展も開催している。1990年、イメージフォーラム・フェスティバル1990審査員特別賞受賞、1995年、ベルリン国際映画祭NETPAC賞受賞。
主な映像作品
編集- 「松前君」シリーズ (1989年~)
- ターチ・トリップ (1993年)
- あなたがすきです、だいすきです (I Like You, I Like You Very Much) (1994年)
- HEAVEN-6-BOX (1995年)
- たまあそび (1996年)
- 光の庭の子どもたち (1998年~)
- 心の中 (1999年)
- 001001 (2001年)
- G8 (2002年)
- 「時代の体温」世田谷美術館(東京、1999年)
- 「How Latitudes Become Forms : Art in Global Age」ウォーカーアートセンター/サンドレット・レバウデンゴ芸術財団(ミネアポリス/トリノ、2003年)
- 「六本木クロッシング:日本美術の新しい展望2004」森美術館(東京、2004年)
- 「第8回シャルジャ・ビエンナーレ」Qanat Al Qasba(シャルジャ、2007年)
- 「Out of Ordinary」ロサンゼルス現代美術館(ロサンゼルス、2007年)
- 「マイクロポップの時代:夏への扉」水戸芸術館(茨城、2007年)
- 「ライフ=ワーク」広島市現代美術館(広島、2015年)
- 「あいちトリエンナーレ2016 虹のキャラバンサライ 想像する人間の旅」堀田商事株式会社(愛知、2016年)
- 「歴史する!Doing History!」福岡市美術館(福岡、2016年)
- 「M+ Moving Image Collection」M+(香港、2021年)
- 「恵比寿映像祭2023 『テクノロジー?』」東京都写真美術館(東京、2023年)
- 「高知県立美術館開館30周年記念 大木裕之 監督作品上映」高知県立美術館(高知、2023年)
- 「アブストラクト権化」ANOMALY(東京、2024年)
- 「しないでおく、こと。― 芸術と生のアナキズム」豊田市美術館(愛知、2024-2025年)
- 「書の詩(うた)を聴け」WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO(東京、2025年、キュレーター:黒瀬陽平、佐藤達也(キュレーション協力))[5]
参加映画祭
編集- イメージフォーラム・フェスティバル
- 岡山映画祭
- 関西 Queer Film Festival
- サンダンス映画祭
- サンフランシスコ国際レズビアン&ゲイ映画祭
- タオルミナ国際映画祭
- 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭
- ニューヨーク・レズビアン&ゲイ映画祭
- バンクーバー国際映画祭
- ハンブルク・レズビアン&ゲイ映画祭
- ベルリン国際映画祭
- 香港レズビアン&ゲイ映画
- 山形国際ドキュメンタリー映画祭
- リスボン国際ドキュメンタリー映画祭
- ロッテルダム国際映画祭
他
脚注
編集- ^ あいちトリエンナーレ2016 アーティスト
- ^ “Instagram”. www.instagram.com. 2025年10月15日閲覧。
- ^ “大木裕之さんがツイッター(x)のトレンドになっている…”. 2025年10月16日閲覧。
- ^ “大木裕之”. ANOMALY. 2025年10月16日閲覧。
- ^ “展覧会「書の詩(うた)を聴け」”. しょうのうたおきけ. 2025年10月16日閲覧。