齋藤麗王
齋藤 麗王(さいとう れお、1998年4月23日 - )は、日本のプロボクサー。宮崎県日南市出身[1]。帝拳ボクシングジム所属。現WBOアジアパシフィックスーパーフェザー級王者。
基本情報 | |
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階級 | スーパーフェザー級 |
身長 | 172cm |
リーチ | 169cm |
国籍 |
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誕生日 | 1998年4月23日(27歳) |
出身地 | 宮崎県日南市 |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 8 |
勝ち | 7 |
KO勝ち | 7 |
敗け | 1 |
引き分け | 0 |
来歴
編集最初は空手をやっていたが、学生時代ボクシングで国体出場経験のある父親の影響で中学校からボクシングを始めた[2]。日章学園高校で高校6冠を達成。
日章学園高校卒業後、東京農業大学に進学。なお東京農業大学時代、ボクシング部主将を務めた[3]。
アマチュア時代
編集2016年11月、ロシアのサンクトペテルブルクで行われた世界ユース選手権のライト級(60kg)に出場し、準々決勝で敗れた[4]。
プロ
編集2021年2月5日のプロテストで同門増田陸と共にB級合格[5]。
2022年7月2日、後楽園ホールでのプロデビュー戦は初回KO勝ち[6]。
その後3連勝後に2024年1月20日、後楽園ホールでのWHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXTにて日本スーパーフェザー級11位の中井龍とスーパーフェザー級8回戦を行い、7回2分21秒TKO負けを喫してプロ初黒星[7]。
2025年2月1日、後楽園ホールでの『WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT Vol.29』にて日本スーパーフェザー級9位の保坂剛と60.0kg契約8回戦を行い、2度ダウンを喫しながら7回のラッシュが効果的にヒットして7回3分ちょうどのTKO勝ち[8]
そして2025年7月31日、後楽園ホールでのフェニックスバトル140のメインイベントにてWBOアジアパシフィックスーパーフェザー級タイトルマッチとしてWBOアジアパシフィック同級王者渡邊海と対戦。初回2度のダウンを喫するも、2回から効果的にラッシュを決めて終了ゴング後の加撃で1点減点されるが、3回も手は止まらずレフェリーストップで3回2分2秒TKO勝ちを収め、WBOアジア王座獲得を果たした[9][10]。
戦績
編集- アマチュア - 81戦70勝11敗
- プロ - 8戦7勝(7KO)1敗
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2022年7月2日 | ☆ | 1R 1:07 | KO | サマート・スプラッカーン | タイ | プロデビュー戦 |
2 | 2022年10月1日 | ☆ | 2R 2:36 | TKO | ジュフェル・サリナ | フィリピン | |
3 | 2023年4月1日 | ☆ | 2R 2:36 | KO | デチャデイン・ソーンシリスファティン | タイ | |
4 | 2023年9月2日 | ☆ | 8R 1:37 | TKO | 李鎮宇(角海老宝石) | 日本 | |
5 | 2024年1月20日 | ★ | 7R 2:21 | TKO | 中井龍(角海老宝石) | 日本 | |
6 | 2024年8月16日 | ☆ | 2R 0:57 | KO | ジョン・ローレンス・オルドニオ | フィリピン | |
7 | 2025年2月1日 | ☆ | 7R 3:00 | TKO | 保坂剛(三迫) | 日本 | |
8 | 2025年7月31日 | ☆ | 3R 2:02 | TKO | 渡邊海(ライオンズ) | 日本 | WBOアジアパシフィックスーパーフェザー級王座決定戦 |
テンプレート |
獲得タイトル
編集- アマチュア
- 第25回全国高等学校ボクシング選抜大会ライト級優勝
- 第26回全国高等学校ボクシング選抜大会ライト級優勝
- 平成27年度全国高等学校総合体育大会ライト級優勝
- 第70回国民体育大会国体少年の部ライト級優勝
- 平成27年度全国高等学校総合体育大会ライト級優勝
- 第71回国民体育大会国体少年の部ライト級優勝
- 2017年度台北市カップ国際ボクシングトーナメントライト級優勝
- プロ
脚注
編集- ^ 【選手名鑑】齋藤 麗王 ボクシングモバイル
- ^ ルーキーに聞く・齋藤麗王(東農大) 東京オリンピックでメダル狙う 産経新聞 2017年6月14日
- ^ 【齋藤麗王 選手】師でもある父に背中を押されてボクシングを再開。そして11年ぶりの再戦に挑む DANGAN-BOXINGのNote 2025年1月25日
- ^ 世界ユースボクシング選手権に日本代表として出場した齋藤 麗王くんがベスト8となりました! 日章学園高等学校公式サイト 2016年11月25日
- ^ 高校6冠の斎藤麗王ら、帝拳ジム2選手プロ合格 スポーツ報知 2021年2月5日
- ^ 赤井英和ジュニア英五郎プロ初白星、帝拳ホープ高見亨介、増田陸、齋藤麗王そろって初回KOデビュー Boxing News(ボクシングニュース) 2022年7月2日
- ^ 岩田翔吉が元ミニマム級王者クアルト4度倒して6回TKO勝ち L・フライ級世界再挑戦アピール Boxing News(ボクシングニュース) 2024年1月20日
- ^ 村田昴がKO初防衛 松本流星も1位岡田真虎を倒す 齋藤麗王、保坂剛との激闘を制す Boxing News(ボクシングニュース) 2025年2月1日
- ^ 超激闘! 齋藤麗王、渡邊海を逆転TKOで王座に Boxing News(ボクシングニュース) 2025年8月1日
- ^ 【ボクシング】高校6冠トップアマ斎藤麗王がWBO・APスーパーフェザー級王座獲得 日刊スポーツ 2025年7月31日