Template‐ノート:誤表記リダイレクト
当テンプレート「誤表記リダイレクト」の作成経緯
編集主ページ「Template:誤表記リダイレクト」は、
- 2025年5月《Wikipedia‐ノート:リダイレクト#「よくある誤った表記」改訂提案》
での議論にもとづく〈Wikipedia:リダイレクト#よくある誤った表記〉の改訂(差分/104922023)にともない、2025年(令和7年)5月19日に作成されました(差分/104921862、差分/104921908)。当テンプレート作成直後の関連議論として、誤表記関連テンプレート{{もしかして}}のノートページに2025年5月《Template‐ノート:もしかして#事前合意廃止提案》があります。--Yumoriy(会話) 2025年6月10日 (火) 06:36 (UTC)
説明文に加筆しました報告 20250609
編集当テンプレート{{誤表記リダイレクト}}の説明文ドキュメント〈Template:誤表記リダイレクト/doc〉に、2025年6月9日付で大きく加筆をいたしました(差分/105014573/105169036)。チェックをお願いいたします。(なお、ほかのテンプレート文書を眺めるとドキュメントには「#TemplateData」セクションを設けるのが通例のようですが、力不足のため今回は作成しませんでした。)
また、とりわけ説明文の出だし(冒頭)部分の改変は、誤ればこのテンプレートの作成趣旨の根幹にかかわるかと思いますので、今回の変更を以下に記録し、認識の誤りや表現の瑕疵がないかご批正を仰ぎます。
- 加筆前(初版): (2025-05-27 10:18:02 (UTC)の版)
このテンプレートはWikipedia:リダイレクト#よくある誤った表記に基づく誤表記のリダイレクトが作成された場合に、リダイレクト先の冒頭で誤表記であることを知らせることを目的としたテンプレートです。
- 加筆後: (2025-06-09 13:14:18 (UTC)の版)
このテンプレートはWikipedia:リダイレクト#よくある誤った表記に基づく「リダイレクト方式」による誤表記ページ名が作成されている場合に、正しい表記のリダイレクト先(転送先)ページの冒頭で、リダイレクト元のページ名が「よくある誤った表記(誤表記)」であることを知らせるためのテンプレートです。使用する際には、Wikipedia:リダイレクト#よくある誤った表記を参照してください。当テンプレートは記事冒頭で用いるWikipedia:ハットノート(頭注)に分類されます。
冒頭部以外にも改稿した説明文に誤りや、あるいはよりわかりやすい、より適切な、より誤解の少ない表現などがありましたら修正あるいはご教示をよろしくお願いいたします。(内容が正確であることを心がけて加筆したのですが、冗長でわかりにくくなったのではないかと恐れています。) --Yumoriy(会話) 2025年6月10日 (火) 09:23 (UTC)
誤表記ページ名のソートキーはどうあるべきか
編集「Category:誤表記」ページに排列されている、ガイドライン〈Wikipedia:リダイレクト#よくある誤った表記〉にもとづいて作成された「誤った表記のページ名を持つページ」(誤表記リダイレクトページ、{{もしかして}}ページ)には、デフォルトソート(あるいはカテゴリのソートキー)を付与すべきなのでしょうか? また誤表記ページは「Wikipedia:索引」に掲載すべきなのでしょうか?
- ソートキーを付与すべきであるなら、誤表記ページのデフォルトソートには当該の「誤表記ページ名そのものの読み」か、誘導先の「正しい表記のページ名の読み」か、そのいずれを当てるべきなのでしょうか?
- もしも「誤表記ページ名そのものの読み」をソートキーとして与えるべきだとすれば、(そもそも誤表記であって実在しない名称なので当然なのですが)誤った表記の読み方が一つに特定できない場合、デフォルトソートはどのように設定すべきでしょうか?
- 逆に、誘導先となるページの「正しい表記(であった場合)の読み」をソートキーとして与えるべきだとすれば、{{もしかして}}ページが複数のページへの誘導ページとなっている場合、デフォルトソートにはそのうちのどの誘導先の読みを選ぶべきでしょうか? (あるいは、1つのページに複数のソートキーを設定することができるのでしょうか?)
- あるいはデフォルトソートを用いず、誤表記ページには [[Category:誤表記|xxxx]] といったかたちで、カテゴリのソートキーだけを与えるべきでしょうか? (その場合には、テンプレート{{もしかして}}利用時に自動付与されるCategory:誤表記に、ソートキーを指定する方法はあるのでしょうか?)
- また、ソートキーは付与すべきでないとした場合、誤表記ページは、Wikipedia:索引のどの位置に登録すべきでしょうか? あるいは索引には登録すべきでない、のでしょうか?({{もしかして}}ページには、当該誤表記ページへのリンク元を発見したら正しい表記のページ名にリンクを修正するよう編集者へ依頼する文章が表示されています(参照: Template:もしかしてbox)。表示に従うなら、Wikipedia:索引への誤表記ページのリンク掲載も否定されているように見えます。)
以上、いくつか思いついた疑問を記してみました。2025年(令和7年)6月現在、誤表記ページのソートキーは、あったりなかったり、誤表記ページ名そのものの読みが与えられていたり、誘導先ページ名の読み(当該の誤表記ページの読みではない読み)が与えられていたり、{{DEFAULTSORT:ソートキー}} のかたちで指定されたり、[[Category:誤表記|ソートキー]] として指定されたり、ページごとにばらばらになってしまっています。どのように考えるのが妥当か、知りたいです。ご意見をお聞かせください。--Yumoriy(会話) 2025年6月15日 (日) 14:26 (UTC) / 補筆--Yumoriy(会話) 2025年6月16日 (月) 06:13 (UTC)
(参考資料20250617)参考資料として2025年6月現在、誤表記ページ名を持つページに与えられているソートキーの例をいくつか挙げてみます。
- たとえば、誤表記リダイレクト「戒光祥出版」(正しくは「戎光祥出版」)には {{DEFAULTSORT:えひすこうしようしゆつはん}} が、(2) もしかしてページ「芽原ますみ」(正しくは「茅原ますみ」)には {{DEFAULTSORT:ちはら ますみ}} が、与えられています。 (1)の1文字目「wikt:戒(カイ、いましめ)」を「えびす」と訓ずるのは無理ですし、同じく(2)も「wikt:芽(め)」を「ち」と読むことはありません。これらは当該の誤表記ページ名の読みではなく、誘導先の「正しい表記」の読みが、誤表記ページのソートキーとして与えられている例です。“実際のページ名(誤表記文字列)の読み”ではない読みが、そのページのデフォルトソートに設定されていることになります。
- また逆に、(3) 誤表記リダイレクト「ウルトラマンセブン」(正しくは「ウルトラセブン」)には [[Category:誤表記|うるとらまんせふん]] が、(4) もしかしてページ「文化人名簿」(正しくは「文化人名録」)には {{DEFAULTSORT:ふんかしんめいほ}} が、与えられています。 これらは((1)(2)の場合のように正しい表記の読みではなく)当該の“誤った表記のページ名の読み”に素直に従ったソートキーが設定された例となっています。
- 一方で、(5) 誤表記リダイレクト「ジェラシックパーク」(正しくは「ジュラシック・パーク」)や、(6) もしかしてページ「水辺の学校」(正しくは「水辺の楽校」)には、デフォルトソートもカテゴリのソートキーも付与されていません。
なお、誤表記ページがカテゴライズされる「Category:誤表記」ページでの排列(並び順)は、ソートキーが設定されているものはそれに従い、設定されていないものはUnicode文字列のコード番号順となっています(cf. Help:カテゴリ#項目のソート)。--Yumoriy(会話) 2025年6月17日 (火) 15:51 (UTC)
- Category:誤表記にこれまで関わった多くの人々が気づいていながら棚上げにしてきた問題かもしれません。現行のソートも個々の利用者が勝手に行ってきたもので、それが必ずしも全て間違っているとは思いませんが、バラバラの現状を基準とすることは難しいかもしれません。しかし何かしらの基準に統一されることが好ましいでしょう。
- ソートの基準を整えることでどのようなメリットがあるかを考えますと、それはCategory:誤表記から読者が誤表記の調査をしやすくなるという点であるのではないでしょうか。だとするならばソートは「誤表記を見てカテゴリを探す人は普通どのような読み方でカテゴリを探すことが多いのか?」という基準を基本線とすることが個人的には自然であるように思いました。例えばウルトラセブンが正しい表記であったとしてもウルトラマンセブンの文字列を見た人は「うるとらまんせぶん」と読むことが普通であり、わざわざ「まん」を省いて読む人はあまりいないでしょう。しかし「鳥取」の誤表記としてよくあるとされている「取鳥」[1]の文字を見て「とりとっ」と読みカテゴリを探す人はあまりいないでしょう。「とっとりけん」という地名を知っていれば普通は「とっとり」と読むものではないでしょうか。結果として誘導先の読み方も誤表記の読み方もどちらもソートに採用される可能性がある基準とはなってしまいますが。しかし誤表記と言っても個々に千差万別の事情がありますから、誤表記の読み?正しい表記の読み?などと二者択一で統一することは困難であるように個人的には感じました。なお索引は不要であるように思います。--Henares(会話) 2025年6月17日 (火) 23:47 (UTC)
- コメントありがとうございます! 誤った表記の性質は千差万別であり「誤表記の読み?正しい表記の読み?などと二者択一で統一することは困難」だが「しかし何かしらの基準に統一されることが好ましい」とのご意見、私もCategory:誤表記のリストを眺めながら似た場所にたどりついている印象です。以下、現時点での感想を記してみます。
- 誤表記ページにソートキーを与える意義(メリット)は「Category:誤表記」ページの使い勝手にあるとのご指摘、了解できます。利用する読者・編集者にとって、「Category:誤表記」ページがどのように排列されていると利便性が高いか、役に立つか? を考えていくのが、すじみちとして良さそうです。誤表記ページ名のソートキーは、そのページ名文字列の読みを示すのではなく、あくまでも「Category:誤表記」の利便性を目的に付与される仮のものだ、と考えると思考の見通しがよくなるように思います。(私自身は今のところ、“誘導先のページ名の読み”をソートキーの第一原則としておくのがCategory:誤表記ページでの検索性
がを高めるように感じています。) - 索引への登載は不要について。私も誤表記ページは事典の“見出し項目”とは異なる性質を備えており、ウィキペディア日本語版の索引に掲載するのは望ましくない、という考えに傾きつつあります(一般のリダイレクトページ名はあくまでも事典の解説対象を指し示す“空(から) 見出し”ですが、誤表記ページ名が指し示すのは実際には存在しないものであり、百科事典が解説対象とする事項ではないはずです)。また、もしも索引に掲載する必要があるとすれば、誤表記ページへのソートキーの原則を明確に統一しておく必要が出てくるように感じます(そしてそれは難しいのではないか…と感じます)。
ただ、Wikipedia:索引ページの冒頭には 『Wikipedia:索引では原則的に全ての「記事」を扱います。加えて、Help:記事とは何かにおいて「記事名前空間にあるが、記事に含まれないページ」とされている、「曖昧さ回避のためのページ」や「リダイレクトに使われるページ」も掲載対象とします。』 と掲げられていますので、誤表記リダイレクトおよび{{もしかして}}ページはその例外であることを明確にしておく必要がある、と考えます。--Yumoriy(会話) 2025年6月21日 (土) 17:07 (UTC)
- Category:誤表記の記事と、Template:もしかして記事は、索引の掲載対象外にすべきと考えます。既に挙げられている通り、その記事の「読み」が(たとえ推定であっても)確定できず、索引に馴染まないものと考えるためです。それに百科事典の索引を考えた際、索引にわざわざ誤記を入れ込むのはかえって利便性を損なうものと考えます。一律に掲載対象外とすることで、少なくとも索引に関してはソートキー基準の問題を回避することもできます。Wikipedia:索引の冒頭部でこの2種を例外と明記することも問題なく、むしろ明記すべきと考えます。--Suz-b(会話) 2025年6月25日 (水) 16:01 (UTC)
- 〈Category:誤表記〉にカテゴライズされる誤表記ページ名は索引に掲載する必要がなく、Wikipedia:索引の掲載対象外であることを明記するのがよい とのご意見、ありがとうございます! 項目を読みの五十音順で排列しているWikipedia:索引の性質上、「読み」を確定できないページ名は馴染まないとのご判断(誤表記ページ名は掲載する索引上の位置の準則を定められない)、私も同感です。
一方で、「百科事典の索引を考えた際、索引にわざわざ誤記を入れ込むのはかえって利便性を損なう」、すなわち誤った表記を掲載することがなぜ索引の利便性低下を導くのか? は、もう一声説明が欲しい気がいたします。実在しない表記(誤表記)が百科事典の索引に並ぶことで、その表記が正しいものであるかのように利用者を誤解させうる、ということでしょうか。あるいは、誤表記ページ名は索引上の掲載位置を一貫させることができず(掲載位置が主観的になってしまい)、利用者が索引を閲覧していく上でノイズになる(検索の利便性を低下させる)、ということでしょうか。--Yumoriy(会話) 2025年6月30日 (月) 04:05 (UTC)- コメント 「誤った表記を掲載することがなぜ索引の利便性低下を導く」というのは、索引の解説にもあるように、索引の項目は「読者にとって本当に必要な項目」で、「書籍の主旨を理解」し、「いたずらに索引項目を増やすことはかえって利便性を損ないかねない」ことに留意する必要があります。誤表記を索引に掲載することは読者にとって有益な行為であるとは思われません。誤記というのは際限なく発生し得るもので、この手の誤表記や「もしかして」は如何様にも増やすことができます。しかも「これも紛らわしい/誤記されるかもしれないな」と考える"親切な方"によって増やされることが考えられます。それらを余すことなく記載することは、かえって索引の検索性を下げることになると考えます。私は個人的にSuz-bの索引編集方針というのを立てており、今回の誤記に関しては記載していませんが、#リダイレクトにて"表記揺れを意図した類似のリダイレクトが多数存在する場合は、全てでなく代表的なもののみを任意で掲載することも可能"ということにしています。詳細は記憶にないのですが、以前実在する何らかの項目(確か人名でした)で「ベ、ヴェ、ヴエ、ウェ、ウエ」など近接音(複数回出現の場合は全て)、「長音の有無、シー/シイ/シィなどの揺れ」「・、=、スペースなど区切りの有無や相違」といった細かなバージョン違いで同一項目に対するリダイレクトが多数作成されている例があり、これらを全て索引に記載することは読者のためにならないと考え、このような方針を追加したことがあります。誤表記もこの扱いに準じた考え方です。例えばルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンは記事名で、これに対応するリダイレクトは表記揺れを含め多数存在します。そのうちのひとつにヴェートーヴェンというのがあり、元の綴りBeethovenを考えれば誤表記でしょう。しかし誤記とはいえそれなりに用例が確認できます。が、このような例を索引に含めていってはきりがありません。誤表記は正しい用例がないわけで、そのような表記を索引に入れ込むことはメリットよりもデメリットが大き過ぎると考えます。既存の紙の百科事典を考えても、参照項目はあれど、誤表記で項目が立てられるという事象は存在しません。また、Yumoriyさんが挙げられた「実在性を想起」「排列の不定」も当然理由のひとつになります。 --Suz-b(会話) 2025年7月1日 (火) 19:27 (UTC)
- 〈Category:誤表記〉にカテゴライズされる誤表記ページ名は索引に掲載する必要がなく、Wikipedia:索引の掲載対象外であることを明記するのがよい とのご意見、ありがとうございます! 項目を読みの五十音順で排列しているWikipedia:索引の性質上、「読み」を確定できないページ名は馴染まないとのご判断(誤表記ページ名は掲載する索引上の位置の準則を定められない)、私も同感です。
- コメント コメントが遅くなってしまったことを申し訳なく思います。索引に関しては大筋でSuz-bさんのご意見に賛同します。世の中には様々な索引がありますから全てが同じではないでしょうが、例えば『日本大百科全書 25 索引』冒頭の「凡例」や『世界大百科事典 31 索引』冒頭の「索引について」を確認してみました。いずれも誤表記に関して何らの説明もしておらず、誤表記を索引に収録することを予定してはいないことは明白であるように思います。もちろんこれら百科事典は索引だけで分厚い書籍になるほど膨大な情報量でありますからすべてを読破したわけではありませんが、個人的には誤表記を収録した索引は見たことがないのです(索引作成者の過失による誤表記を疑うような索引語ならば見たことはありますが、これは此度の検討対象ではないでしょう)。もしも世間の一般的な作り方の索引に誤表記が含まれていないとするならばウィキペディアの読者もウィキペディアの索引に誤表記が含まれていないものという前提で調べようとすることが通常であり、そうした大半の読者が期待するであろう「誤表記が含まれていない索引」と異なるものを提供してしまってはやはり読者の利便性を損なうように思います。もしも誤表記を索引に含まなければWikipedia:索引やHelp:記事とは何かの記載と矛盾してしまうところがあるならば、これらの文書に「索引には誤表記を含めるべきではない」という点を明記しておいたほうが良いかもしれません。これらはいずれもWikipedia:リダイレクト#よくある誤った表記の改訂前に作成されたもので、{{もしかして}}や{{誤表記リダイレクト}}といったものを想定して書かれていないものであるように思います。--Henares(会話) 2025年7月4日 (金) 08:19 (UTC)
- なぜ誤表記ページ名の掲載が索引の利便性低下を導くのか? について、補説コメントありがとうございます! “索引”の本義、「索引とは何か」という本質に立ち返ってのSuz-bさんの検討、なるほどと思いました。 誤表記の発生・あるいは誤表記の多様性は際限のない事象だから、それらをすべて収録していったら索引はパンクしてしまい、索引が索引としての機能(=利用者が必要としている情報に効率的にたどりつく)を発揮できなくなる、すなわち利便性が低下する、「メリットよりもデメリットが大き過ぎる」とのご指摘、納得できます。「表記揺れ」の一類型として「誤表記ページ名」を考えてみる という観点自体が私に欠落していたもので、刺激的でした。(“ヴェートーヴェン”を始めとするルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのあらゆる表記揺れを索引に収録するのか? それは索引の機能にとってプラスなのか? という具体的な問題提起も興味深いものです。おっしゃるとおり、それは“索引”としての「Wikipedia:索引」にとって好ましくない事態 のように私は感じます。)
- 実地に紙の百科事典の索引巻(小学館『日本大百科全書(ニッポニカ)』、平凡社『世界大百科事典』)を検証くださったHenaresさんのコメントもありがとうございます。実在する百科事典索引の状態から類推するなら、ウィキペディアの利用者もWikipedia:索引に「誤表記が含まれていない索引」を想定しているはずだ、との認識は正しいと感じます。また、ページ「Wikipedia:索引」や「Help:記事とは何か」の記述はCategory:誤表記に分類されるページ群(={{もしかして}}や{{誤表記リダイレクト}}にかかわるページ名)の存在を想定していない時期に作成されたもの(であり矛盾が生じるならば改訂すべきだ)、との認識も妥当と思われました。
- お二方のご意見を伺って、「Wikipedia:索引」には〈Category:誤表記〉に分類されるページ名を掲載すべきでない、という主張に私(Yumoriy)も同意し、またその旨を「Wikipedia:索引」に明文で案内しておくべきだ、と考えます。(できれば「索引に掲載するほうがよい」と考える方のご意見も出ると、比較検討できて嬉しいですね。)
- (メモ) なお、Suz-bさんご紹介の「利用者:Suz-b#Suz-bの索引編集方針」も非常に勉強になりました。そちらを拝読してみて、「Wikipedia:索引」ページ掲載の「#凡例」は「利用者に向けて」の記述と「編集者に向けて」の記述が混在している点が本質的に誤っている、と感じました。その点、「Suz-bの索引編集方針」は明確に「編集者に向けて」の索引作成マニュアルとして記述されています。一方で、紙の百科事典の凡例は明確に「利用者に向けて」の記述として統一されているはずですし、そうでなければ“凡例”とは呼ばれないはずです(この点、実在する索引の凡例記述を検証くださったHenaresさんには諒解いただけるのではないかと思います)。「Wikipedia:索引」はそうした「#凡例」記述の混乱によって、Wikipedia:索引とは何か? Wikipedia:索引は何のためにあるのか? という理念や目的が不明瞭となり、“ウィキペディア日本語版上のあらゆるページを網羅する場”と考えてしまう誤認を生んでいる(私はいつの間にかなんとなく、「Wikipedia:索引」をそういうページだと思ってしまっていました)ように思いました。--Yumoriy(会話) 2025年7月7日 (月) 14:47 (UTC) / 加筆--Yumoriy(会話) 2025年7月8日 (火) 04:08 (UTC)
- (索引表示テスト)Suz-bさんが誤表記ページ名の索引掲載は「実在性を想起」させてしまうためおこなうべきでない、と整理くださった点(7月1日 19:27 (UTC)付)について補記してみます。
- 上で参考資料(#参考資料20250617)に挙げた誤表記ページ名事例の(1)から(6)を、仮に索引掲載する場合を考えてみます。すると、それぞれのページに現在付与されているソートキーに従うなら、〈Wikipedia:索引〉に次のように登載することになろうかと思います(ソートキーの五十音順。ただし「水辺の学校」には現在ソートキーは付与されていない)。
- 実際にこうやって画面表示させてみると、この中に「間違った表記が混ざっている」と受け取る利用者はいないだろうと感じますし(そう解釈する機会があるとしたら、これがクイズの出題だった場合くらいでしょうか?)、項目の右側にリダイレクトとして掲載された「水辺の学校」が誤記であるとか、「戒光祥出版」や「芽原ますみ」がじつは「(えびすこうしょうしゅっぱん)」とも「(ちはらますみ)」とも読むことができない「“よくある誤った表記”であり、実社会では用いられない表記である」 と理解する利用者はゼロに近い、と感じます。こうした表記も存在する と誤解してしまう(=「実在性を想起」する)利用者が大半、と予測できるのではないでしょうか。 だとすると、これはやはり索引に誤表記ページ名は掲載しないほうがよい、という結論に至るように思います。
(誤表記ページ名については、それが誤表記だとわかる註記を添えることもできそうですが、おそらく非常に鬱陶しい、索引の利便性を損なう状態になると想像されます。) --Yumoriy(会話) 2025年7月8日 (火) 13:58 (UTC) - 上掲の#索引表示テスト例は、Suz-bさんが2025年7月1日 19:27 (UTC)付コメントで提示された、“誤表記ページ名は(原理的には)際限なく作成できるもので、それらすべてを索引掲載すれば索引の検索性が低下する” とのご指摘についても、説得力を提供しているように思います。 誤表記リダイレクト「ウルトラマンセブン」「ジェラシックパーク」「文化人名簿」については索引上でそれぞれ1行分が無用に増加すると言えますし、「戒光祥出版」「芽原ますみ」「水辺の学校」については、それまで存在しなかった不要な情報({{もしかして}}ページ名)が索引に追加されたことで必要な情報が埋没してしまう、と言えるように感じます。いかがでしょうか。--Yumoriy(会話) 2025年7月13日 (日) 05:29 (UTC)
- 実際にこうやって画面表示させてみると、この中に「間違った表記が混ざっている」と受け取る利用者はいないだろうと感じますし(そう解釈する機会があるとしたら、これがクイズの出題だった場合くらいでしょうか?)、項目の右側にリダイレクトとして掲載された「水辺の学校」が誤記であるとか、「戒光祥出版」や「芽原ますみ」がじつは「(えびすこうしょうしゅっぱん)」とも「(ちはらますみ)」とも読むことができない「“よくある誤った表記”であり、実社会では用いられない表記である」 と理解する利用者はゼロに近い、と感じます。こうした表記も存在する と誤解してしまう(=「実在性を想起」する)利用者が大半、と予測できるのではないでしょうか。 だとすると、これはやはり索引に誤表記ページ名は掲載しないほうがよい、という結論に至るように思います。
- 情報 「Wikipedia‐ノート:索引」の過去ログを遡っていたところ、Wikipedia:索引と“誤表記リダイレクトページ”その他との関係について言及する先行議論として2007年3月提起《Wikipedia‐ノート:索引/過去ログ2008-11-24#リダイレクトの扱いについて》がありました。情報提供しておきます。--Yumoriy(会話) 2025年8月24日 (日) 15:08 (UTC)
中間総括:ソートキー原則は未定
編集(中間総括)ここまでの議論で、誤表記ページは「Wikipedia:索引」に掲載すべきでない(掲載されていた場合は除去すべきである)という点について、合意が形成されたと私は考えています。誤表記ページのソートキーの取り扱いについては、どう考えるのが合理的なのか、まだはっきりしません。--Yumoriy(会話) 2025年8月16日 (土) 15:24 (UTC)
- コメント ソートキーについては、対象もケースや所属カテゴリもまちまちなので、付ける付けない、何を付ける、といった基準は特に定めず、項目作成者や編集者の裁量に任せることでよいのではないでしょうか。バラバラにならざるを得ない事情があるからバラバラになっているのであり、それを無理に統一する必要はない、と考えます。どうしても方針を明文化する必要があるのなら「個別の事情に応じ必要であれば適宜付与する」で十分と思います。編集合戦が起こるようなら都度対処でよいかと。--Suz-b(会話) 2025年8月20日 (水) 14:53 (UTC)